プレイ時間:30分 | プレイ人数:2-5人 | 対象年齢:10歳以上 |
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作品概要 | 内容物 | 改訂版ルール | 動画 |
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御仏に帰依して衆生済度を果たすため、即身仏(ミイラ)になりましょう!
真言密教に伝わる究極の荒行を行い、食事を断ち、体内を清め、読経と瞑想を行いながら、生きたまま自分をミイラにし、永遠の肉体を得るのです。
滅びない肉体を獲得した即身仏は、56億7千万年後の弥勒菩薩の到来とともに、多くの人々を救済することになるでしょう!
グループSNE公募ゲームコンテスト第四回入選作。プレイヤーは修行僧となり、3つのフェイズを経てて誰よりも多くの菩薩点(勝利点)を集め、よりよい即身仏になることを目指します。
プレイヤーはフェイズ毎の目標を達成するために、手番にカードをプレイします。
■五穀集めフェイズ:手札に五穀カード(※)5種すべてを集めること。
■五穀断ちフェイズ:手札から五穀カードをすべてを捨てること。
■土中フェイズ :手札すべてのカードを捨てること。
※五穀カード:いわゆる五穀と呼ばれる、米、麦、粟(あわ)、大豆、黍(きび)の5種類を表したカード。
ちなみに、五穀断ちというのは、これらすべてを摂取しないという荒行の一つ。
フェイズ毎に持てる手札の上限や得点方法などのルールは異なっており、それらは即身仏になる過程とリンクしています。荒行を達成するために、読経をしたり時には苦い漆茶を飲むこともあるでしょう。究極の荒行を完遂するには、我々の想像を絶する苦難を乗り越える必要があります。
なお、常人には耐え難い修行の過程(フェイズ毎のルール)はサマリーカードとして別途用意。フェイズ毎に迷うことなく修行に邁進できます。
各プレイヤーの目的達成状況によって、どのフェイズをプレイしているかは異なります。誰か一人が土中フェイズの目標を達成したら、即ゲームは終了します。最後に「菩薩点の計算」を行い、最も多くの菩薩点を獲得したプレイヤーが勝者となって、衆生を救います。
「即身仏になろう! 第二版」では一部ルールを改訂し、より遊びやすくなりました。
ルールの変更点は以下の2点です。
こちらを適応させれば、初版をお持ちの方も第二版と同じルールでプレイしていただけます。
同じカードをセットで捨てる際は2枚ではなく何枚でも捨てることができるようになりました。
【読経】3枚や【水】4枚というふうにカードを捨てることができ、なるべく均等になるようにそれらのカードを捨て札置き場に置かなければなりません。【読経】で他のカードを捨てる際は捨てられるカードは通常通り計2枚となります。
「土中フェイズ」で手札を「【鐘】カード4枚のみ」にしたプレイヤーは5点の【菩薩点】カードを1枚得て、ただちにゲームを終了させることができます。
(初版では3点だったのが5点に変更されました)
※初版には「5点」の菩薩点カードは入っておりませんので、何か別のもので代用してください。