場所コード:古代遺跡【3】
◇惑星探査機の射出装置
遺跡がある切り立った岩壁に、惑星探査船に搭載される探査ポッドの射出装置が残されている。
超長距離航行で未調査の星々を回る惑星探査船は、全身に探査ポッドを搭載したトウモロコシのような奇妙な外見を持つ。大気圏突破能力を持たない探査船から打ち出された無数の小型ポッドは惑星に降下してその星の大気や重力、気候等のデータを集め、積載可能な範囲のめぼしいものを回収し、射出装置で打ち上げられて探査船に帰艦する。
こうして探査船の持ち帰ったデータをもとにテラフォーミングの可否を判断するのが、惑星開拓の初手である。
この惑星E516に探査船が訪れたのは半世紀前。その時の調査で、惑星改造可能な星であることと、古代文明の遺跡が残されていることが報告されている。
また、この時帰艦したポッドが、遺跡からいくつか古代文明の遺物らしき小物を持ち帰ったと記録にある。
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