P66-71『マイクロファンタジー 鬼顔街悪魔対策班』
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あなたが白身魚のフライをさしだすと、猫は「食べていいのかい？」というふうに、あなたの表情を伺った。うなずくと、実に美味しそうにぱくぱくと食べた。
「やれやれ、僕だからいいけど、本当の猫にはあげちゃダメだよ」
魔法で変身した魔術師だってわかってたからだよね？ と念を押した後、お礼にと、2つの護符のどちらかをあげようという。どちらも高価な品である。どうやら、あなたが悪魔対策班なのはお見通しのようだ。しゃべり方から考えても、正体は、高名な魔術師なのかもしれない。
選んだほうをメモして、
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