GMウォーロック10号掲載の「不揃いなゴブリンたち ウラギルとネガエル」の追加ルールです。
まずは基本ルールで遊んでから、ぜひ追加ルールをお楽しみください。
基本ルールではダイスの初期配置は固定です。そこで、プレイヤーがゲームをしながら初期配置を行うことにより、別の展開が広がります。それぞれ６個ずつダイスを手元に置き、奇数陣営なら1と3と5の出目のダイスを２個ずつ、偶数陣営なら2と4と6の出目のダイスを２個ずつ、準備します。
奇数陣営が先攻になり、手元の1のダイスの出目を変えずに、プレイシートの好きなマスに置きます。次に偶数陣営が手元の2のダイスを出目を変えずに、プレイシートの好きなマスに置きます。
こうして、次に奇数陣営が3を、偶数陣営が4を、奇数陣営が5を、偶数陣営が6を、元に戻って奇数陣営が1を……と同様にプレイしていきます。
この時、イラストが描かれたマスにダイスを置いたら、「恨み点」を獲得します。しかし初期配置の間は「恨み点」を使うことはできません。
初期配置の間に終了条件を満たし、勝敗が決まる場合がありますので、気をつけて配置してください。
初期配置が終わったら、ゲームの手順のとおり進めましょう。ただし、初期配置が終わるまでは手番マーカーは動かしません。
このルールで遊ぶには、同じ色の六面体ダイスを2種類、各6個ずつ準備する必要があります。
基本ルールと同様にゲームの準備をおこないます。ただし、初期配置の際、奇数、偶数の出目に対応してついて、同じ色のダイスを配置するようにします（たとえば、奇数陣営は赤いダイスでそえろ、偶数陣営は青いダイスでそろえる、などです）。プレイシートに自分の色を書くなどして、わかるようにしましょう。
準備を終えたら、基本ルールと同じようにゲームをプレイします。この時、勝利条件に以下が追加されます。
（4）縦、横、斜めのどこか１列４つのマスすべてを自分の色のダイスだけにする。
（5）イラストの描かれた４つのマスすべてを自分の色のダイスだけにする。
先のたとえであれば、奇数陣営は赤、偶数陣営は青が自分の色になります。
自分の色のダイスが相手陣営の出目になる場合もあります。
前述のオプション・ルール「戦の前の静けさ」とあわせて遊ぶことも可能です。