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【07月31日 安道やすみち】 |
どうも、ご紹介に預かりました、SNEの○○○○○○ンこと安道やすみちでございます。ひーん(泣)。
もう、どうやっても逃げようがなくなったので、諦めましたよ!
でも、悪あがきしているので、○に入る一言目はマじゃなくてアだと思います!
で、話が分からない方も多いと思われるので、まず事の発端をば……
それは我らがボス、安田均が神戸芸術工科大学で教鞭を取っておられた所から始まります。
そこでTRPGを体験しようと言う授業が行なわれ、僕も手伝いに行きました。GMとして1卓預かったのです。
そして感想文の中にこうあったわけです。
「うちのGMが若干、嵐のマツ〇ュンに似ていて……」
後日、その感想を読んだ人が「一体このGMはだれだ?」と言う話を始めまして。で、結局、僕という結論になったわけです。
それ以来、こうやってネタを振られるようになったわけですが……もうね、女性陣(特に藤澤さん)の視線が痛くて痛くて! 勘弁してください!
今現在、自分で自分の墓を掘る気分でエッセイを書いておりますよ(泣)。
もう、墓穴を掘るなら棺おけまで用意してやる!
ということで……実は、マ〇ジュンに似ていると言われたのはこれが初めてではありません(この感想文が本当に僕のことを指していたのかは謎ですが!)。
誰に言われたかというと、実に意外な人物。
それは……
家族。
……しかも父、母、姉、そしておばーちゃんまで!
どんだけ家族バカだよ!
と突っ込んだら「もちろん、向こうの方が数倍いい男だ」と念をおされました。
分かってますから! むしろそう思われない方が困りますから!
家族によれば、目元から上が似ているそうですが……なんていうか……
しばらく会ってないから、思い出と共に美化されてるんじゃないかと心配です(汗)。
下手すると次ぎに帰った時「あんた誰?」とか言われそうな予感。
たまには帰らないとなぁ……
とりあえず、ホントに似てるなら、もっといい青春送ってたよな。
と、しみじみ思う安道でした。
そう、嵐と言えばこの数ヶ月、『シルバーレインRPGルールブック』の制作でホントに嵐のようでした。おかげさまでなんとか発売でき、皆さんの元にお届けできました。
楽しんでいただけていたら幸いです!
JGCの頃にもサプリメントをお届けできるかと!
この作業も嵐のようでしたが……(汗)
と言っても大変だったのは僕だけじゃなく、さまざまな新作やサプリメントでSNE全体が嵐のようでした。
この嵐は簡単には過ぎ去りそうにありませんが……その分だけユーザーの皆さんをワクワクさせ続けるでしょう!
今後のグループSNEにご期待ください!!
と、それっぽいオチをつけて見ました(びくびく)。 |
【07月23日 諸星崇】 |
この間飲んだ「たこ焼きラムネ」は非常にまずかったです。
諸星です。こんにちは。
エッセイではお久しぶりになります。いやあ、調子に乗って書きまくっていたら「お前のはもうええから、しばらくおとなしくしとけ」と言われてしまいまして(笑)。
というわけで、実に半年ぶりでございます。よろしければおつき合いください。
さて。
私は、自分で言うのもなんですが、苗字が特徴的です。今のところ、親族以外で同じ苗字の人にお会いしたことはありませんし、近所に住んでいたということもありません。私が育った街は、何万人かの市だったわけですが、電話帳で「諸星」は自分の家だけでした。
ところが、私の苗字はやけに有名です。今はそうでもありませんが、昔は目立つからか、テレビに出る人の名前によく使われたのです。
なので、初対面の人に名乗ると、たいてい次のどれかが挙がります。「ウルトラセブン(モロボシ・ダン)」か、「うる星やつら(諸星あたる)」か、「光GENJI(諸星和己)」です。ちなみに挙がった名前でだいたいの年代がわかるので、ちょっと楽しかったりします。
私自身が直撃を受けたのは、3番目の諸星和己さんです。小学生の頃、ちょうど全盛期でものすごいことになっていました。私は芸能人に関してはかなり疎いほうですし、しかも小学生でよくわかっていなかったにもかかわらず、光GENJIの人気ぶりはよく記憶しています。現在のジャニーズのアイドルの人気についてはわざわざ言うまでもありませんが、彼らがその大きな礎になったことは間違いないでしょう。ローラースケートとか、社会現象にもなっていましたし。
当然、諸星なんて苗字はご近所にうちしかないわけで、学校ではいろいろ言われました。そんなある日、家の電話が鳴りました。
出てみると、一言。
「和己くんいますか!?」
すみません、いません。
まだ携帯など、影も形もない時代です。おそらく、電話帳を見て「諸星」という家に片っ端から電話をしたのでしょう。しかも、家の電話で。
ジャニーズのアイドルが電話帳に番号を載せてたり、岐阜の山奥にいることはないと思うのですが、そんなものは熱意で打ち破るのでしょうね。
そのあたりの心理は、私の前にエッセイを書かれたこの方が解説してくださってますので、こちらをどうぞ(笑)。
ちなみに「ダンさんいますか!?」「あたるくんいますか!?」という電話は一度もありませんでした。残念。
とはいえ、苗字が同じだけで、外見が似ても似つかないのでは何もありません。
芸能人と同じ苗字の人の気持ちはわかりますが、芸能人に似てる人の気持ちはどうなんでしょうね?
というわけで、「嵐」ではありませんが、その兄貴分と同じ苗字の諸星がお送りしました。
7月のとりを務めますは「SNEのマ○ジュン」こと、この方です! |
【07月14日 藤澤さなえ】 |
なんとなく。
なんとなくなんですが、ネタを振られたような気がするので、素直に書こうと思います。
今回のテーマから何かいいものが連想できないかと考え、「ほら、御剣家のお兄ちゃんの名前がそうじゃない!」と思いついたものの、残念ながらわたしにはそれ以上に熱く語れてしまうものがあって、自分をごまかしてデモンパリプについてツラツラ書くのもどうかなーっと思ってしまったのですよ。あぁ、なんという言い訳。
いえ、『剣神』シリーズについて語ることがないと言ってるわけではありませんよ? 田中天さんのロールプレイには大変刺激を受けましたし、その他の大変ゴージャスなメンバーも気さくで、毎回楽しくて、みんなと会うのが楽しみで、でもそのセッションも終わっちゃって、来月には最終巻の発売か〜……と思うと、いろんな思い出が甦って胸があつくなりますもん。でも……すいません、今日は別のことを語ります。
先日、コンサートに行ってきました……。
芸能人といえばキャワユイ女の子にしか興味がなかったわたしですが、何につまづいたのかアイドルにすっぽりハマってしまったのです。
最初は出演するテレビ番組を録画する程度でしたが、その内どうしても我慢できず、CDや雑誌を買いだしました。小倉優子のためなら青年誌だろうと平気で立ち読みしていたわたしですが、アイドル誌に手を伸ばすのは初めてで大変勇気がいりましたね。25歳にして初めて買いましたよ、ただごとではありません(笑)。
ところがそれに慣れてしまうのにも大して時間はかからず、そうなるとグラビアだけでは満足できなくなってしまい、過去に出演したドラマや番組のDVDを集め始めるようになりました。そんな中、うっかり買ってしまったのがコンサートDVD。そこに収録された自分の知らない熱狂的な世界に衝撃を受け、感動し、5回くらいリピートした頃に「あーっ、行ってみたい!」とリアルに叫びました。
そうとなればファンクラブに入るしかありません。現在人気アカマル急上昇中の彼らです、チケット取りが容易でないことくらいわかりきっていましたから。事実、ファンクラブにまで入ったのに、ついに決まった夏ツアーの大阪公演チケットはハズレ。自力で入手できたのは、半分ネタで申し込んだ福岡公演チケットだけでした。こうなれば福岡まで行くしかない!
人生初の九州入りがコンサートのためになるなんて、1年前の自分には想像もできないことでしたね。妙に気合の入ったメイクをして、巨大うちわもすっぽり入るサイズのかばんをさげて、新幹線に揺られて行きましたよ、福岡まで。降り立った駅には、平気でコンサートグッズを見せて歩いている娘さん方がいっぱいなことに驚き、「ああはならないぞっ」と思いつつ会場へ。
けれども、そこで見た夢のようなエンターテイメントショーに感動し、大盛り上がりで一緒になって踊り、歌って、アンコールで声をからして会場から出てきた時には、わたしも外でうちわを扇いでいましたよ。ええ、あの写真入りのうちわをです。
福岡では興奮していて何も思わなかったけれど、今となっては恥ずかしい! あの時の自分は一体どうしていたんだろう? でも、とにかくとにかく楽しかった! 福岡までいったかいがあった! 彼らを肉眼で見て、生歌を聴いて、面白いトークが聞けて大満足ダー!
その興奮が今でも冷めず、先輩後輩かかわらず事務所で見かける人みんなに「コンサート、サイコーでした★」と喋りまくってたからでしょうね、わたしがエッセイ担当の月にこんなテーマが回ってきたのは(笑)。おかしいな、わたしは熱しやすくて冷めやすいタイプなのに、この持続力はなんだろう?
どんどん軽くなっていってるお財布のためにも、無理やりオススメDVDを見せられている先輩後輩のためにも、それこそ嵐のようにさっさと去ってくれると助かりますね、このマイブーム。 |
【07月10日 友野詳】 |
きーらぁめぇーく、いなーづ(以下略)。
何を言いたかったのは察してください。
久しぶりのエッセイで、まだ調子が出ておりません、友野詳です、まいどどうも。
今月のお題は「嵐」ということで。
だから冒頭の一節なわけです。わかる人だけわかっていただければと思いますが。
吹けよ風・呼べよ嵐といえばピンク・フロイドですけどね(古いですな、どうも)。
冒頭のフレーズは、もちろん『変身忍者嵐』の歌いだしなわけです。『ゲームセンターあらし』ではなく。
どっちも古すぎますかね?
ええ、もう古すぎてついてきていただけないのは承知の上で、このお題だと、どうしてもこのネタで書きたいのですよ。まことに申しわけございません。『嵐の山荘テーマを、いかにしてTRPGに移植するかを、ゴーストハンターとシルバーレインの比較で考える』というテーマも考えたんですけどね(それはまた別の機会に)。
変身忍者のほうは、石森章太郎(当時の表記)先生原作の、特撮ヒーロー時代劇。
前半は、こうぶっちゃっけた表現をするのもなんですが、時代劇版仮面ライダーという風味なんですが、後半、敵が西洋からやってきた妖怪軍団になると、いささか雰囲気が変わりまして、怪奇風味がぐうんと増します。それこそ、初代仮面ライダーのファーストクールなみ(あれ? やっぱり仮面ライダー?)に。
思えば、ロンドンの妖怪モズマやら、バックベアードやら、ジャワの硫黄人間は、こちらがファーストコンタクトでしたのう。妖怪って何やってもいいんだっつーのは、むしろ嵐で覚えた気がします。私は、鬼太郎はモノクロの第一シリーズより、妖怪と戦うより社会風刺と暗黒ホラーの第二シーズンのほうが深く接した世代なので、アクション妖怪ってこっちなんですよ。同時期に悪魔くん(実写特撮版)も見てましたけど。
とはいっても、テレビのほうは、媒体が媒体ですから、なんだかんだいって、普通の範疇におさまっているんですが。
石森先生による原作コミックはバージョンが二つあったりするんですが、これがもうそろって『人造人間キカイダー』と並ぶ「結末の後味の悪さ」では、特撮原作マンガ中、五本の指に入る作品でして。
敵となると、女子供に赤ん坊まで(苦悩はしつつも)倒しまくってきた主人公が、これまでの戦いを全否定されて、呆然とたたずむ姿に、読み手としてつきあってきた我々子供たちも呆然とせざるをえない、という。
この頃のテレビヒーローっていうのは、原作マンガ以外に、いろんな雑誌で異なる漫画家さんが、コミカライズしてたりするのですが、この『変身忍者嵐』のマンガには、石川賢先生によるバージョンもありましてな。
これがまた、子供に見せてええんかと目を疑う凄惨な描写のスプラッター時代劇。時代劇ですから、チャンバラで斬りあうんですけど、これがもう嵐が剣をふるうたび、腕は飛ぶ首は飛ぶ内臓がはみでて血が吹き上がるというありさま。ハードです。
とあるエピソードで、斬っても突いても死なない、フランケンシュタイン・クリーチャーと戦う嵐。
苦戦のあげくですね、作戦を思いついて、敵を底なし沼にさそいこむわけです。
「かかったな。突いても斬っても死なぬなら生き埋めだ。泥の底で永遠に生きるがいい」
ヒーローの台詞か、これが(笑)
で、敵は、こうなったら道連れとばかり、がっしと嵐の足首を掴んで、もろともに底なし沼に引きずりこもうとするのですが、そのとき、嵐、少しもあわてず。
「バカめ」
さらりと言い捨てて、剣を一閃。
ばっと空中に舞い上がるその足首を、まだ掴んだままの敵の手。
「あ、ああ……ああああ」
すっぱり切り取られた、手首の切断面を、絶望的な表情で見つめながら沈んでゆくフランケンシュタイン……。
いまから三十六年ほど前に読んだのに、いまだにくっきり覚えております(復刻版を何度も読み直してるんですけどね)。
しぶいっ、しびれるっ。
かようなマンガを何度も読み返しながら育つと、こういう私みたいな大人になっちゃって、シルバーレインの戦闘でも、グロ描写で他のプレイヤーを引かせちゃったりするわけですな。
あ、コンベンションとかでは、ちゃんと自粛してますので、御心配なく。
いやはや、くどいネタですみませんでした。ここまでおつきあいくださった方に感謝します。
今月のほかのメンバーは、きっと、もうちょっとわかりやすいネタで書いて……くれるのかな?
今月全体をまとめるオチは頼んだよ>誰にともなく |
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