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【03月02日 安道やすみち】 |
マメに連絡を取らない子なので常に同級生から「生死不明」と噂されている安道やすみちです!
どうもご無沙汰しております。
マメはマメでも肉刺(まめ)の話でもしようかなと。あれですね。掌とか、足にできる、あのいたーいヤツです。
今まで自分はどんなマメを作ってきたかなと、思い返して見ると、そこそこある……予感?
剣道をやってたので竹刀マメ。あと、踏み込み時の摩擦でできた、足の裏のマメ。
その他に、鉄棒やのぼり棒でできた掌のマメ。小学生の時は野球やってたので(壊滅的に下手でしたが)バットの素振りでできたマメ。
あ、畑を鍬で耕してできたマメもあるなぁ。
音楽関係では弦楽器の演奏でできた指先のマメ。バウロン(という太鼓)を演奏するときに「ビーター」ってなバチを使うんですけど、それでマメができたことも。
結構たくさんあるなーと思いつつ、中でも思い出深いマメといえば「ファミ〇ンマメ」!
十字キーを触りすぎてできた、マメでございます……
格闘ゲームでも作った記憶がありますが、最初にできたのは、本当にファミ〇ン時代の、アクションゲーム。
当時は1988年で小学生、それも低学年の頃ですから、かなり怒られました(汗)。
「マメができるほどゲームやって! いい加減にしなさいよ!」
こんな風に怒られた同志が、全国に何千人かはいると信じて疑わない!
しかし、これほどつらいマメはなかった。
ゲームしたくてもできないんだもの!
地元には駄菓子屋が1軒あるくらいの超ド級の田舎。本屋、ゲームセンター、おもちゃ屋はすべて15キロ先の町まで出なければならない。おまけにその町も田舎。
外で遊ぶか、家にある本を読むか、勉強をするか、テレビを見るか……とにかくやることが無かったわけですよ。
勉強? なにそれおいしい……げふんげふん!
何に代えてもゲームが一番だったあの頃。ゲームが自分の体調でできないとなると、悔しいわけです。
なので絆創膏を何枚も張ってさらにゲームをする。
怒られてもめげない!
カセットを隠されても見つけ出す!
そしてついに、親は諦める……!
「このゲームバカは止められない……」
おかげで、こんな風に育ってしまいました(汗)。
それ以降は、一度できたマメのおかげか、ずっとマメを作らず快適に遊んできたわけです。
最近、マメを作る機会はなくなったけれども、心にマメができるほど、遊んでもらえるものが、読んでもらえるものが作れればなぁ。と、マメを振り返って思った次第でございます。
あ、あれですよ。心にマメっていうのは、そこまで夢中になれるものという比喩であって……(慌)!
……冷静に考えると、心にマメを作るって、なんだか精神攻撃をくらったようですね。
まさにマメ鉄砲を食らう……!
二番煎じ、本当にごめんなさい(汗)。 |
【02月18日 藤澤さなえ】 |
「まめ」を変換させたら「魔眼」って出ました。わたしのパソコンすごい! どうも、藤澤です☆
2月で豆がテーマと言えば、やっぱり節分話かなぁ?って思ったんですけど、藤澤家では節分=恵方巻きなので、あんまりピンとこずにいます。ちなみに今年の節分は、恵方を向いて巻き寿司をモグモグ食べてる間に、担当編集さんから電話がかかってきたので喋っちゃいました。……べつにつらくなんてないんだからねっ。
えーっと、何の話でしたっけ? あ、豆の話ですか。
豆と言えばゲームボーイアドバンスSPを思い出します。実はわたし、ゲームボーイアドバンスSPに“黒豆”と名付けて可愛がっていたのです。
なんで名前をつけたかというと、知人が食洗機に“レオナルド”と名付けていて、「今日も頑張ってねレオナルド君」と話しかけてるのが面白くて仕方がなかったからです(笑)。その人にとっては日常のことなんでしょうが、初めて見たわたしには、非常にファンタジックな場面に見えたのですよ! 機械に名前をつけて話しかけるって、まるでSF映画みたいな気がしちゃって!
とにかく、「これは面白い、わたしもやってみよう」と思ってしまい、実行したのがその後購入した黒のゲームボーイアドバンスSPだったのです。初めて自分で買った携帯ゲーム機だし、毎日持ち歩くし、せっかくだからステキな名前をつけてあげようと思ったのですが……一番に思いついたのが、よりによって“黒豆”。黒色ボディーから連想する名前にしようとは思ってましたけど、何故に“黒豆”? 今思い返してもまったく理由がわからないのですが、妙にしっくりきちゃったので、そのまま“黒豆”と名付けました。
最初は「名前をつけたところで、何も変わんないだろうけどさー」と思ってたのですが、これが意外と楽しい! 声に出して名前を呼んだりはしませんけど、「あ。“黒豆”の画面が汚れてるな」とか「お。“黒豆”の充電が切れそう」とか思ってると、ものすごく愛着が湧いてくるのです。愛着が湧けば大事にするし、起動させるのが楽しくなるのです。結果、“黒豆”は歴代の携帯物の中でも可愛がり度ナンバーワンに輝くことになりました。ニンテンドーDSの登場によって、持ち歩くことはなくなってしまいましたけど、“黒豆”と共に過ごしたゲームライフはとても楽しかったのです。
そんなわけで、以来、携帯物に名前をつけるようになりました。DSは“ももか姫”。DSライトは“アイス”と“ぴかちう”。PSPは“白雪姫”。ノーパソは“みかん”と“ちょこ”。i−Podには“キララ”。長く持ち歩きそうなものを手に入れた時には「これからよろしくね」という意味を込めて名前をつけています。
名付けるの、結構楽しいですよ!
暇な方や、物を大事にしたい方にオススメです! |
【02月16日 加藤ヒロノリ】 |
まめ
0 【〈忠実〉】
(名・形動)[文]ナリ
(1)まじめによく働くこと。よく気がついて面倒がらずにてきぱきと動くこと。また、そのさま。
「―な人」「筆―」
(2)体が丈夫である・こと(さま)。達者。
「―に暮らす」
(3)誠実である・こと(さま)。
「いと―にじちようにて、あだなる心なかりけり/伊勢 103」
(4)実際の役に立つさま。実用的。
「車にて―なるものさまざまにもてきたり/大和 173」 |
と、goo辞書にはあったので、どれにしようかなと考えた。
自分にあったのは、どれだろうと。
ここはやっぱり……
(1)まじめによく働くこと。よく気がついて面倒がらずにてきぱきと動くこと。また、そのさま。
……だよね!
どこでどういうイメージがついたのかわかりませんが、加藤はどっちかっていうと「大雑把」で「めんどくさがり」というイメージがあるような気がします。
おかしいなあ。本人はいたってマメ(まじめによく働くこと。よく気がついて面倒がらずにてきぱきと動くこと。また、そのさま)なのに。
これをきちんと証明しようと、過去にやらせていただいたお仕事を振り返ってみることにしました。いかに加藤がマメなのか、とくと味わうがいいさ!
まずは、そう。
このHPにある、自分の紹介コーナーでものぞいてみるかな! ここなら、やってきた仕事が一覧にしてあるはずだしね!
――ぽちっとな!
お蕎麦屋さんでバイトしつつ、ゲームデザイナーの道を志してきたディープ大阪な勤労青年。3年間の精進がようやく実り、『モンスター・コレクションTCG』で公式デビュー。ライティングにおいても、率直な生活感に根差した下町私小説的センスが注目される。
プロのゲーム・デザイナーとして地位を確立するのは容易なことではないが、次から次へと飛び出してくる奇抜なアイディアで、後ろを振りかえることなく、前進を続けている。
2002年春にはいきなり小説「ホーリィの手記」を上梓、周囲を驚愕に陥れた。着実にファンの期待に応えながら、どこまで活躍の幅を広げていくのか、これからが楽しみなクリエーターの一人である。 |
●ゲームデザイン
マグナ・スペクトラTCG(富士見書房)
モンスター・コレクションTCG2(富士見書房)
六門天外モンコレナイト・オフィシャルカードゲーム(富士見書房)
●TRPGルールブック
六門世界RPGセカンドエディション(新紀元社)
六門世界RPGセカンドエディション・サプリメント各種(新紀元社)
六門世界TPRG(富士見書房)
六門世界RPGサプリメン各種(新紀元社)
●TCG関連書籍
モンスター・コレクション ガイドブック(富士見書房)他
●TRPGリプレイ
六門世界RPGセカンドエディション・リプレイ(新紀元社)
六門世界RPGリプレイ(富士見書房)
央華封神リプレイ(メディアワークス)
●小説
ホーリィの手記(富士見書房) |
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なんかこっ恥ずかしいことが書いてありますね!
お蕎麦屋さんでバイトっていつのことだよ! それにあそこはうどん屋だよ!――というツッコミをさりげなく自分で入れる当たり、加藤は非常にマメといえます。
自分はどっちかっていうとボケ担当だと思ってたんですが、なんとツッコミもできるなんて、なんてマメな男なんでしょうか、加藤ヒロノリは!
さて、お仕事を見てください。
まず目立つのはTCG関連のお仕事ですね。TCGというのは「トレーディング・カード・ゲーム」という、カード集めて対戦しようぜっていうゲームのことです。うおー、エッセイでTCGがなんたるかの解説するなんて、加藤はやっぱりマメですね!
TCGのお仕事は、数百枚、数千枚のカードをデザインしなくてはならないわけですから。こいつぁマメな仕事だ! わんだふる! すばらしい!
……まあ、自分は好き勝手にテーマとカードを考えて、ルール基準のテキストなんかはマメな相棒さんにお任せしているわけなんですけどね!
だいたい、ルール通りにテキスト書くとか、フリーダムをモットーとする自分には向いてないんですよ。ああいうのは、ムダにマメな相棒に……
はっ! いかん、今は加藤がいかにマメかというお話ですよ。相棒とかはどうだっていいんです。
次にTRPG関連のお仕事のことが書いてあります。主に「六門世界RPG」関連のお仕事ですね。
TRPGというのは「テーブルトーク・ロール・プレイング・ゲーム」のことでして、ようは会話で進むアナログRPGのことです。
だいたいTRPGのルールなんて、GMがもっとも権限もってるんだし、ノリと雰囲気でどうとでもできちゃうんだから、細かいことは気にするなよってことですよ。
……まあ、自分はどっちかっていうと、めんどくさがりで大雑把なので、細かいことは気にしない。こういうのはだいたいマメな相棒の――
……あれ? なんかさっきから自分じゃなくて、相棒のマメさばかりが注目されてないかい? いや、自分はマメなのだ! そう、加藤ヒロノリはマメ、マメ、マメ、マメ! ……はい、マメですよね!
そしてリプレイのお仕事。
リプレイってのは――なんかだんだん解説がめんどうになってきたな――アレですよ。さっきのTRPGをですね、遊んだ風景をですね、面白おかしくですね……っていうか、このページのぞいてくれている人なら、そこらへんは大丈夫だろ! なに細かいこと解説してんのよ!
――そうか、これがマメってことですね! そう、やっぱりヒロノリはマメなんです! すげえ、オラってマメだ! 奥さん、これからもマメな加藤ヒロノリに清き一票をお願いします!
最後はあんまり思い出したくない、小説のお仕事ですね。
うーん、長くなって参りました。HPのエッセイなのに、がんばりすぎだろうって――はっ! これも加藤がマメってことです。いえーい!
小説のお仕事っていうのは、先にプロット(筋書きみたいなもの)書いて、それに沿ったカタチで本編を書いていくわけですが、自分の場合はこのプロット通りにいったためしがない!
最後らへんなんか、どうせ変わってくるんだからと、もうプロットなしでそのまま本編書き進めてたような……あれ、これはなかなかマメにつながらないな……あ、そうそう! そんな加藤の小説をキチンと商品に導いてくれた監修のボスや担当編集の方ってマメですよね! 自分だったら、そんなマメなお仕事なんかできな……
……
…………
………………はい。もう諦めました。
自分が、いかにマメという言葉から遠いオトコだということを。
加藤ヒロノリはマメじゃない。マメじゃないんです! えっへん!
そこんところ、今後ともよろしくお願いしますぜ、皆さん! |
【02月04日 諸星崇】 |
風邪がはやっていますね。
月イチの全体会議で、左右と後ろ、計9人のマスク男(マン)に囲まれた諸星です。こんにちは。
みなさん、手洗いとうがいを、忘れないようにしましょう。
SNEでは、セッション中のご飯に、店屋物の出前をよく注文します。
その中に、メンバーから一目置かれている中華料理屋、H苑さんがあります。
値段だけ見ると、ちょっとばかり、ほかのお店よりお高いのですが、コストパフォーマンスは抜群。
もう、ものすごい量で持ってきてくださるのです!
炒飯も焼きそばも、二人で分けて、充分すぎるほど。コーンスープは缶詰1個分のコーンとむきえびが入っていますし、肉団子の甘酢は肉団子が12個、から揚げはにぎりこぶしみたいで、五目揚げそばなんて、五目とそばが、別の容器で来るほどです(入らないから)。
「焼きそばを大盛りで」と頼んだら、「もう入らないよ」などと言われる始末。
とにかくボリューム満点で、「食っても減らない魔法の麻婆豆腐(ほかの料理でも可)だ!」、「今日はH苑と戦えるHP(=腹減りポイント)じゃない」、「H苑を倒した!(←食べきった)」などと、SNE内に勇名をとどろかせています。
そのH苑さんに、直接食べに行ってみました!
出前で“ああ”なのですから、お店ではどうなるのだろうと、前々から疑問だったのです。
まあ、結果として、出前では、我々は手加減されていたことが判明したのですが(笑)。
まず、白いご飯。牛丼屋の大盛りみたいなのが来て、漬物と汁物がついてきます(後半は、出前にはありません)。
揚げそば。大皿盛りです。出前の容器に入る大きさではありません。
チャンポン麺とチャーシュー麺は、普通でした。普通のお店の、大盛りサイズ。
そして、極めつけは野菜炒め。
直径30センチぐらいの大皿に、山(標高5センチ)になって出てきました。出前の容器にしたら、ふたつで足りるかしら? って勢いです。
「はい、お待ちどうさま」と、おかみさん。野菜炒めは、卓の上に置かれ――
ゴトッ、バキィン!!
皿 、 割 れ る 。
陶器です。
しかも、真ん中からではなく、おかみさんが手で持っていた部分から「折れ」ました。明らかに、野菜炒めの重みに負けています。
「野菜炒めを注文したら、大皿が割れました」
「お前の職業は何だ。日本語でしゃべれ」
なんてこと言われそうですが、事実です。目の前のできごとです。
全員、絶句。おかみさんは「ごめんね。作り直すからね」と、奥の厨房へ。
5分後、野菜炒めは、同じ量で帰ってきました。
おいしかったです。げぷ。
鳩ではありませんが、中華料理屋さんで、思わぬ「豆」鉄砲を食ってしまった、そんなお話でした。 |
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