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【09月03日 藤澤さなえ】 |
今回のテーマは「通」!
「通」って……「物事に精通している人」と辞書に書かれていましたが……つまりは「おたく」ということですよね?(←ちょっと違う)
ちなみに藤澤のおたく度はハンパないッス。ハマったものには一直線。許すかぎりのお金と時間と愛情を注ぎます。――ということで、方々から「ほれほれ、今、夢中になってるアイドルについて書きなさいよ☆」と無言のプレッシャーをかけられたのですが(笑)、今回は別のものを……。
なんとなく9月っていうのもタイムリーなので(本当は8月更新なのに遅れてごめんなさい)、藤澤が今までの人生でハマったものベスト3に入るモンコレについて語ろうかなぁと思います。
ご存じの方も多いでしょうが、学生時代の藤澤は重度のモンコレユーザーでした。そしてそれがきっかけでSNEを知り、SNEに加わったのが今から7年前の9月だったのです。
当時のわたしは、超がつくモンコレ通で、おこづかいはブースターパックを買うためにあり、週末はモンコレの大会に参加するためにあるものだと思っていました。ちなみに大学でサークルには入っていません。ひとつ、卓ゲーサークルを覗きに行ったのですが、残念ながらモンコレを遊んでいる人がいなかったんですよね。ヒドい話ですが、当時のわたしにとってモンコレができないサークルなんて用事はありませんでした(笑)。
というわけで、大学生藤澤のもっぱらの行動範囲はなんばでした。授業が終われば電車に飛び乗り、すぐにカードショップの対戦スペースへ。そこで友達たちとひたすらモンコレ、モンコレ。晩御飯を食べる時間がもったいないので、終電まで飲み食いナシに過ごすのが当たり前でした。
通学用に使っていたかばんは、底が四角いリュックサック。この時に重要だったのはデザインではなく、いかにデックケースを収納しやすいか――。教科書は忘れてもカードは忘れない。それが藤澤の大学生活だったのです。
そして、友達にショッピングに誘われようとも「ごめん、ちょっと金欠で……」と断り、「今日のランチはゴージャスにデザートをつけよう!」と言われても「もうおなかいっぱいで……」と答えるヒジョーに嫌な奴でしたね(笑)。
だってアイスクリーム1つでブースターパック1袋! ワンピース一着で1ボックス!
チョコミントアイスは世界を救えそうなくらいおいしいと思うけれど、そのお金で「モーラ(出現頻度:並のユニットカード。藤澤はモーラを集めるためにとにかくブースターパックを買いました)」が手に入るかもしれないと思えば我慢できました。ヒラヒラのワンピースは大好きだけど、それを着て出かける先の大会で勝てなければ意味はないのです。服より極稀カード! このモンコレ学生時代ほどユニクロにお世話になった時期はありません。
自分の髪の色よりも、カードスリーブの色にこだわり、アクセサリーよりも対戦で使うサイコロのデザインにこだわりました。気づけば部屋はカードであふれかえり、棚一つにとどまらず、タンスの上も勉強机の上もカードケースだらけ。ベッドのシーツを変えようと敷布団をひっくり返してみれば、下から「妖精の輪(地形カード)」が出てきたことも……。わたしはベッドに寝ている限り、手札7枚ね☆ と、無駄に喜んだりしていましたが、今考えるとフツーじゃないですよね。なんでそんな所にはさまっていたのか……? そう言えば、泊まりに来ていた友人に服を貸そうとタンスを開けてみたら、中から「吹き抜ける風(地形カード)」が出てきたこともあります。そうですね。その時、わたしと友人の間には気まずく冷たい風が吹き抜けたかもしれません。
そんな数々のモンコレ武勇伝(?)は当然、SNEに入ってすぐに加藤さんの耳に届きました。とある飲み会の席で加藤さんから「ありがとう!」と乾杯を求められたのが、ユーザーとしての最後にして最高の思い出だったように思います。
最近は、新作カードが発表された時に触る程度に落ち着いてしまいましたが、当時のモンコレ熱は相当のものでした(笑)。今度のJGCでは、モンコレレクチャー会のスタッフとして参加しますので、久々にたっくさんモンコレできるのが楽しみです。お時間ある方はぜひ遊びに来てください!
……て、完全に「通」ではなく、「おたく」の話になってしまいましたね。失礼しました。 |
【08月27日 片山泰宏】 |
暑さもいささかの撤退を見せた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は「通」という単語にちなみまして、片山の些細な日常のお話でも語らせていただきます。
奈良から三宮のSNE本社まで、一時間半の道のりを電車でゆくのが片山の常となっておりまして、何を隠そうこの原稿も、周りの迷惑顧みずノートパソコンを叩き叩き書いておるわけです。
奈良と三宮。一見何の接点もなさそうですが、片山からするとひとつの共通点がございます。
そう、それは外人さん!
どちらも観光目的なのか、外人さんを見ることが割と頻繁なのです。
ある日片山が三宮駅から会社への通勤途中、「Hey」などという声とともに接近遭遇したのも、そんな外人さんの一人でした。
金髪で肌白く、そこはかとなくデカイ、ゴツイ。
ぬう、これが肉食人種!
その外人さん、なにやら片手に地図を持ち、もう片手で通りを指し示している模様。
「This way is〜(以後聞き取れず)」
すわ!
英語話し始めたよこの人!
ここは日本ですよ!
テンパる心を日本人固有スキル「愛想笑い」でごまかしつつ、なんとか耳を傾けようとする片山。
会社行ったら英語しゃべれる人いると思うんだけどなぁ、などと思いつつ、言っていることは一切わからず。
仕方なし。身振り手振りに注目します。
すると向こうもこっちに言葉が通じていないことを察したのか、ジェスチャーを大きくする作戦に切り替えます。
さすが原始時代からのコミュニケーション。
どうやら、地図にある道が、今いる通りで合っているのか? というようなことを言いたい……ような気がしました!
すかさず片山、脳内の「中学時代」と記されている記憶の倉庫の中から、スマートな単語を一閃!
「いえす、いえーす」
外人さん、にっこり笑ってミッションコンプリート。
サムズアップし、立ち去る構え。
あ、親指立てたり本当にするんだなぁ。
大作戦を終え、ゆるんだ頭でうなずく片山に、立ち去り際の一言がふりかかりました。
「ありがとう」
――っておい、日本語通じるのかよッ!?
片言ではない華麗なお礼の言葉とともに、外人さんはクールに去っていきました。
言葉、通じるのか通じないのかはっきりしてほしい。
そんな、何でもない日のお話でした。 |
【08月25日 安道やすみち】 |
もう3、4ヶ月ほど前の話になるのですが、シルバーレインのオフ会に出席させていただきました。そのとき、来場した人にコメントをもらう「リアル情報局」というのをトミーウォーカーさんがやってたんです。
トミーウォーカーさんの経営されるPBWに登場するキャラクターが描かれた紙に、思い思いのことを書いてもらい、回収してネットに掲載するんですね。
その中に「『安道やすみち』は『やすみちやすみち』だと思ってました」というユーザーさんのコメントがっ!
それだけならまだしも、上村さん(トミーウォーカーさんの代表)が「僕もそう思ってました」と返事を……!!
どうも前置きが長くなりましたが安道やすみち(あんどうやすみち)です(泣)。
今回のテーマは『通』。前置きは「名前の読み方が誰にも通じない」ってことで一つご了承くださいませ。
というわけで、僕は通好みの通ではなくて「通っている」という方向で書かせていただこうかと。
通っている……でタイムリーなのは、神経ですね。
それも頚椎。
頚椎はあれです。要は首の骨です。七つの骨から形成されるこの頚椎には、体の神経が集中して通っています。非常に重要な器官ですね。
で、この間の社員旅行中に、異変があったんです。でも首ではなくて「腕」に。
間接部分が非常にうずうずして、力が入らないんです。寝不足もあったんで、それも原因の一つなんでしょうが、いままでにないくらいのうずうず感。まるで血が通ってないんじゃないかと思うほど。
見かねて力造さんがストレッチをしてくれたのですが、その時、指摘してくれたわけですよ。
「おめぇ、頚椎やってるぜ」
へ?
と、思ったんですが、家に帰ってからネットで調べると「頚椎の圧迫で腕がしびれることがある」なんてあるもんだから焦るわけですよ。
早速、整骨院に行ってみたらずばり
「これは頚椎ヘルニア寸前ですね」
と、言われました……
最近は姿勢に気をつけていたんですが、昔はものすごく姿勢が悪かったので、その時の蓄積が今になって現れたようです。
どういう治療をするのかというと、主に電気治療です。
電気を通して筋肉をほぐし、物理的に骨を移動させ、姿勢を正していきます(杭とハンマーみたいなので背骨たたかれました)。
いやぁ、電気って抗えないものですね。ものすんごい筋肉がビクンビクンします。意識とは関係なくビクビクするってなんか面白いですよね(?)。
さらに頚椎を伸ばすために頭を吊り上げる装置にかけられます。
顎から頭のてっぺんにかけてバンドをまわし、上にぐいっと引っ張られるわけですよ。
もう、傍からみたら絶対、間抜けな姿です!
いっそこのまま首吊り状態になってしまえばいいのにと思いながら治療を済ませます。
すると確かに頚椎の出っ張りがなくなっているのです!
いやぁ、たった一回で変わるものですね……
これでなんとかなるだろうと思ったら、さらにこういわれます……
「肩もかなり前に出てるのは自覚があるでしょうけど……腰もけっこうでっぱってますよ。腰いたくなかったですか?」
整骨院の先生(院長)に「けっこうでっぱっている」と言われる腰……下手したらこちらもヘルニア寸前だったのかも(汗)。
ちなみに肩の位置を治すためには、肩甲骨あたりの筋肉をつける必要があるらしいです。
さらに「この効果は普通一週間くらいしか続かないんでそれまでにまたきてください。そのペースで治療して癖にすれば治りますんで、しっかり続けて、姿勢を正しましょう」なんて言われました。
完治するためにはどのくらいの時間がかかることやら……
というわけで整骨院への通院が決定。
他にもちゃんと筋肉をつけるためにスポーツジムにも通おうかと真剣に悩んでおります(涙)。 |
【08月17日 力造】 |
こんにちは、力造です。
暑い日が続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょう?
世間はすでにお盆休みを迎えているためか、神戸市内は普段よりもひっそりとしています。
もっとも、地元に住んでいる私にとって、お盆はあまり関係がないのですが。
さて、今回のテーマは「通」とのことなのですが、私はあいにく人に誇れるほど「通」も「粋」も知りません。
なので、「通(つう)」を「通(とおし)」と解して、話をしようと思います。
現在、私は山の麓に住んでいます。
麓といっても、神戸は山と海の間隔が近い街なので、そんなに都市部から離れているわけではありません。
去年の暮れに引越し、すでに半年以上経過しました。
新居は、とても”風通し”がよく、窓をあけておくだけで、爽やかな風が緑の匂いをのせてきます。
やや日当たりが悪いことも幸いして、夏はひじょうに快適です。
また、山の近くであるため、日没とともに気温が下がり、就寝時には快適です。
そして、朝を迎えると……
布団の上でタオルケットに包まり、鳥肌全開で震えている私がいます。
そう。
風通し+山の気温=明け方寒い
といった単純な方程式が、私の部屋では成立しています。
え、そんなに寒いなら厚い布団にすればいいじゃないかって?
ああ、それは無理なんです。
たしかに明け方はやや寒いです。しかし、就寝時は泣きそうなほど「ちょうどよい気温」なのです。本当に本当に、ちょうどよいのです。
仮に、その上に厚い布団を用いたとしましょう。その場合、起床時には十中八九、布団が体の上から別の場所に転移しています。不可思議に思われるかもしれませんが、事実なのです。
また、一枚多く上着をつけた場合――普段よりも寝汗をかいてしまうため、起床時のダメージが上昇します。水に濡れ、低い気温にさらされると、体温も下がるという不可思議な現象が起こるのです。
え、それならクーラーつけて寝ればいいんじゃないかって?
ああ、それは無理なんです。
残念ながらクーラーをつけるよりも、窓をあけた方が快適なのです。また、寒さに弱い動物である私は、意識のない状態でクーラーを浴びると、大ダメージを受けてしまうのです。
そして現在――私は鼻が”通らない”状態になっています。
今朝起床した時から、この症状は続いています。
ええ、バカなのでひいています。
――夏風邪。
現在、空は晴れ渡り、遠くには大きな入道雲が覗いています。山の緑は青々と茂り、セミの軽快な鳴き声が響き渡っています。
季節はまさに夏です。
しかし、肌寒く、頭痛がします。
私の体内を病魔という名の台風が吹き荒れています。
目を背けたい現実ですが、受け入れなければ前に進むことはできません。
夏風邪は……バカがひくのだと。
風通りがよいのも考えもの――ただそれだけの話なのです。
皆様、夏風邪には注意して、どうか快適なお盆休みをお過ごし下さい。 |
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