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【09月29日 清松みゆき】 |
プライベートでとんでもない状況になり、シルバーウィークなるもの、完全に飛んでしまいました。後から振り返れば、「何もする暇がなかった」は嘘になってしまうのですが、そんな隙間な日も、電話に気をつけ、フットワークは軽くしておかねばならず、仕事にならんかったです。
かくて行われたのが、「百個超える生栗の皮剥き」。田舎から送ってきたもので、そこそこ立派で大粒なのがごろごろ。そのまま茹でて食べるのが、おそらくは一番簡単で、一部はそうしたものの、そればっかりでは飽きが来る、何より、俺は栗ご飯が大好きだっ! 秋に栗ご飯を食べないとかありえない!
ならば、ここでやるしかあるまいと、正確に数えてみたら106個の皮を剥き剥き剥き。終盤、妻の応援を得たものの、結局、90個ほどは一人で剥きました。むろん、そればっかりやっていたわけではないのですが、昼の1時より始めて、終わったのは日付の変わる頃。たぶん、糖のべたつきなんでしょうが、包丁があっという間に切れなくなるのが辛いところ。2〜3日、手指にダメージが残りました。栗を剥いて豆を作るとはこれいかに。
100個余りの剥き栗は、1/3を速攻で栗ご飯にし、1/3は甘露煮に。残る1/3は、出番が来るまで冷凍庫です。試食(つまみ食い)以外の甘露煮が、自分の口に入るのか、やや不安ではありますが(子供3人だからな……)、まずは、ほっこり栗ご飯で、苦闘報われた気分でいます。 |
【09月28日 友野詳】 |
旬という文字から、一人の女優さんを思い出しました。
で、ちょっと出演リストとかウィキペディアで調べてみると、あらビックリ。今回のテーマにぴったりくるじゃございませんの。
というわけで、その女優さんについて語ってみようと思います。
ごくマイナーな方だし、主として活動されていたのが昭和30年代、40年代後半には結婚引退されたので、まずご存知の方はいないと思います。
霧畑旬子さん。お生まれは昭和19年……1944年ということですから、今年は65歳になられるはずですね。
一部の邦画マニアには『五社を渡り歩いた女優』として知られております。
私が最初に見た出演作は……なんだっんでしょうね。たくさん出てらっしゃるので、どれだか判然としません。
はっきりと『あっ、あの女優さんだっ』と意識したのは、大学時代に、オールナイトで『ゴジラ対モスラ』を見ていた時でした。避難シーンで、大八車を押してる若い娘役。ポニーテールと、揺れる胸が印象的です。
その頃の怪獣映画マニアってのは、いつも脇の脇くらいで出てくる役者さん(怪獣に沈められる漁船の乗り組み員とか、作戦開始を伝達する防衛隊員とか)の顔と名前を覚えて、自分の「ひいき」を決めていたもんです。その役者の「知られてない度合い」を競いあうようなところもありまして。
というわけで、霧畑さんをひいきにしようと思ったのが、その時ですね。で、気がつくと、いろんなところにいらっしゃるわけです。『海底軍艦』で、ムー帝国人のひとりとして踊ってたりとか。やっぱり胸が揺れてるんですね。……そのへんに目を奪われるなんぞ、あの頃の私は若かったなあ、と(いまでもけっこう奪われます。おっさんやからしゃあないねん)。
んで、お名前以外にナニがどう旬かというと。
いまちょうど、週刊のコレクションもので東宝特撮のDVDが出始めたり、東宝からブルーレイのリリースがはじまっているので。東宝特撮の話も、旬っちゃー旬かな、と。まあ、ブルーレイは、まだハードも買ってないんですが。
脇を固める「おなじみの役者」さんを見つけるのも「映画の楽しみ」ではあります。これを機会にどうですか?
特に昔の邦画なんかは、映画会社と役者が契約を結んで、他社映画に出ないようにしてますから、ジャンルごとに覚えやすいです。
ところが、ですね。
あるとき、深夜のテレビを見てると、霧畑さんが出てるわけですよ。
ちょっとびっくりしました。なんせ、それ近衛十四郎の『柳生武芸帳』でしたからね。
ピンとこないでしょうが、東宝映画ではないわけです。「時代劇の東映」(当時のイメージというかキャッチフレーズ)の作品なのであります。いまや仮面ライダーや戦隊シリーズを作ってる東映さん(個人的には時代劇から東映特撮ヒーローはダイレクトにつながってると思うわけで、ゆえにシンケンジャーは……話がそれました)です。
近衛十四郎……いまは亡き、時代劇の名俳優です。あたり役は、このシリーズの柳生十兵衛と、テレビドラマの素浪人花山大吉(もしくは月影兵庫)。この人の立ち回り(チャンバラ)は、本当にかっこよくて綺麗なんですよ。
その十兵衛を助けるクノイチ役で、霧畑さんが出演してはったんですな。これがみごとな太刀さばき(忍者刀でしたけど)でして。衣装の関係で胸が揺れませんでしたが。おまけに、開幕後十五分で、大友柳太郎(こちらも時代劇の名優です)に斬殺されちゃうんですけど。
時代劇映画、いま、ちょっとブームですよね。今風のワイヤーアクションやCGの入った殺陣もいいんですけど、古典的な立ち回りも見たいもんです。いま公開されてる『カムイ外伝』とか、どうなんでしょ。カムイというタイトルを出すと、往年のアニメ版(傑作)について熱く語りたくなるんですが……そこはぐっとこらえて。
どうやら東宝から東映へ移籍されたのか……と思っていたら、調べてみると、あれなんですね、後にはスカウトされて松竹映画に移籍してます。
なんと、初めての主演企画があったんですね。小津監督の『秋刀魚の味』の続編です。
これは、監督の逝去で流れてしまったんですけども。惜しいことです。実現していれば、世界中で鑑賞される映画だったはずなのに。
さて「秋刀魚」といえば、これからが旬。焼きたての秋刀魚に、ゆずをきゅっとしぼって、しょうゆをかけた大根おろしをひょいとのせて、それをあったか〜いご飯と一緒にかっこむと……くーーーーーっっ、たまりませんな。毎日でもイケます。
と思っていたのですが、他にも、いろんな食べ方があるわけですよ、秋刀魚にも。
こないだ、某所で秋刀魚の寿司をいただいたんですが、これが美味しくてですねえ。考えてみれば、青背のお魚ですから。いわゆるヒカリモノ。ヒカリモノといえばシンケンジャー。
茉子姉さんと、ことはちゃんが、もう辛抱たまらん。
……話を戻します。
さらに調べると、霧畑さん、子役時代には新東宝の怪談映画(確か『花嫁吸血魔の逆襲』だったか)、大映では現代サスペンス(田宮二郎の〈犬〉シリーズのどれかではヒロインだったと)と、幅広い活躍をなさってる霧畑さんです。最後の二つは未見だし、旬とも関連づけられなかった上に、もう相当長い(<これ最大の理由)ので、このへんで。
さて、現在、霧畑旬子さんがどうしておられるかというと。
私の脳内で、安楽な隠居生活を送っておられます。
はい。
脳内で。
正直に申し上げて、霧畑旬子さんは、すべてワタクシの空想なわけですが。
たまに、こういう法螺をふいとかないと、いろいろナマるんですのよ。
つうことで。
すいませんでした〜〜。
ちゃんちゃん。 |
【09月11日 笠井道子】 |
ちょっと早いけれど、秋の旬と言えば松茸。
友人は「免疫力を高める」とかいう理由で、松茸を犬に食べさせていました。よくわからない愛犬家の世界です。
ちなみに、果てしなくぶっ飛んだわが家のゴールデン・レトリバー3歳は桃が大好物。くれくれ、とせがむくせに、種の周りのちょっと美味しくないところをやると、そっぽを向きます。いらないなら二度とやらん、と思うのに、家人は「可哀想やん」と甘いところを犬にやり、自分はヘタを食べています――どっちも、こら〜〜〜〜!
もう一つ、旬といえばデジタル一眼レフカメラ(ほんとか?)。
各メーカーが競って新機種を発表しつづけ、一昔前はどう頑張っても手の出なかったデジタル一眼レフカメラ(以下デジイチ)が、ちょっと頑張れば手の出る価格でずらりと店頭に並んでいます。
さて、デジイチとはなんぞや? と聞かれると、じつはわたしにもようわからんのです。
聞くところによると、カメラが重い、デカイ、写真が綺麗、そして最大の特徴がレンズ交換できることだそうな。
というわけで、買いましたよ、デジイチ。ちょうど一年前のこと。
家人が「乾電池が使えないとダメだ」というので他に選択肢はなく、いまや製造中止となったPentaxのエントリー機「K200d」に即決です。
これで世に溢れかえるデジイチユーザーの仲間入り。もう観光地に行っても、こそこそしなくて済むんです。
だって、これさえあれば、なにもなくても絵葉書みたいな写真が撮れるんでしょう?
ブログ友だちの写真のように、疾走する愛犬が美しく撮れるんでしょう?
そのために大枚はたいたんだもんね?
届いたその日、箱を開けるのももどかしく、パシャパシャと……パシャパシャと……
おかしい、ちっとも「来たわ〜〜〜☆」みたいな感動が押しよせてきません。
デジイチならば、カメラを構えた瞬間ぴっとフォーカスが合って、パシャっとシャッターが下りるはずではありませんか。
なのに、わたしのカメラ、方向音痴もはなはだしく、そんなところに被写体はないだろうという辺りをうろうろ、永遠にフォーカス迷いまくりです。
肝心の写真の出来も、コンパクトカメラとまったく変わらんです。
まあ、撮り手が同じなのだから、劇的変化を味わえなくとも文句を言うのは筋違い。
それに使いつづけているうちに、「お? これは?」と思える写真が1/1000くらいの確率で撮れたりします。いまでは、のろのろした鈍重な操作も、迷いまくりのオートフォーカスも、まったく腕の悪さをカバーしないヌルい画像さえ愛しく思えてきました。
他メーカーのくっきり鮮やか写真もいいけれど、このもっさりした――もとい、まったりした写真も捨てたもんじゃない。
Pentax K200d、初級機としてはベストチョイス!
わたしの「Pentax愛」が最高潮に達したとき、家人が言いました。
「次はCanonのデジイチにしたら?」
……へ? なんでやのん? メーカー変えたら、いまあるレンズ使われへんやん?
なんのために無理して、標準レンズと望遠レンズ買うたん?
デジイチ買うた意味、ないやん?
つーか、そんならなんで「絶対、乾電池駆動」とかこだわらんと、最初からCanonにしとかへんの?
家人が買おうといったカメラはレンズをつければ三十万余の買い物。
ばかな。
そんな上級機、わたしが持ってたら、筋金入りカメラマニアが腹抱えて笑います。臍が茶ぁ沸かします。
第一、同じ予算でPentaxの中級機とそこそこのレンズを2本買えます。お釣りが来ます。しかも、いまあるレンズも使えます。絶対こっちのほうが得です、と必死に説得し、先日やっと家人を納得させました。
まだまだ遠い「いつか」だけれど、わが家に2台目のPentaxがやってきそうな予感。
ちなみに、デジイチを購入した最大の理由「疾走する愛犬を美しく撮りたい」、この夢はいまだ果たせていません。
なぜならば、わが家の愛犬、デブってしまって、そもそも疾走できない体になってしまっていたのでした。 |
【09月03日 杉浦武夫】 |
今月のテーマは「旬」だそうです。
「旬」といっても季節の食べ物の話とかになると、独り暮らしの僕には、あまりピンとくる話ではございません。
というわけでゲーマーな自分の中で「旬」となると、ゲームの話となってしまうのです。
僕の中でのゲーム的な旬となりますと、なんといってもWiiの『モンスターハンター3(トライ)』です。
どのぐらい旬かということを具体的に「ハンターランク」とか「プレイ時間」で示してしまうと、「えぇからオマエ、仕事せぇや!」という話に発展しかねないため、ここでは控えさせていただきます。
ちなみにグループSNE内で『モンハン』歴が長いメンバーは、自作品でもアイテム合成とか武器合成を好き好んでデザインしていたりする……かもしれませんので、こちらも皆様のご想像にお任せします。
某イベントなどで実際に会った際に、目ぼしいSNEのゲームデザイナーを捕まえて「ハンターランクいくつですか?」と聞いてみるのも一興ですね。
『モンハン3』以外の旬なゲームとなりますと、DSの『ドラゴンクエスト9』です。
こちらは爽やかに『モンハン3』が出る前にエンディングを見ております。
しかも『モンハン3』の発売日2日前に素敵な「宝の地図」を入手したため、プレイ時間もさほど延びておりません。
では『ドラクエ9』の何が旬なのかというと、「すれちがい通信」です。
『ドラクエ9』では、主人公の友人である宿屋の経営者リッカの宿屋へ、他のプレイヤーをご招待するという要素があります。
要するに、他人のプレイ記録やら外見やらをワイヤレス通信で交換し、その際ついでに自分の持っている半ランダム構成のダンジョンマップ(=宝の地図)も交換できちゃうというものです。
これが8月に入って以降、ベラボーにすれちがう人数が増えたのです。
7月中には100人そこそこしか集まらなかったのですが、8月中には一気にすれちがい人数が増加しまして。
9月3日現在で、すれちがい来客数は528人になっております。
ちなみに僕は自宅作業がメインなため、一週間に2〜3日しか通勤しないという生活を送っていんですが、それにもかかわらずこれほど集まるとは!
地域にもよると思いますが、毎日ラッシュ時刻に通勤なさっている方などは、1000人越えも難しくはなさそうな勢いです。
おそるべし『ドラクエ』人気、って感じですね!
とはいえ、さすがに夏休みを過ぎると通信数もピークをこえたようで、微妙に減ってきつつあるようです。
もし『ドラクエ9』を遊ぶつもりがあるのに、まだ触れてらっしゃらない方は、早めに始めないと「すれちがい通信の旬」を逃してしまいますよ!
そして期せずして、今週末に関東へとおもむく機会があるわけです。
これは関西在住の身にとっては、なかなかないチャンス!
DS充電満タン、スウィッチオンヌな状態で旅立つ所存でございます!
えーと……さすがにイベント中はDSの電源オフにしておく程度には自制しておりますので、ご容赦ください。 |
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