「今月のテーマは たび だそうですよ」 |
おおー、そうか。
まあ、人間。みんな、最後は灰になって消えるっちゅうこっちゃな。うんうん。
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「? ……ああ、荼毘ですね。違います」 |
えっ、違うの?
じゃあ、もしかして、袋状のパスタに肉や野菜やチーズなんかを詰め込んだイタリア料理? |
「それは、ラビオリ! 全然、違います。ていうか、字数も合ってないし」 |
ジオン公国に栄光あれーーーーーーっ!! |
「それは、ガルマ・ザビでしょっ! もはや、原型が想像すらつきませんよ! どうせ、ボケるなら、もっとわかりやすくボケてください」 |
そろそろ梅雨ですね〜。じめじめしてきますから、お気をつけて下さい。
みたいな感じ? |
「……えーと、もしかして。カビ?」 |
そうそう(≧∀≦)♪ |
「…………どうでもいいですが、そろそろ本題に入ってください。すでに、かなりの行数を無駄にしています」 |
む、無駄orz ひ、ひどいわぁ(ノД`)・゜・。゜ |
「はいはい。泣かない泣かない。さっさと 旅 の話をしてください」 |
う、うう……た、旅かあ〜〜。
旅と言えば、 『月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也』
って感じかな。 |
「松尾芭蕉の 『奥の細道』 ですね」 |
思えば、昔の人はよく旅をしてたんだね。しかも徒歩で!
出不精の私には、とても信じられないことだがな。 |
「江戸時代には、一生に一度は伊勢参りを、みたいな風潮のときもあったみたいですね。子供が、お金を持たずに行く先々で路銀を稼いだりしながら伊勢参りをして、それが大人になる儀式みたいな役割を果たしていたりもしたそうですよ」 |
うむ。 『かわいい子には旅をさせろ』
というが、昔の子供は自分で勝手に旅立っていたんだな。
まあ、むろん、そのまま帰ってこないなんて場合も、わりとあったんじゃないかと思うが。 |
「そうですね〜。旅に危険はつきものですからね」 |
うむうむ。トラベルには、トラブルがつきものというわけだな( ̄ー ̄)ニヤリッ |
「古典的なダジャレで、そんな 『してやったり』 みたいな顔しないでください」 |
ああ〜。ちなみに、私は旅行に行くなら、コリン星に行きたいな。 |
「コリン星? ……千葉ですか?」 |
ううん。ほら、コリンって漢字で書くと…… |
「コリンを漢字で? …………『湖林』?」 |
いやいや、 『虎鈴』。
すなわち、トラとベル! トラベル!! |
「………やっぱ、ダジャレΣ( ̄□ ̄lll) 」 |
てなわけで、みなさんも旅行の際には充分にお気をつけ下さい。
もうすぐ、夏休みもやってきますしね。
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「芭蕉も『古人も多く旅に死せるあり』とか書いてますからね」 |
うんうん。実際、芭蕉が亡くなったのも、旅の途中だったからな。まあ、昔といまじゃあ、治安とか、もしものときの医療体制とか、全然違うから同列に扱うのはあまり意味がないことかもしれないが。 |
「ですね。でも、特に海外なんかのお出かけの際には、外務省提供の海外渡航情報などをチェックしておきましょう!」 |
というところで、今月の徳島センスだ。 |
今月の徳島センス: 旅行前には、ちゃんと渡航先のことを調べとこう〜。
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ばんざーーーーい!! |
「なんか、無理やりですね……」 |
無理やりだな……。
あっ、ちなみに芭蕉さんの辞世の句は、 『旅に病んで夢は枯れ野を駆け巡る』
だぞ。 |
「臨終を間近にして、さらによい作品にしようと推敲してたらしいですよ。だれかにも見習ってほしいですね」 |
ええ〜〜と……だ、だれのことかなあ〜〜(−ε−;) |