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日々つれづれ 12年05月
テーマ 「 アプリ 」

【12年05月24日 川人忠明】

 今月のテーマは、
アプリか。
 アプリといえば、だれかにつくってほしいアプリがあるんだがな。
「はあ。どんなアプリですか?」
 うむ。いろいろあるが、名前検索アプリとかいいな。
 たとえば、『日本/男/かっこいい』とか、『イタリア/女/クール』とかキーワードを入力すると、該当する名前をいくつかピックアップしてくれるやつ。
 小説を書くとき、登場人物の名前を決めるのって、めっちゃ悩むんだよなあ。実は、名前決めに一番時間がかかると言っても過言ではない。だから、イメージにぴったりの名前を検索してくれるアプリあると便利かなあ〜と思ったわけだよ。
「なるほど。まあ、確かに、名前決めには悩みますね。TRPGのキャラクターを作ったときなんかで、経験あります」
 うんうん。アレって悩み出すとキリがないよなあ〜。
 ちょっと変わった名前にしたくて、考えるんだけど、結局、思いつかなくて、仕方なく目の前にあった飲み物やお菓子からとったりするんだよ。
「または、気合いが入りすぎて、よくわからない名前になったりもしますね」
 うむ。まあ、友達とTRPGを遊ぶってだけなら、適当につけてもいいんだけどな。あとで、変更しても大丈夫だし。
 しかし、小説の登場人物やリプレイのキャラクターは違う。いったん、出版されてしまうと変更はできない。だから、すごく悩むんだ。
「そうですね〜。確かに、それは悩みますね〜」
 ありきたりではつまらんし、かと言って、ひねりすぎると浮いてしまう。
 ちょうどいいのは、どこかで聞いたことがあるかもって思えるくらいで、なおかつ、ちょっと変わった名前なんだよ。あと、キャラクターのイメージにぴったりハマッていて、設定や性格を反映していればベストだな。
「それは、そうかもしれませんけど……それだけの要件を満たす名前を考え出すのは、さすがに無理じゃないです?」
 無理かどうかはともかく、とても難しいことは間違いないな。だからこそ、名前検索アプリがほしいんだ。
「ですが、かっこいいと思う名前も人それぞれじゃないですか? そんな主観的なキーワードで名前を検索できるアプリなんて、つくれるんでしょうか?」
 たとえば、『かっこいいと思う名前』や『クールだと思う名前』なんかを登録してもらって、それを国や性別、キーワードごとにデータベース化し、検索できるようにすれば、かなり使えるアプリになると思う。
 さらに、登録されている名前に投票できるようにして、投票した人の年齢や性別もデータベースにできれば、『10代の日本人女性がかっこいいと思っている名前』を検索できるようになるだろ?
「……いいかもしれませんね、それ」
 だろ?
 というわけで、
だれかそんなアプリをつくってくださーいっ!
「まあ、すでにあるかもしれませんけど……わたしたちが知らないだけで」

 今月の徳島センス:
さあ、みんな! アプリをたっぷり遊ぼう!

 ばんざーーーーーーい!!

「そういえば、つくってほしいアプリ、いろいろあるって言ってましたよね? ほかには、どんなアプリをつくってほしいんですか?」
 そうだな。たとえば、最新の音声認識システムを駆使した『自動的に徳島センスで返事をしてくれるアプリ』とか、どう?
「……なるほど。それは、スマートフォンやiPadの売れ行きがよくなりそうですね」
 だろだろ。そんなアプリあったら、大人気だもんなあ〜。
「いいえ、思わず地面に叩きつけてしまうからです」

【12年05月18日 真中あずさ】

こんにちは。早くみなさまに名前を覚えていただきたい、「
真中あずさ」です。

さて、今回のテーマは「
アプリ」ということで。
アプリと聞いてまっさきに思い浮かぶのは、やはりスマートフォンiPadを使うものでしょう。
しかしこのテーマをいただいたとき、真中は困りました。なにせ、わたしは―――スマフォもiPadも持っていないのです。
いつかスマフォにしたいなあ、なんて思いつつもガラケー持ちです。
そういえば、ついこのあいだガラケーがガラパゴスケータイの略称だと知りました。遅いですか?

ともかく、持っていないのならスマフォやiPadのアプリの話はできません。
ない頭を絞って、(アプリ……アプリ……アップリケ……)とか考えてみましたが、アップリケの話題でエッセイが書ける気がしません。無理です。
ほとほと困りはて、「
そもそもアプリってなんだ」、と思い調べてみました。
アプリとは、正式名称「
アプリケーション」。簡単に言うと、利用者が任意にコンピューターに”ダウンロード”するソフトのことです。
ふむふむ……ではダウンロード繋がりで『
ダウンロードゲーム』についてお話しましょう。

もうご存知の方も多いと思いますが、日本語版を含めたダウンロードゲームを創作・販売している『BIG FISH games』というゲームサイトがあります。
一時期、ここのアイテム探しにめちゃめちゃハマっていました。
アイテム探しというのは、文字通り画面上から指定されたアイテムを探すゲームです。(詳しくは笠井道子女史の「I Gotta iPad! 」第四回、五回をご覧ください)
これが簡単かと思いきや、意外と難しい。
しかも、もとが英語圏のゲームなもんで、最初は『ゴブレット』がなんなのかわからない。『キュウリ』が日本でよく見かける細長いタイプのものでなく、太くてでっかいウリのような姿だったりして、二重にわからない。
ですが、やはりゲームはゲーム。
難しいほど燃えるってもんで、アイテム探しだけでなくほかのパズルもスキップ(わからないパズルはとばすことができるんです)だけはしたくない!と、がぜん燃えたものです。(今ではあんまり解けないパズルはスキップしてます)
このサイトを教えていただいた当時は「
一日一ゲーム」でした。
コツを掴んでくるとサクサク進みますから、それがだんだん三ゲーム、四ゲームと増えていき……さすがに、一日に十タイトル以上遊んだときは頭痛がしました。
今ですか? 今は三日に一ゲームで我慢しています。
こうしてみると、幼い頃に「ゲームは一日一時間!」と言われていたのを思い出します。守っていませんでしたけど。

そもそも一度その手のゲームにハマるとなかなか抜け出せない性質でして。
脱出ゲームにハマったときは、もうなにを考えていたのか毎日毎日脱出脱出脱出……
脱出ゲームをプレイしたことのある人ならわかると思うんですが、あのゲームはとにかくいろんなところをクリックしていくんですね。
当時、リビングにあったパソコンを前に、ずっとマウスを「カチカチカチカチカチカチカチカチ……」する娘(*高校二年生)。
そんな青春の一ページを脱出ゲームに捧げる我が子を見て、両親はさぞかししょっぱい気持ちになったことでしょう。

そんな私も大人になり、フリーの脱出ゲームから今ではダウンロードゲームで遊ぶようになりました。素晴らしい成長です。
私のPCには常に一つ二つゲームがストックされおり、現在は『
トレジャーシーカーズ3:蘇った亡霊たち』と『ハウス・オブ・サウザンド・ドア:霊が彷徨う屋敷』の二つがダウンロードされています。
この『ハウス・オブ・サウザンド・ドア:霊が彷徨う屋敷』は我らがボスもプレイされたそうで。
評判がよかったので今から楽しみです。
もちろん、『トレジャーシーカーズ3:蘇った亡霊たち』も人気シリーズの三作目ですから、期待大ですよ! これはもうシリーズ四作目もリリースされているらしく、早くプレイしたい気持ちが募るばかりです。

というか、これを書いてたらゲームしたくてたまらなくなってきたので、今からちょっと遊んできます。
それではみなさま、よいゲームライフを。NO GAME,NO LIFE!

【12年05月16日 清松みゆき】

 お題は
アプリ……ですか。

 先頃(といっても、もう3ヶ月ほどになるんですが)、
Skyrim のために、新規にPCを組んだ清松です。Lord of the Rings Online に合わせて組んで以来の新調ですね。壊れてやむなくを1回挟みましたが、その前に組んだときは、確か、Neverwinter Nights でしたっけ。
 このあたりは、ゲームに惹かれて、なのか、スペックオタが、我慢がきかなくなったとき、自分の背中を一押しする口実にしているのか、どうも渾然一体です。そのゲームは、結構はまり込んで遊ぶんですが、他にはさほどでもないんですよね。結局、主なPC用途は、テキスト打ちとネットにメール……。隣で興味津々、組み立てを見守る息子に、
「お母さんには内緒だぞ」と、クソでかいVGAを見せつけつつ、「公式ハイレゾにmod盛り盛りでぬるぬる動かしてやんよ」などという組み方は、明らかにコストパフォーマンスは悪いです。そも、LotRO のときも、今回も、ゲームとして遊ぶだけなら、前の機械で十分に遊べてましたし(お母さんには内緒だぞ!)。
 インストールしてあるアプリを一覧してみて、
「メイン用途はベンチマークです(キリッ)」ってな部分を否定できないところです(笑)。そして、ええの組んだでという満足感を反芻しながら、また数年お付き合いな相棒にするのでしょう。

 さてさて、こんなスパンでの新調ですから、OSも、ようやくXPから変更となりました。7導入ですが、ん、なんか、1世代飛んでますね。前も、98からXPにジャンプしちゃったし……。
 これですから、古すぎて対応できませんなハードやソフトも1つと言わず、出て参ります。今回、メーラーとワープロ(文章書くときは、テキストエディタですが、印刷時の細かい書式設定は、どうしても、日本語ワープロになります)が、買い換えとなりました。
 こういうアプリケーションの置き換えで困るのが、
人間のほうがアプリに最適化されているという現象です。ちょっとした操作手順の違いで、原稿を添付し損なうとか、そんな馬鹿なことも起こりかねな……。やれやれ。
 このキーはこの役割やろ、みたいなのが染みついていて、新規のアプリ側の設定を変更するのに一手間も二手間もかかってしまいます。でも、やらんと作業効率メチャ落ちですし。くわわわ、まだ、PC-9801時代の癖が残ってるんじゃよ、俺は。
 何にしても刷り込み効果は非常に大きいもの。開発する側も、UI改善には気を遣うところでしょう。まずは、マイナス地点からスタートしているようなもので、「より良い」だけでは足りません。

 他人事ではありません。
アナログ・ゲームだって、ルールやデータの追加・変更は、遊ぶ人たちが従来を前提に構築した環境や、それぞれのプレイヤーが受けている刷り込み効果を考慮しないわけにはいきません。いやいや、これに関しては、「パッチ当ててしまえば否応なし」なデジタル・ゲームを、うらやましく思ったことが二度や三度じゃありません。アナログ・ゲーム、特に、TRPGは、「そんな追加・変更はいらん」と言われたら、おしまいです。追加にせよ変更にせよ、遊び手の人たちに要求する負荷と、それを導入したメリットと、相当高いコスパが要求されます。ハイエンドVGA路線では、まずい。目指すは「コストそこそこで、パフォーマンス上々」な、アッパーミドルでしょう(某お母さん「それを買うつもりって聞いてたんだけど!?」)。

 ということを踏まえつつも、このたび、
「ソード・ワールド2.0」の戦闘ルールが改訂されます。7月発売の『ルールブックT改訂版(仮)』と、8月恒例の、夏の大型サプリメント『カルディアグレイス(仮)』への収録となります。新規に遊ぼうと思うかたには『〜改訂版』を、従来から遊び続けているかたには、『カルディア〜』をお勧めします。
 ちなみに、僕は手持ちの『ルールブックT』が、もうボロボロで、『〜改訂版』もまた、ちょうどいいリプレースになりそうですが。
 置き換えをお願いする以上、その手間をかけてもらえるに十分に値するものを目指しました。そのハードルはクリアしたと自負しています。よろしくお目通しください。

【12年05月02日 杉浦武夫】

『ファイアーエムブレム 覚醒』
2周目プレイを開始した今日このごろ、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
 僕は『ファイアーエムブレム』シリーズですと、ゲームボーイアドバンスで出た
『烈火の剣』を、支援会話100%になるまで遊んでました。
 シミュレーションRPG携帯ゲーム機スマホみたいな、持ち運びやすくてゴロゴロ転がってても遊べるようなハードで、だらだらと遊ぶのが良いですね〜。

 スマホの話が出たところで、今月のお題は
「アプリ」です。
 僕はまだスマホは持ってなくて、ガラケーでモンコレのソーシャルゲームを遊ぶ日々を送っています(宣伝)。
 とはいえiPadは持っております。
 そしてぶっちゃけ、
「iPad持ってりゃ、しばらくスマホいらなくね?」と思ってたりするのです。

 さてさて、何度もエッセイで書いているように、僕は
携帯ゲーム機が大好きな人間です。
 そんな僕が携帯ゲーム機よりiPadのアプリ向きだなぁと思ってるのは、「指1〜2本で操作できるゲーム」ですね!
 ジャイロ機能で操作するドライブゲームやアクションゲームなどもあるわけですが、iPadを両手で支えていると
「なぜ自分は、ゲームしながら筋トレしている気分を味わわねばならないのか?」と、ダルくなる両腕をかかえながらの自問自答が始まってしまいます。

 じゃあ僕は、iPadでどんなジャンルのゲームを好んで遊んでいるのか?
 答えは簡単でして、シミュレーション系のゲームです。
 携帯ゲーム機で好んで遊んでいるジャンルを、iPad向きの手軽に遊べるアプリでも楽しんでるというわけです。
 とはいえAPPアプリではシミュレーションRPGが少ないので、タワーディフェンスとか、経営シミュレーションとか、リアルタイムストラテジーを遊ぶことが多くなってます。

 タワーディフェンスは、
『PLANT vs. ZOMBIES』『Fieldrunners』『Sentinel 3』あたりをそれぞれ3周くらい猿のように遊んだ後、延々と新作を漁り続けています。
 経営シミュレーション系はiPhoneアプリですが
『ゆけむり温泉』『開幕!! パドックGP』なんかが好きです。
 リアルタイムストラテジーですと、タイムマネジメント的な要素も強いですが、
『My Kingdom for the Princes』と同シリーズの『2』が、見た目とゲームバランスが好みです。

 あとは、自軍本陣からユニットを出撃させ、自軍本陣を守りつつ敵軍本陣の陥落を目指す、説明だけしてるとモンコレみたいなタイプのゲームも良いですね!
『Crystal War』『Dark Lords』『Ballistik』なんかを、2周ずつくらいクリアするほど楽しませてもらい、タワーディフェンスと同様に新作を探し続ける日々です。
 ちなみに、このテのゲームの一般的な呼称がわからないのですが、どなたか教えていただけないでしょうか。

 ここまで書いて思うに僕は、iPadの画面上でチマチマと自分が配置したユニットや施設が動いて、敵を倒すなり発展していくなりしていくタイプのゲームが好きなようです。
 この辺、携帯ゲーム機だと画面が小さすぎると感じることがありますし、据置型ゲーム機だと大きなTV画面でそんなチマチマした動きを追うのがもったいない。
 なのでiPadの大きさが丁度良い、という感じでしょうか。

 あと、アナログゲーム好きな人には、
ボードゲームのアプリなんかもオススメです。
『Ticket to Ride』みたいに、ゲーム中にシャッフルや、コマやカードの移動が多く挟まるボードゲームなんかは、iPadで遊ぶと驚くほど快適ですね〜。

 個人的には、
『Final Fantasy 3』『エレメンタルナイツオンライン THE WORLD』みたいに、スマホやタブレット向けに操作が最適化されたRPGやらシミュレーションRPGが増えていくことに期待です。
 それにつけても、アプリの話をしていると新iPadが欲しくなってくるから危険です……。


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