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TOP > ユーザーコンテンツ > 著者インタビュー > 『ボードゲーム・ジャンクション』インタビュー(2009年12月)
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『ボードゲーム・ジャンクション』インタビュー


 ボードゲーム好きの皆さま、あるいはボードゲームに興味はあるけれど、何から初めていいのかわからないとお考えの皆さま、お待たせいたしました!
 2010年、初頭。ついに、ボードゲーム好きの、ボードゲーム好きによる、ボードゲーム好きの為の本、『ボードゲーム・ジャンクション』が発売になります。
 この『ボードゲーム・ジャンクション』とは、アナログゲームを強力にサポートする書籍『Role&Roll』(以下R&R)に掲載された大量のボードゲーム記事をまとめた豪華な本。
 しかも、どうやらただ掲載された記事をまとめるだけではないらしい……これは、詳しく知りたい!
 ということで、安田均笠井道子秋口ぎぐるの3人にインタビューしてまいりました。
 詳しくはぜひ、下記をお読みください。

2009年12月 発行
執筆:河野裕



◆『ボードゲームジャンクション』とは?

――: まずは執筆、お疲れ様でした。
安田 皆さん、ごめんなさい! 僕のせいで発売が3か月も遅れました。……3か月も遅れてない? 2か月くらい?
秋口 いや、もともとJGCに売りたいって言ってましたからね(笑)。
安田 じゃあ半年も! ごめんなさい、すべて私のせいでございます。でも、すごく面白い本になりました。
――: あんまりよく知らないんですが、なんだかとても豪華な本だそうで。
笠井 よく知らないって(笑)。
安田 いや! ボードゲームの本と言われても、よくわからないと思う。ぼくは『SFファンタジィゲームの世界』とか、ゲームの歴史に関する本は色々出してるんだけど。今回もその流れにある本で、とにかく言いたいのは「ただのカタログ本ではない!」ということ。
笠井 基本は『R&R』に連載した原稿をまとめましょう、という企画だったんだけど……。
安田 ああ、元はそんなに簡単な話だったの?(笑)
笠井 そうですよ、「絶対に楽ですよね」って話してたのに。
安田 『ウニ頭でもできるもん!』と、『ボードゲーム・リプレイ』と、『クローズアップ』と……これだけのはずだったんだ。


 
  『ウニ頭でもできるもん!』(下記『ウニ頭』)
  執筆、笠井道子。
  お手軽だけれど奥深いボードゲームを紹介しています。

 
  『ボードゲーム・リプレイ』(下記『リプレイ』)
 執筆、秋口ぎぐる。
 読めばボードゲームのルールやプレイ時の雰囲気をわかりやすく、しかも面白く理解できます。

 
  『クローズアップ』
 執筆、江川晃。
 注目作を詳細かつ簡潔に紹介する記事です。
 江川晃は出張中だったため、残念ながら今回のインタビューには不参加となっています。


――: ではまず、その『R&R』の原稿の部分から。一体、どれくらいの期間の原稿がまとまっているんですか?
安田 5年間! (紹介した)ゲームの数、知ってる? 数えてみたら、500を超えてる
――: おお、それは凄い!
笠井 何が凄いって、もっとたくさんゲームを遊んで、その中から選んで500個だからね。
秋口 そうですよねぇ。遊んだボードゲームは、全部で1000を超えてる。
笠井 そのゲームのルールをほとんど訳したのが柘植さんと江川さん。
安田 違うよ。最初は僕が訳してた。皆さんもご存知だと思うけど、僕の翻訳ってやり方ひどいですからね。訳しても紙に書かないの。基本的に読むだけ。こんなルールがある! さあ、やろう! って。
笠井 それじゃみんな、わからない(笑)。
安田 だから、ペラ1枚分くらい書くようにしたんだ。わかりやすく、要点だけ
笠井 確かに遊ぶ時は、それでよかったんだけど。要点だけだと、3日も経つとわからなくなるのよね。
安田 そうそう! 素読みでやると、みんなわからへん。ペラ1枚でやると、その場ではわかるんだけど、読み返したらわからへん。『レイルロードタイクーン』※1とか、『ドミニオン』※2とかね。他にもいっぱいあるけど……おもろいやろ? 僕が選んだ奴は。
秋口 面白いです。間違いなく面白い。だから困る!
安田 「面白い、またやろう!」と思って、ルールを読み返してもわからない(笑)。「社長、これではいけませんよ!」って話になって、英語は柘植が、ドイツ語は江川がきちんと訳してやることになった。
――: よかった(笑)。
安田 ……なんの話してたんだっけ? まあいいや。こんな話を沢山した座談会も『ポードゲーム・ジャンクション』には載ってます。



 ここで話は、『ボードゲームジャンクション』に収録されている座談会に。
 まずは『R&R』に掲載されていた記事の話から聞き出していこうと思っていたインタビュアーですが……話が面白そうなのでまあいいや、と思って聞き役に回ります。



◆座談会のこと

安田 もうめちゃくちゃ言ってるからね。「あんなこと書いたけど、本当はこうだ!」とか。一番の名台詞は、柘植の「シャハトは、やればできる子なんです」っていう。
秋口 あれはねぇ、未だにカットした方がよかったんじゃないかと思ってるんですよ。
安田 (シャハトといえば)『ズーロレット』でドイツゲーム大賞を取った男ですよ! それを、「あの人はやればできる子なんですよ」って。
秋口 愛があるゆえの発言なんやけども……
安田 そう! 柘植は大好きだから、みんなにボロクソに言われて、つい言った。
秋口 でもそういう背景を知らない人からみたら、許されませんよ!
安田 ドイツボードゲームをちゃんと知ってる人が読んだら、頭から湯気が立つ。「なんやこれは!」って。
笠井 まぁ、言ったのが柘植ですからね。ムサいおっさんじゃないから、許されるんじゃないかと(笑)。
安田 と、いう風な、ボードゲームに対する愛と怨念と執念が、ぎっちり詰まってる。「ただのカタログ本ではない」ボードゲームの紹介本になってる。
秋口 いや、本当に。オレもそこがいいと思うんですよ。
安田 でしょ? 噛めば噛むほど味があるでしょ?
秋口 そう。決して公平ではない(笑)。これ(『ボードゲーム・ジャンクション』)は良い悪いをはっきり書くじゃないですか。普通、カタログ本だと公平に褒めますよね。
安田 だから全然、おもんない(笑)。
秋口 それを言うからまた問題が!
一同 (爆笑)
秋口 でもカタログとか読んで、「これ面白そう!」と思って、実際にやってみたらおもんなかったりする。この本は違うじゃないですか。
――: ボードゲームを売るために書いてるのではない、と?
安田 売るためや!(笑) でもそれがねじれまくって、「もう売れても売れんでもいいわ! オレは、これが言いたい!」となってる。
笠井 愛が深すぎて。この本は「私はこれが好きです」っていう提示の仕方だから。
――: では、ぜひ笠井さんの『ウニ頭』の話を。


◆『R&R』に掲載された原稿のこと

安田 みんな苦労してるけど、『ウニ頭』も苦労してる。やっぱり『ウニ頭』は凄い。僕もレビューでクニツィーアの作品について書いたけど、書く事ないねん。
笠井 でしょ! そうでしょ!
安田 それをこねくり回して、書きまくる技術!
秋口 「シャハトはやればできる子」とか、「クニツィーアは書く事ない」とか言わんでくださいよ!(笑)
笠井 クニツィーアのシステムは本当に凄くて、なんの無駄もないんです。でも、『ウニ頭』はそれじゃダメなんですよ。ただ簡単なゲームじゃダメ。そこにストーリーがないと。
安田 (クニツィーアのゲームは)やったらめちゃ面白い。
笠井 面白いから、書く事ない。
安田 おもろい。一言で終わり。
秋口 やっと褒めてくれて、ほっとしましたよ(笑)。
安田 クニツィーア、右と左わからへんのよね。びっくりしましたよ、数学博士なのに「えーと、これ、右やったっけ? 左やったっけ?」って。
――: 本当に天才っていう感じの人なんですね。
秋口 おもろいけど、記事にしにくいゲームってありますよね。
笠井 そう。秋口さんの『リプレイ』で扱うゲームって、だいたい社長が選んでるんですけど。傍からみてて、その度にぎぐるさんが頭を抱えてるなぁって。
安田 頭抱えてる? ちがうやろ! 秋口は「嫌です」「やらへん」「できへん」ってはっきり言う!
秋口 (笑)
安田 たまには社長に気を遣わんとと思わんか? 「やってもいいですけどぉ」って。
秋口 それだけ聞くと、オレがめっちゃ偉そうみたいですけど。あのリプレイって、4ページなんですよ! ルール説明だけで4ページかかるゲームはできへん。それにやっぱり、抽象的なゲームはリプレイでは面白くないんですよ。オセロのリプレイを4ページ読まされても、面白くないでしょう?
笠井 そう、記事にはストーリー性が大切。
秋口 そういう意味でクラマー先生っていう、オレ大好きやし自分でもよく買ってるゲームデザイナーがいるんですけど、記事にはし辛い。
安田 『オーストラリア』※3とか?
秋口 はい。非常に抽象ゲーの匂いがする。
安田 凄い人なんですよ、クラマー。どっからあんなゲーム思いつくのかわからへん。クニツィーアとかも凄いけど、クラマーみたいな人は他におらへんと思う。
秋口 大好きなんだけども、やっぱり記事にはしにくい。
笠井 ちなみに『ウニ頭』も、社長に勧められても「できへん」って言う(笑)。『クローズアップ』の江川さんだけが、「はい……」って答える。
安田 そう! 江川くんだけ可哀想に、嫌そうな顔して「はい……」って(笑)。
秋口 オレは断固拒否しますけどね。クラマー先生と、あと『古き海』のオルネッラ先生だけは大好きなんですけども、こう……。
安田 オルネッラ先生もねぇ。
秋口 リプレイにしにくい。
安田 しにくいねぇ。なんも言えんねぇ。イタリアの、世界でも一部の人だけが愛好しているんだけど、僕らは凄いと思う。
秋口 凄いですねぇ、あの人も。
――: では、『リプレイ』について教えてください。
秋口 毎回ひどいスケジュールでやっているというのを、是非書いてください。
――: どんなスケジュールなんですか?
秋口 どのゲームを取り上げるか決まった日にプレイして、その翌日1日で書き上げるという。
安田 そうそうそう。僕がチェックミスしたりすると、ルールを完全に間違えとったりするからね(笑)。――いや、間違えててもいいんですよ、僕はそう思う。世の中には「ルールを間違えたらあかん!」と言う人もいるけど、じゃあ「間違えたルールで面白くなったら、それはどういうことやねん!」と言いたい。
笠井 いや……まぁ……楽しかったらいいですよね。
秋口 ……はい(笑)。
安田 昔からあるんですよ。『ミッドナイトパーティー』※4っていう、凄い面白い子供向けのゲームがあるんですけど。それに日本の誰かがルールを付け加えた。そしたらもっと面白くなった。じゃあ別に、それでいいやんか、と僕は思う。もちろんルールを間違えてゲームが壊れたらダメだけど、面白いならそれでいいと思う。
――: なるほど。
安田 例えば『王宮の囁き』※5でクリアしても1点というのは、可哀想過ぎる。あれは絶対、2点にすべきたと思う。
秋口 それだけ言われても、インタビュアーなんもわかってませんよ(笑)。
安田 彼に言ってるんじゃない、『王宮の囁き』ファンみんなに語ってるんだ! って……マニアックな本だなぁ(笑)。
秋口 この間、『リプレイ』のプレイヤーの浅野さんとかにあったんだけど。「リプレイ載るんだったら一冊くらいくれ!」って。
安田 ああ、それはもちろん。
笠井 でも、彼らは好きでやってるんじゃないのか?(笑)
秋口 「オレらはプライバシーという貴重なもんを、だいぶ提供したぞ!」と。まったく、その通りでございます(笑)。
笠井 誰か離婚したんだっけ?
秋口 1人離婚しましたね。1人はこの間、転職に成功した後で離職しました。
――: それ、本を読んだらわかるんですか?
秋口 あー、それは単行本には載せないかも
安田 あれがおもろいのに!
――: それはR&Rを読めばわかる、ということで。


◆書き下ろし原稿のこと

――: R&Rに掲載された原稿だけで、かなり濃密ですね。
安田 そう! しかもそれだけでいいのに、僕にとってボードゲームはライフワーク……っていったら、寿命が尽きるらしいんで言わへんけど(笑)。これで人生、生きてきたようなもんだから。ここ最近の5年分じゃちょろすぎる! 過去10年分、ボードゲームのベスト100を全部レビューを書き下ろしてやる! と……言ってたら、インフルエンザにかかって倒れたりして、発売日が伸びてしまったと(笑)。
――: 100本は凄いですね。
安田 全部書きましたよ、最終的にベスト105! もう後ろの方になったら、褒めとんのか貶しとんのかわからへん(笑)。
笠井 褒め言葉にも限りがありますからね。
――: 最後、105位ですもんね。1000本以上遊んだ中の105位だから、十分凄いけど。
安田 順位はつけてへんけど、最後は僕の趣味! 自転車ロードレースのゲーム(笑)。
笠井 でもあれ、面白いですよね。
安田 でしょ? あれは面白い!
――: 社長も『R&R』に『トピックス』という原稿を書いてますよね。どうして新しい原稿を書き下ろしたんですか?
安田 僕の『トピックス』は「こんなおもろいゲームが出たよ」っていうだけやから、5年もたったら誰も相手にしてくれへん。
――: ニュースだからこそ鮮度が重要、ということですか?
安田 そういうことやね。「ドミニオンっていう凄いゲームが出たよ!」って、書いた時はいいけど、時間が経ったら「それがどうした?」となる。だから全部、書き直した。
笠井 だからって私たちに、「きみらはええなぁ、そのまま使えて」っていうのはどうかと思う(笑)。
安田 社長の復讐で、「みんな新しいの1本書き下ろせ」と言った。だから江川の『クローズアップ』も笠井の『ウニ頭』も新しいのが載ってるよ。
笠井 ぎくるはどうだっけ?
秋口 いや、オレは書いてません(笑)。
安田 僕ね、自分にちゃんと才能あるんだと思った。
――: とういうのは?
安田 レビューをただ105本並べてるだけじゃなくて、歴史書いてんねん。2000年から2009年までの、ボードゲームの歴史。それも「こうや!」と決めたら、ダーッと書いていけた。
秋口 確かに「最近こういうものが流行っている」という記事はよく見かけるんですけど、「この年代はこういうものだった」と改めて整理したものってないですね。
安田 そう、こんなの他に誰も書けへんと思う。
――: 読めばボードゲームの変遷がわかる、ということですか?
安田 うん。別に「これが正しい」と思ってもらわなくていいのよ。でも「確かにそういう見方もあるな」と思ってもらえたら、それで面白い
秋口 反論があるならそれはそれで、良い問題提議になると思う。
――: 先ほど少し原稿を読ませて頂いたんですが、とても説得力がありました。「このタイミングでボードゲームがリソースマネージメントに移行した」「このゲームにより、それがさらに発展した」という風な流れが。
安田 でしょ? そうそう、ここで言っておきます。(ゲームが発売された)年号は、めちゃくちゃなのがありますどうしても取り上げたくなったからここに入れました、というのもあります
笠井 何度もリメイクしてたり、違う会社から発売されたりしますからね。


◆最後に

――: 非常に楽しい話を、ありがとうございました。
安田 いえいえ。こんな感じの座談会も載っています。
笠井 カラー写真もいっぱい入るんですよね?
安田 そうそう。見た目も綺麗な本になります。もちろん、文章も面白い。見た目だけの味気ない、カタログ本にはなってないはず。
――: ぜひ読ませて頂きます。発売日は?
安田 2月中には出ます。お正月の気分が近いうちに読んでください。
――: 最後に何か、ありましたら。
笠井 いつか是非、『ボードゲームジャンクション2』を出したいです。
秋口 『リプレイ』で掲載されていない原稿もありますからねぇ。『リプレイ』の比率を増やしてもらえれば、来年にでも出せるかも。
安田 誰かがまとめてくれれば、すぐに出ますよ。
笠井 社長はそう言って、また(新しい原稿を)書かはるんですよ(笑)。
安田 そうそう、また「書き直させろ!」と言って(笑)。
秋口 でも来年出せば、1年分で済むから。
安田 1年だと、(遊んだゲームは)何本になるの? 200くらい?
秋口 そんなもんですね。
安田 「こんなおもしろないの遊んでもうたわぁ!」とか(笑)。
――: (リプレイプレイヤーの)離職した方のその後も気になりますし。
笠井 そうそう、それは気になる。
安田 なんの話や(笑) じゃあ、ボードゲームオリンピックということで。どうせならボードゲームワールドカップもやって、2年に1冊くらいのペースで。
秋口 こういう本を出していく、と。
――: 是非お願いします!
笠井 座談会もこんな感じで、ちょっと聞くだけのつもりが3時間くらい喋ってた
安田 (座談会を収録した)中華料理屋のおっちゃんが料理の説明してるのに「そんなんもういいわ!」って言って(笑)。
笠井 あの座談会は面白いです。問題の発言が、どれだけ整理されてるかわからないけど
――: 楽しみにしております。本日はありがとうございました。
笠井 ……きみ、インタビューした?
――: あんまりしてないですね。聞いてただけです
秋口 インタビュアーなんのネタも用意してませんからね。
安田 ホンマや。こんな楽なインタビューないで(笑)。
笠井 みんな勝手に喋るから。
――: 本日はありがとうございました(笑)。
安田 ところで、ドミニオンの新しい奴※6 が届いてる。
秋口 ドミニオンかぁ。勝たれへんからなぁ。
安田 この間、ボコボコにしたからな(笑)。さっそく明日、やりましょう。




 そんなわけで、非常に楽しい(そして楽な)インタビューでした。
 皆さんもぜひ、ボードゲームを愛する人々の作った、ボードゲーム好きの為の本を手にとってみてください。
 間違いなく、「今すぐ遊びたい!」と思えるゲームを見つけられるはず!
 発売は2010年2月、ぜひよろしくお願い致します。



  ※1 レイルロードタイクーン
 鉄道会社を作って経営するシミュレーション要素の強いゲーム。
 プレイヤーは一定の期間内に鉄道を構築することを目指す。

 
  ※2 ドミニオン
 TCG的なコンボと、デックを構築する楽しみをテーマにしたゲーム。
 膨大な数のカードのみで構成されている。
 多数あるカードの種類からゲーム毎に使用するものを選択することで、毎回違った楽しみ方ができる。

 
  ※3 オーストラリア
 オーストラリア大陸を開発するゲーム。
 今世紀初頭なのに、環境問題が大きな要素になっている。

 
  ※4 ミッドナイトパーティー
 お城のパーティーに参加したところ、そこに幽霊が現れ……というゲーム。
 着実に近づいてくる幽霊から逃げ惑う。

 
  ※5 王宮の囁き
 王宮内で評価されることを目的としたカードゲーム。
 プレイヤーは6種類のカードを場に出すと勝利し、同じ種類のカードを場に出すと敗北する。

 
  ※6 ドミニオンの新しい奴
 『ドミニオン拡張:海辺』のこと。
 『ドミニオン』の新たなカードのセット。


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