第13回モンスター・コレクションTCG 全日本選手権
グループSNEレポート |
2010年11月27〜28日に開催されました、「第13回 モンスター・コレクションTCG 日本選手権」。全国のモンコレファイターが集結し、2010年をしめくくるべくモンコレ日本一の座を目指して白熱した対戦が繰り広げられました。
会場は、東京のベルサール飯田橋ファースト。広くて天井の高い会場で、『ディメンション・ゼロ』の日本選手権2010と並んでの盛大な大会となりました。
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執筆:杉浦武夫 |
■■一日目■■ |
初日のメインイベントは、翌日の決勝トーナメントの出場権を賭けた本選です。
グループSNEからはデザイナーの加藤ヒロノリと、私、杉浦武夫が午後から見学させていただきました。
全6回戦のスイスドロー6回戦という長丁場の戦いに、なんと162名ものモンコレファイターが参加!
大人数の対戦にふさわしく、デックバリエーションも実に様々。大会モンコレ史上においても最多のバリエーションであったことは、まず間違いないでしょう。デック記録用紙を眺める加藤は「嬉しいなぁ。デザイナー冥利に尽きるわ」と、ホクホク顔です。
デックパターンが多い事実を表す事柄としまして、我々が会場入りして早々に耳に飛び込んできたのが《ジャッジメント》のデックを使って3連勝なさっている方がいたという事実です! そりゃ凄い!
とはいえ、もちろん多数派のデックも存在し、それに対するメタゲームで作られたデックも数多く存在していました。今回の最多数派のデックは、『豪天城の戦鬼』の《邪眼剣のシャチ》や《キング・オブ・デストロイヤー》を主力としたデックで、使用率は1割強〜2割弱といったところ。
それに対抗すべく多かったのが、『蒼天界の神馬』の《神獣の女神ジーグルーデ》と『星剣姫の烙印』の《神角獣アルビオン》を主力としたデック、そして『鷹眼の行進曲』のバードマン軍団を主軸に『復活の破壊神』の[対抗不可]な《遊撃隊長グレイホーク》などを加えたデックなど、先攻型でオーガ軍団を殴り倒せる火力を持つデックでしょうか。
他には《死の女神アスタロト》を主力としたデックも多数存在しましたが、それでも「多数派」と呼べるデックはトータルでも4割弱程度。6割強の皆様は、それ以外のカードを主力としたデックで参戦していらっしゃいました。もちろん、多数派に分類されるコンセプトのデック内容も個性豊かで、加藤とデックリストを見ながら「なんでこのカードが入ってるのん?」とか「どうしてあのカードが入ってない!」とか、ツッコミが飛びまくっておりました。
そんなこんなで、初日の本選も終了。翌日の決勝トーナメントに進出できる上位12名が決定されました!
++ 本選通過者(敬称略) ++
1位 |
エセ外人 |
7位 |
もか |
2位 |
Y蔵 |
8位 |
ナルセ |
3位 |
側近A |
9位 |
ディー |
4位 |
りんそうか |
10位 |
ヒデ |
5位 |
コウメイ |
11位 |
スーザン |
6位 |
陳宮 |
12位 |
よーどー |
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◆2パックシールドファイト!! |
この日に平行して行われていたモンコレのイベントは、「2パックシールドファイト!!」。こちらにも、当日参加や本選からドロップされた方が十数名ほど参加なさっていました。
本選では使用できない11月26日発売のアペンド・カードセット『紅河宮の精霊』と『聖晶塔の宝鍵』をモリモリと開封していらっしゃる方もちらほら。やっぱり新セットを開封するのは楽しいですね!
その隣で、加藤&杉浦はコッソリとガンスリンガーをやらせていただきました。
二人とも発売されたばかりの『紅河宮の精霊』と『聖晶塔の宝鍵』を組み込んだデックばかりということもあり、対戦相手の方々から感嘆の声が多く聞けたのが楽しかったですね!
加藤も杉浦も、この日は勝ち越し! ……そりゃ、皆様がフリープレイ用にご用意なさったデックに新カードを活用してるデックをぶつけりゃ、勝ち越せて当たり前という説もありますが(汗)。
さっそく『紅河宮』や『聖晶塔』のカードを組み込んでらっしゃる方も多く、本当に楽しませていただきました。
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