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| ●著者インタビュー ●イベントレポート ●リーダーズサーカス ●エッセイ ●ＴＲＰＧリプレイ | |
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| イベント目次 |
| グループＳＮＥコンベンション2010 レポート |
| ボードゲーム大会 ― 詳細 ― |
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■ ダンジョンロード あなたは、“迷宮の魔王”ダンジョンロード です。年に１度やってくる勇者パーティどもを、モンスターや罠を駆使して全滅させてください。 
よくあるＲＰＧの世界設定を、悪者側の視点からパロディとして昇華した大作ゲーム。 ダンジョンを大きくして立派な迷宮を作り上げたいが、何をするにもとにかく インプ（労働力） と 金 と 食料 が必要。魔王連盟から税金は取られるし、強いモンスターたちは大飯食らいだし、最悪なのは地域の方々への悪評が溜まるとやってくる聖騎士（パラディン）で、たった１人で攻撃、回復、魔法、罠解除の全てをやってのけます。 プレイヤーの皆さまが 「パ、パラディンこっち来んな！」 と悪評を譲り合う様は、なんとも微笑ましいかぎり（ニヤニヤ）。 個人的にツボなのは、インプ２体を食料とともに篭もらせると、インプをもう１体生産してくれる、通称 “ホテル” 。 ■ 交易王 「上がり坂あれば下り坂あり」 。 相場の格言にこういったものがあります。 交易王は、まさにそれを教えてくれる経済ゲーム。 
プレイヤーは商船の持ち主です。ゲームの目的は、自分の舟が積んだ商品を高値で売って儲けることですが、相場は各々の 「需要カード」 によってころころと変化します。 また、船を新たに一隻増やしたり、引ける需要カードの枚数を増やしたりする 「特殊カード」 の存在も大きい。 シンプルかつスピーディなライトゲームの１つですが、どこまでいっても読みきれない奥深さがあり、個人的にはかなりオススメの超傑作！ ■ 原始の生活 冬を越えるには夏、働くべし。 アリとキリギリスの童話を髣髴とさせる、シビアな狩猟と採集ゲーム。 
高得点のマンモスは冬に多数現れますが、それを獲るために必要な武器は夏の間にたくさん集めておく必要があります。他人が歩いた後のマスは荒野になり、もう移動することはできません。 目先の利益に踊らされて準備を怠ると、季節を越えられず持ちコマが飢え死んでいくという、生きることの厳しさを教えてくれる良作に、プレイヤーさんたちは頭を抱えます！ ■ ファウナ 世界中の動物の豆知識を競うパーティゲーム。 プレイヤーはカードに描かれた動物のイラストを見て、生息地・体長・尾の長さを推測します。ピンポイントに当てて高得点を狙うか、自信がないから広範囲を選択して無難にニアピンで攻めるか。 「え、ナマケモノの尻尾の長さ !?」 「そもそも尻尾なんてついてたっけ !?」 カードの量が膨大ですので、何回か繰り返すとあなたもきっと動物博士に。 この春から全国の小学校で理科の教材として使われます（嘘）。 ■ チケット・トゥ・ライド アメリカを舞台に、自社の線路を伸ばしまくって鉄道王を目指せ！ 秘密の目的地カードを駆使すれば、大量得点のアメリカンドリームが待っている！ ひたすら純粋に長距離路線を目指すか、ひたむきに目的地カードの達成に賭けるか、いやらしく他人の引いた線路を邪魔するプレイに走るか。 ２００４年 ドイツ年間ゲーム大賞 を受賞後、今でも愛され続ける不朽の名作！ 他にも、 物資を船で運ぶ経済ゲーム 「 マニラ 」  宝石を収集する、競りゲームの傑作 「 バザーリ（バサリ） 」  プレイヤー全員が協力して感染症というゲームシステムそのものと戦う 「 パンデミック 」  病気の動物たちを治療するブラックユーモアのきいた珍ゲーム 「 サイコペット 」  古代ローマの戦車レースがモチーフ 「アベ・カエサル」 名作スコットランドヤードをブラッシュアップ 「ミスターＸ」 シンプル線路引き 「トランスアメリカ」 プロッティングの妙 「ヒマラヤ」 新機軸のミステリゲーム 「薔薇の名前」 などなどなど…… |
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