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【新横浜プリンスホテル】 |
新幹線に揺られる事数時間。新横浜駅に到着しました。駅から少し歩き、新横浜プリンスホテルの前に辿り着いた私。
迷子にならずホテルに辿り着けた事に胸をなで降ろしながら、これから3日間、お世話になるホテルを見上げました。
見上げて……あまりの大きさに、おもわず「でっか!!」と叫んでしまいました。
いきなり声を上げてしまい、周囲の人から突き刺さってくる視線が痛くて、そそくさとホテルの中に入りました。
ホテルの中は、綺麗で広くて、デザインも良くて、こんな素敵な場所でゲーム三昧なんて……と、まだJGCが始まってもいないのに、テンションが上がってしまいました。
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【開会式】
(22日午後5時) |
ホテルの部屋に荷物を置いて、パンフレットを左手に、デジタルカメラを右手に持って、いざ開会式の会場に。
すでに会場には、大勢の人がいました。
写真を撮らねば、と「ごめんなさい」「ごめんなさい」と謝りながら、人を押しのけ、なんとか写真を撮れる位置に行き……そしてついに、開会式が始まりました。
富士見書房の加藤寛之さんの「JGCの始まりです!」という挨拶に、会場にいた皆さんから「おぉ〜!」大きな声が上がります。
加藤さんに続いて、我がグループSNEのボス、安田均がマイクを握ります。
あ、あれ? 安田社長の首にかかっているタオルは?
まさか、と思っていると、安田社長がタオルを首からはずし、皆さんに見えるように掲げました。
『ソード・ワールド2.0』のロゴ入りタオル!!
皆さんから爆笑と拍手が巻き起こります。
そして安田社長は、マイクを握り締め叫びました。
「3日間、遊ぶぞ〜!」
「おぉ〜〜〜〜!!」
皆さん拳を振り上げ、叫びます。
最後にマイクを手にしたのは、ゲーム界の重鎮、鈴木銀一郎先生。
「3日間遊ぶぞぉ〜!」
「お〜!」
鈴木先生がマイクに向かって叫ぶと、会場の皆さんも拳を上げて叫び返します!
「寝ずに遊ぶぞぉ〜!」
「おお〜〜〜〜!!」
会場を震わすほどの大声が響き渡ります!
そして、ついにJGCが始まりました!
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【JGCを歩こう
1】 |
開会式が終ると、私はパンフレットを開き、物販ルーム「千鳥」の場所を確認しました。
というのも……GMをやるのに、サイコロを全部忘れてきたからです!!
家を出た時から、なんか忘れているとは思っていたんですよ。でもね、でもね、よりによってサイコロ忘れなくてもいいじゃないか……(ブツブツ)。
そんなわけでサイコロを求め、全国のゲームメーカーや、有名ゲームショップが集まった物販ルームに駆け込みました。
うわ。ここも凄い人!
それに、ボードゲームもサイコロも一杯!! あぁ。これだけあると迷う〜。
サイコロを手に入れ、物販ルームを見て回っていると、『ソード・ワールド2.0』のロゴがプリントされたTシャツと、威力表がプリントされたTシャツが売られていました!
お願いして、写真を撮らせてもらいました。
Tシャツとタオルは、キャラアニ.comにて通販されています!
SW2.0グッズ販売直通はこちら!
色々なサイコロや、ゲームを見ながら歩いていると、我がグループSNEの笠井道子が出店している、「笠井商店」を発見!
う。人の壁が商店の前にできてる……。
人がひくのを待ってから、商店を覗きました。
ドラゴンをあしらったネックレスや、コップ、コースター等、ドラゴングッズが一杯!
欲しい! で、でもお金が!!
もっとゆっくり見て回りたかったのですが、【ライブRPG『ソード・ワールド2.0』】の時間が迫っていました。冒険者の店の主人を任されていた私は、後ろ髪を引かれながらも、物販ルームを後にしました。
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【ライブRPG『ソード・ワールド2.0』】
(22日、23日) |
22日と23日の2日間、2回行われる【ライブRPG『ソード・ワールド2.0』】。
SNEではライブの準備を7月中旬からしてきました。膨大な量のデータの準備、印刷、コピー、小物の用意。それもこれも、全てはこの2日間の為です!
なんとしても盛り上げねば! 冒険者の店の主人として、出来る事は!?
と考えた結果、1日目はチャイナ服、2日目はシスターの格好をして冒険者の店の主人をしました。
先輩方から、「なんでコスプレ?」と言われながら……。
私がコスプレ好きってわけじゃないですよ! せっかくのイベントですから、面白い格好をしたほうがいいかなって! その証拠に、他の冒険者の店の主人も、色々な格好をしていましたし!
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証拠写真1 |
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証拠写真2 |
ライブRPGの参加者は、会場の入り口でビニールの袋を渡されます。ビニール袋に入っているのは、キャラクターシートとミッションシート……。
受け取った人は、もう後戻りはできません! 泣こうが喚こうが、問答無用で『ソード・ワールド2.0』の世界に生きる冒険者になって事件を解決する事になります!
冒険の舞台は、「”橋の国”ダーレスブルグ」。
ダーレスブルグには、冒険者の店が4店舗あります。
4つの店、”さわって☆うさぎのしっぽ亭””とび出せ! 酔いどれ酒樽亭””The
masquerade””灼熱の勇者亭”があるのは、トークショールーム「尾上」です。
参加者は自分が持つ、キャラクターシートに従い、5人、ないしは4人のパーティを組む事になります。そしてパーティごとに、1つの冒険者の店に所属します。
ミッションシートに従い、自分達のパーティに合いそうな依頼を引き受け、解決していきます。依頼を解決すると、剣のかけらが手に入ります。剣のかけらは、冒険者の店で名誉点に変換する事になります。
冒険者の店ごとに名誉点を合計し、合計値が一番大きかった店が優勝となります。
参加者達は、自分達が所属している冒険者の店を優勝させる為、依頼を次々と解決していく事になります。
一度、依頼に失敗しても、まだ望みを捨ててはいけません。我がグループSNEの清松みゆきや北沢慶がいる魔剣の迷宮に行き、2人とミニゲームをして勝利するのです。そうすれば、失敗した依頼を再挑戦する事ができます。
北沢さんによるライブRPGの説明を終え、冒険が始まりました!
皆さん、自分達の店を一番にしようと、旅立って行きます。
一瞬にして、「尾上」はグループSNEのメンバーだけに。
ついに始まったんだぁ、と感慨に浸っている暇もなく、1分もしないうちに、「依頼達成しましたぁ」と戻ってくる冒険者達。
す、凄く早い。
そして数十秒と間をおかず、続々と戻ってくる冒険者達。
ちょ、ちょっと待って! えぇっと、終了の判子を押して、剣のかけらを貰って、名誉点を振ってもらって、えぇっとそれからそれから、次の依頼の受領印!!
「いってらっしゃ〜い!」と、笑顔で冒険者を送り出しつつ、内心は「ひぃ〜〜!!」と悲鳴を上げていました。
それでも、一時間に一度、数十秒なら暇になります。その時間を利用して、魔剣の迷宮をそっと覗けば……「早口言葉」「「の」の字探し」「後出しジャンケン」……面白そう!!
しかし、今の私は冒険者の店の主人、魔剣の迷宮に行っている暇などないのです。
涙を流しながら、店の業務に戻りました。
ライブRPGは、順調に進み……そして途中経過発表!!
その結果に、冒険者達は一喜一憂。
1日目は、1位、”灼熱の勇者亭”。2位、”The masquerade”。3位、”とび出せ! 酔いどれ酒樽亭”。4位、”さわって☆うさぎのしっぽ亭”。
このまま”灼熱の勇者亭”逃げ切るか? でも、勝負は最後までわかりません。
最後の最後に、蛮族の侵攻を食い止めるという一大ミッションが残っています。
ミッション内容は、参加者全員がサイコロを振り、蛮族と出目を競う、というもの!
そしてその結果……”The masquerade”が”灼熱の勇者亭”を追い抜き1位になりました。その差、なんと61点!
私は”灼熱の勇者亭”の主人だっただけに、かなり悔しかったです。
明日こそは、と思っていたのですが、2日目は、途中経過から、”とび出せ! 酔いどれ酒樽亭”が独走! それでもなんとか追いつこうと、他の冒険者の店の人は頑張ったのですが、”とび出せ! 酔いどれ酒樽亭”の冒険者も頑張った! そのまま1位の座を守り抜きました。
2位との差は、なんと740点!
1日目は、あれだけ僅差だったのに……。
負けてしまったものの、店主は楽しかったです!
参加していただいた皆さん、お疲れ様でした!
今回、ブースのマスターをしたのは、グループSNEメンバーだけではありませんでした。
ブースのマスターをしていただいた皆さん、ありがとうございました!
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