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| ●著者インタビュー ●イベントレポート ●リーダーズサーカス ●エッセイ ●ＴＲＰＧリプレイ |
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| ＫＡＤＯＫＡＷＡホラーコンベンション イベントレポート |
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| 執筆：大井雄紀 |
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| ■■■ ホラーコンベンション開催 | |||||
2016年４月24日。その日、東京でＫＡＤＯＫＡＷＡ様主催のホラーコンベンションが行われました。 僕こと大井雄紀は、同月20日に発売された『ゾンビサバイバルＲＰＧ ダイス・オブ・ザ・デッド（以下・ＤＯＤ）』のＧＭをするため、東京駅へと降り立ちます。 僕「ハイパー緊張する……」 コンベンションに呼んでいただくことは数あれど、今回ＳＮＥのゲストとして参加するのは自分ひとりだけ、という生まれて初めてな状況に緊張気味の大井。 果たしてどうなることやら。
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| ■■■ 控室にて | |||||
今回のホラーコンベンションはＫＡＤＯＫＡＷＡ富士見ビル２階を丸々使って行われました。 大井が会場入りしたときにはまだ他のゲストの方々は到着しておらず、日頃からお世話になっている編集様たちといろいろ会話をしておりました。 やがてコンベンションの時間が近づくにつれて、冒険企画局様やインコグ・ラボ様のゲストさんたちも到着し、控室もにぎやかになって参ります。 そんな折、『ＤＯＤ』の担当編集Ｈ様からホラーコンベンションの趣旨などを説明していただきました。 担当Ｈ様「本日は大井さん以外にも、ユーザーさん３名にＧＭを担当していただきます」 僕「マジっすか。発売されてまだ４日なのに、オープンな場でＧＭをしていただくとは、なかなか無茶ぶりですね」 担当Ｈ様「それだけ『ＤＯＤ』のルールがわかりやすいってことですよ！」 むぅ、この編集様持ち上げ上手。 さておきまして、その後ユーザーＧＭさんたちをご紹介していただきました。 みなさん本日は『ＤＯＤ』ルールブックに掲載されているシナリオクラフトを使ってＧＭをするとのこと。どの方も、今日のためにいろいろ遊びやすい工夫を考えてくださっていました。その工夫の中に面白い物があって大井の目は輝きます。 僕「おっ！ それめっちゃいいですね！ 写真撮ってレポート書いていいですか？」 ＧＭさん「えぇ!? ちょ、まずいですよ!? 著作権が!?」 僕「うるせー！ 作者がいいっつってんだよ！ ほーれ、撮ってやる、撮ってやるぞぅ！」 ＧＭさん「あぁ、堪忍して……」
写真の通り、『ＤＯＤ』では頻繁にプレイヤーさんたちの間を行き来するアイテムをカード化し、装備欄ともいえる【スロット】をカードバインダーで表現するというこの発想、実に素晴らしい！ 正直アイテムのカード化はボードゲームでもやってますが、【スロット】をカードバインダーにしておられたのは目から鱗でした。 僕「いやぁーいいもの見たなぁ」 とホクホクしている大井に、ホラーコンベンションを取り仕切っている編集Ｉ様が話しかけてきます。 編集Ｉ様「大井さん、実はＳＮＥさんにはチラっとお話していたのですが、本日の開会式あいさつを大井さんにお願いしたいのですが、お聞きしてます？」 僕「ぶぇ？ な、なにも聞いておりませんが」 編集Ｉ様「あっ、そうですか。じゃあ、よろしくお願いいたします」 僕「セリフの前後が繋がってない!?」 |
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| ■■■ 開会式 | |||||
そんなこんなで始まりましたホラーコンベンション。会場は『神話創世RPG アマデウス』 （著：河嶋陶一朗／冒険企画局）３卓、『常夜国騎士譚RPG ドラクルージュ』（著：神谷涼／インコグ・ラボ）３卓、『ＤＯＤ』４卓の合計10卓すべてが、満員御礼。各卓プレイヤーさんは５人でしたので参加者さんたちは50人ほどの、盛況ぶりです。 恥ずかしながら不詳大井が開会のあいさつをさせていただき（ぶっちゃけ緊張しすぎてなに言ったか覚えていない）、各卓セッションに入りました。 |
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| ■■■ セッション | |||||
大井はその日、シナリオクラフトを基礎としつつ制作したオリジナルシナリオを、成長を挟んで２本遊ばせていただきました。 プレイヤーさんたちのノリもよく、非常に盛り上がって大井のＧＭ熱もうなぎ登りです。 やはりみなさん楽しんでおられたのは【感染度（敵からダメージを受けるたびにキャラクターが強くなる代わりに、ゾンビへと近づいてしまうルール）】の増減と、フラッシュバック（人狼のような正体隠匿要素のあるルール）を楽しんでおられたようです。
もちろん他の卓も盛り上がっているようでした。 会場の様子はこんな感じです。
会場の盛り上がりようは素晴らしく、なんと急きょ４時間予定だったセッションが30分延長されるぐらいでした（笑）。 セッションが終わり、みなさん満足そうにしているところに閉会式が行われます。 |
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| ■■■ 閉会式 | |||||
閉会式では各卓のＧＭが今日のセッションの感想を一人一人言わせていただきました。 割と運が悪いとあっさりキャラクターがロストしてしまう『ＤＯＤ』なのですが、大井の卓ではプレイヤーのみなさんが上手く動いて犠牲者はなんとゼロ！ すごい！ 加えて、実は他の２卓も犠牲者は出なかったとのことで、４卓中唯一１卓のみキャラクターが一人ロストしてしまったようです。20人中１人とは、『ＤＯＤ』は実は優しいゲームなのかもしれません（苦笑）。 冒険企画局様やインコグ・ラボ様の卓も盛り上がっていたようで、ＧＭのみなさんは楽しそうにその日のセッションの感想を言っておられました。 |
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| ■■■ 最後に | |||||
今回のホラーコンベンションは出版社様、ユーザー様、各ゲスト様が一丸となりとても素晴らしいイベントになったと考えています。 主催であるＫＡＤＯＫＡＷＡ様も「定期的にこんなコンベンションを開いて行きたい」と仰っておりました。ぜひまた大井も参加させていただきたいものです。 こうやって少しずつでもユーザーのみなさんと遊べる機会が増えて行けばいいなぁーと、帰りの電車の中で思わずにはいられない一日となりました。 |
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