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第14回モンスター・コレクションTCG 全日本選手権
グループSNEレポート |
2011年12月17〜18日にかけて開催されました、「第14回モンスター・コレクションTCG 全日本選手権」。
販売元がブシロードさんに変わり、新レギュレーション下における初の全日本選手権となった本大会の様子をお届けします。
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執筆:杉浦武夫 |
■ 1日目(2011年12月17日) |
初日は翌日の決勝トーナメントへの出場権を賭けての、スイスドロー形式による大会。
会場はベルサール八重洲で、この日はモンコレのみのイベントとなりました。
グループSNEからは、加藤ヒロノリと杉浦武夫が昼ごろに会場入りしました。
今大会は、2つのレギュレーションの頂上を並行して決める大会です。
夏から発売されたブロック1のカード(『火竜』『剣姫』『アルフレアの不死鳥』『ソラステルの堕天使』)のみを使える、ご新規さんもベテランも楽しめる「ブランニュー」。
そして、ブランニューの全カードに加え、Gレギュレーションのカードを使える、カードプールの広さが魅力の「オープン」。
参加者は、ブランニュー131名、オープン76名、総計200名を超える大規模な大会となりました!
加藤はフリープレイスペースに卓をお借りしてのガンスリンガー。
後で結果を聞いたところ、7戦2勝5敗で「やっぱり今日のお客さん強かったわ―」とのことでした(笑)。
我々が参加した3回戦が終わるころには、大会を外れた参加者さんが増えてきたため、フリーファイトも開催されました。
こちらも当日参加の方も含めて、90名近くの皆さんにご参加いただけた模様です。
そしてレポーターの杉浦は、ずっと試合を見学させていただきました。
ブランニューもオープンも、実に多くのデックバリエーションを見ることができ、製作者冥利に尽きる大会でした!
ブランニューでは使っている人のダイス運が強さに大きく影響する英雄《黒い翼の天使デオネア》を採用なさってる方が上位に入られ、オープンでは驚異の「攻撃力20/防御力2」の《暴風の魔竜ルドラ》が互いの戦場に並ぶミラーマッチが見れたりと、これまでではなかなかお目にかかれなかった対戦を見ることができました。
どんなタイプのデックが使われていたのかについては、こちらでご覧ください。
この日の大会を勝ち抜いたのは、次の方々。
おめでとうございます!
++ ブランニュー本選通過者(敬称略) ++
順位 |
名前 |
1位 |
グリ |
2位 |
マーシー |
3位 |
もかぞう |
4位 |
どらぽん(やまのうえ) |
5位 |
BURGER |
6位 |
らっしー |
7位(同) |
けっせる |
ヤマト |
++ オープン本選通過者(敬称略) ++
順位 |
名前 |
1位 |
カイムマスター |
2位 |
ツンスケ |
3位 |
コウメイ |
4位 |
ろびん |
5位 |
よーどー |
6位 |
SUKIYA |
7位 |
ゼンテン |
8位 |
フミヤ |
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■ 2日目(2011年11月18日) |
この日は会場を変え、「ブシロードワールドグランプリ2011全国決勝大会」内での決勝となりました。
広い会場は、多数のTCGファンでごったがえして熱気ムンムン!
この日はモンコレもブランニューとオープンの決勝の他、全国で繰り広げられたタッグバトル「モンコレ甲子園」の決勝も開かれます。
午前中に開始のモンコレのブランニューとオープンの決勝は、なんとガラス越しの通りに面した場所での進行!
モンコレファイターの面々はもとより、一般の通行人さんも気になって覗かれるという楽しい状況でした(笑)。
ブランニューで戦闘スペルを4属性採用した珍しいタイプの《龍皇子ナーガラジャ》が活躍したり、オープンでまさかの《牛頭鬼イッカク》さん登場など、数えあげればキリがないほどに見どころ満載な決勝トーナメントでした。
結果としては、両レギュレーションともにハーピィデックが優勝するという、開発スタッフ的にはちょっと意外な展開となりました!
緊張感あふれる決勝トーナメントの順位は、次のとおり。
ファイナリストの皆様、本当におめでとうございます!
++ 第14回 全日本選手権 ブランニュー決勝(敬称略) ++
順位 |
名前〔デックタイプ〕 |
優勝 |
マーシー 〔ハーピィ〕 |
準優勝 |
ヤマト〔ヒッポス〕 |
3位 |
もかぞう 〔猫ドラジェ〕 |
4位 |
BURGER〔4色ナーガラジャ〕 |
ベスト8 |
グリ 〔水土ナーガラジャ〕 |
ベスト8 |
どらぽん(やまのうえ) 〔ハーピィ〕 |
ベスト8 |
らっしー〔ハーピィ〕 |
ベスト8 |
けっせる 〔水土ナーガラジャ〕 |
++ 第14回 全日本選手権 オープン決勝(敬称略) ++
順位 |
名前〔デックタイプ〕 |
優勝 |
カイムマスター〔ハーピィ〕 |
準優勝 |
ツンスケ 〔サボテンマン〕 |
3位 |
よーどー〔ストライパー〕 |
4位 |
SUKIYA 〔ラクシオス〕 |
ベスト8 |
コウメイ〔メディア+アンゴルボダ+ナーガラジャ〕 |
ベスト8 |
ろびん 〔ヒッポス〕 |
ベスト8 |
ゼンテン〔聖ラクシオス〕 |
ベスト8 |
フミヤ〔シャチオズボー〕 |
決勝トーナメントの終了後、関係者によるニコニコ生放送への出演というステージイベントが!
全国へリアルタイムに会場の雰囲気が伝わる、素敵なトークショーでした。
そして、ちょうどステージイベントが終わったころ、別室にてモンコレ甲子園の決勝大会がスタート!
ちなみに甲子園には「ブランニューのカードプールで、2人あわせて同じカードは3枚までしか使えない」という特殊構築ルールが存在していました。
その影響もあり、甲子園では他のコンセプトとかぶらない、トライアルデック『剣姫』のカードを主軸に添えたデック(通称「猫ドラジェ」)の使用率が高い傾向にあります。
喜びも悔しさも2人で2倍の、モンコレ甲子園決勝の結果は、次のとおり!
++ モンコレ甲子園 決勝(敬称略) ++
順位 |
チーム名 |
先鋒〔デックタイプ〕
大将〔デックタイプ〕 |
優勝 |
エターナルフォースブリザード |
ヒデ〔ナーガラジャ〕
側近B(チーム王様)〔猫ドラジェ〕 |
準優勝 |
煙突工房 |
ぺんぎんの王様〔ナーガラジャ〕
おりんじい〔猫ドラジェ〕 |
3位 |
1980万Powers |
ヨルルゥ〔火土ドラゴン〕
ディンディン〔ナーガラジャ |
4位 |
チーム\アップリ〜ン/ |
二九〔猫ドラジェ〕
ムラヤマ〔ナーガラジャ〕 |
ベスト8 |
熊の谷 |
羆@ハリケーン川西〔猫ドラジェ〕
タニモト〔ハーピィ〕 |
ベスト8 |
物欲28号 |
アラヤ マサタカ〔ナーガラジャ〕
オサナイ イチロウ〔猫ドラジェ〕 |
ベスト8 |
チームエンドルフィン0817 |
スーザン〔猫ドラジェ〕
SUKIYA〔ナーガラジャ〕 |
ベスト8 |
腹黒い三連星S |
コウメイ〔猫ドラジェ〕
3000〔バードマン〕 |
モンコレ甲子園のファイナリストの皆さま、おめでとうございます!
こうして 20011年のモンコレは幕を下ろしました。
そして2月からは、ブロック2が始まります!
およそ半年後に開催される予定の第15回大会では、ブランニュー環境はもちろん、変則レギュレーションによるオープン環境の変化、そして「ブロック対抗戦」という新レギュレーションも増え、より楽しみの幅が増えていきます。
2012年も、なにとぞモンコレをよろしくお願いします。 |
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