2021.07.02 FAQを更新しました |
探索者作成 /update!戦闘関係 /安定度 / 儀式 |
A.P23の訳注にあるように、職業技能にわりふるためのレーティングをまとめて購入し、別の職業技能にわりふることは可能です。ですので10作成ポイントで購入した20レーティングをこの4つの技能に配分する作成は許されます。
その上で、キャラクターシートの数字は誤記です。まことにもうしわけありません。この4つの技能のレーティングは5が正しくなります。
A.いいえ。回避値は一般技能ではなく、そのためプールポイントも持ちません。上昇させることはできません。攻撃側の判定が成功した段階で、ダメージを受けることが確定します。
A.奪い合いの状況は独立したルールです。至近距離よりさらに近く、遮蔽なしよりさらに密着した状態と考えてください。そのため、ダメージが3倍になります。
A.弾数は1です。複数射撃については、パルプモードにおける二丁拳銃(43頁)、同じくフルオート射撃(64頁)の記述を参照してください。
A.P.55の記述は、キーパーがPCの行動の難易度を決定する際の目安です。〈体力〉プールが-9~-11になった時の意識維持判定のように、難易度が目安の範囲を超えた例外的な値になることはあり得ます。また、ごく稀に、判定への修正値を加えた結果として難易度が8を超えたり、2を下回ったりすることもあり得ます。
update!A.はい。問題ありません。
update!A..意識維持判定の難易度には、負傷状態であることによる判定難易度の上昇は適用されません(P.61のマイカ神父の例を参照)。
ただし、キャラクターがダメージによる〈体力〉プール減少以外の要因(極端な温度や毒など:P.66~67参照)によって負傷状態と同じ扱いになっている場合については、キーパーの裁量で意識維持判定の難易度を1上昇させることにしても構いません。
A.いいえ、一度だけでかまいません。
A.いいえ、できません。一般技能の〈精神分析〉を使って下さい。
A.いいえできません。〈心理学的応急処置(77頁)〉は「他者の〈安定度〉プールを回復させる支援」です。ただし、職業が“精神科医”であれば、職業の特殊能力によって、自分に対しても心理学的応急処置ができます(P.16参照)。
A.いいえ、難易度ではありません。
〈安定度〉と儀式抵抗プールの対抗判定の処理は、基本的に通常の対抗判定(P.56参照)と同じです。
儀式の術者と儀式に抵抗する力(召喚される対象ないし召喚の妨げとなる時空の構造など)の間で、どちらかが失敗するまで交互に判定を行ないます。
儀式に抵抗する力が先に判定を失敗した場合、儀式は成功です。
術者が先に判定を失敗した場合、儀式は失敗になります。
特に明記されていない限り、一般技能判定の難易度は4です。これはクリーチャーや神話的存在(あるいは宇宙そのもの)が判定を行なう場合も基本的に変わりません。
しかし、術者側はたいてい、難易度4に相手がクトゥルー神話的存在であることによる+1修正を加えた、難易度5で判定をすることになります(呪文の解説に記載されている〈安定度〉判定難易度は、この分がすでに加算されています)。
召喚儀式の場合、キーパーの裁量で(シナリオ中で神話遺物や手がかりを入手するなどの要因によって)、術者側または儀式に抵抗する力側の難易度が増減したり、儀式抵抗プールが減少する可能性はあります。
A.P108の記述は、コストの支払いに充てるためのポイントを、『協力』と同じルールで持ち寄っても良いという意味になります。
つまり「呪文発動に協力するアシスタントのうち、発動する呪文を習得している者は、[消費したポイント数ー1]点をコストの支払いのために提供できる。発動する呪文を習得していない者は、3点を消費することによって1点を提供できる。」のです。
現在の文章ではこの意味が伝わりづらいと判断して、修正をおこないますのでエラッタをご参照ください。
A.『トレイル・オブ・クトゥルー』の判定システム上、儀式に抵抗する側は、必ず判定に成功するだけの儀式抵抗プール・ポイントを消費してきます。
例えば、対抗判定の難易度が4なら、毎回3点の儀式抵抗プールを消費してくるのです。(「1をロールしたら失敗する余地を残すために2点ずつ消費する」というキーパーもいるので、あくまで一般的な処理としての話ですが)
つまり、儀式抵抗プールが18点あるとしたら、少なくとも6回は確実に判定を成功させてくることになります。儀式抵抗プールを使い切ったら、あとは1d6の出目のみで難易度4の判定をすることになるので、探索者は7~8ラウンドくらいは判定に成功し続けねばならないわけです。
抵抗側の難易度を1上げれば、それだけで儀式抵抗プールの減りを速くすることができますし、術者側の難易度を下げれば、より少ない消費で成功させることができるのです。
また、コストの支払い以外にも、呪文発動のための〈安定度〉判定には普通に『協力』のルールが使えます。