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++ 第 1 回 ++
「灼熱のファイヤーダンス(加藤ヒロノリ)」VS「四次元ポケット(杉浦武夫)」
 
■サンプル勝負!
ストン: では、この2つのデックを使って、勝負じゃ!
ナチュ: はーい。初心者の私は、こっちの単純な火デックを使いますー。
ストン: よかろう。ならばワシは重アイテムデックじゃ。Gレギュレーションから始めたような小娘には負けん!

〜戦闘開始
ナチュ: まずこっちからですね。……あ、いきなり来た。《フレイム・タイラント》呼びまーす。おまけに《オーク錬金術師団》も。
ストン: ぬぬ、いきなりか……。こっちは……おおう、《秘境の巨人ヨーウィ》と《七つの海の王子》を呼ぶぞい。初めの手札で大型ユニットを引かんかったら、どうしようかと思ったわい。
ナチュ: じゃ、こっちのターンですね? 代理地形を配置して、《フレイム・タイラント》ゴー! ……で、本陣には《炎の魔神スルト》!
ストン: なかなかデックがまわっておるのう……。こっちも代理地形を置いて、ヨーウィくんを前に押し出すぞい。残念ながら、《七つの海の王子》は地形リミットに合わん。留守番じゃ。本陣に《ヘカトンケイル》を喚んでおこう。
ナチュ: よーし、じゃあぶつかれ、《フレイム・タイラント》!
ストン: まっすぐ来たか。では戦闘じゃな。即時召喚は無しじゃ。
ナチュ: イニチアチブ!(互いにサイコロを振る)…………あれ? 同時攻撃ですね。
ストン: ブーーッッ!?
ナチュ: ちぇー、相討ちです。(《フレイム・タイラント》死亡確認)
ストン: く、くおぉぉ……激痛じゃ……。(《秘境の巨人ヨーウィ》死亡確認)
ナチュ: ここで、他のユニットがいれば空き地形を張り替えて進軍できるんですけどねー。今回はいないので、後ろからスルトとオークさんを前に出して……本陣で《ファイア・ドラゴン》と《フレイム・バジリスク》召喚!
ストン: むー、今回は《ヘカトンケイル》と《七つの海の王子》を前進させて終わりじゃな。手札まわしのために、本陣に《ホブゴブリン用心棒》を出そう。

〜破棄はつらいよ
ナチュ: じゃ、《炎の魔神スルト》と《オーク錬金術師団》で前進です。
ストン: うぬあ! 《ヘカトンケイル》と《七つの海の王子》で応戦じゃ!
ナチュ: イニシアチブは……こっちですね。
ストン: ヘカトン先生は、強烈なチャージがついたが、代わりに「イニシアチブ:−2」じゃからのう……。
ナチュ: じゃ、そんな《ヘカトンケイル》に《炎の魔神スルト》が《フレイム・ストライク》!
ストン: ぬう、い、いきなりか! 《七つの海の王子》が《魔力のスクロール》!
ナチュ: そんな王子様にスルトとオークが協力して《ティンダー・ストライク》!
ストン: ブゥッ!? 《魔力のスクロール》は品切れでございます!
ナチュ: それ以上対抗はないですね? じゃ、巨人と王子の丸焼き、一丁♪ こっちの進軍は終わり。本陣に《灼熱の魔狼フェンリル》を喚んで、終了です。
ストン: い、いかん。今回は前に行けん。本陣に《ヘカトンケイル》を喚んで、終了じゃ。
ナチュ: それじゃ本陣、お邪魔しまーす♪ さっきと同じ、オークとスルト。さらに即時召喚で《インパルス・モス》。
ストン: く、来るなぁ! 即時召喚で《七つの海の王子》! さらに《ヘカトンケイル》には《日輪の紋章》じゃ!
ナチュ: どうでもいいですけど、この《インパルス・モス》は、ヒロノリのお気に入りユニットなんだそうです。こんな半端な蛾が好きとか、人格疑いますね。じゃ、イニシア〜チブ!(ころり)
ストン: (ころり)……おぉ、先手取った! ヘカトン先生、チャージ発動じゃ!
ナチュ: うーん……《オーク錬金術師団》が《ウォー・ドラム》!
ストン: な、なんじゃと!? (やや考えて)……では《魔力のスクロール》で打ち消すしかないのう。使うのは《七つの海の王子》。
ナチュ: 満を持して《炎の魔神スルト》が「□魔剣レーヴァテイン」! 全員に【火炎】で3点!
ストン: 《ヘカトンケイル》が《封印の札》!
ナチュ: スルトが《フラッシュ・デトネイター》! 《封印の札》を打ち消して、2Dの結果は6点!
ストン: 今度はそっちか! ……むう、どっちみちヘカトンは《日輪の紋章》で耐えられるが、《ホブゴブリン用心棒》がレーヴァテインでただ死亡するのも業腹じゃな……《ホブゴブリン用心棒》が「×用心棒」! 《ヘカトンケイル》を《フラッシュ・デトネイター》の魔手から身を挺して救う!
ナチュ: ん、ヘカトンに《バーン・アウト》。
ストン: …………。
ナチュ: …………。
ストン: ら、らめぇぇ! 破棄はらめぇぇぇぇぇ…………!!

〜戦闘終了
ストン: …………。
ナチュ: 勝ちました!
ストン: っつうか、勝てるかぁぁぁ!! 
ナチュ: なに、男が言い訳? 見苦しいですよ?
ストン: 杉浦殿には悪いが、アイテム対抗が充実した火スペルデックと、重アイテムじゃ相性が悪すぎるわい。
ナチュ: 《ティンダー・ストライク》は強いですねぇ。
ストン: アイテム枠を持っているという理由だけでなんにでも対抗して即死じゃからのう。
ナチュ: あと、《バーン・アウト》も強いです。これ、気に入りました。
ストン: うーむ、ただスルトのレーヴァテインに合わせて使ってくるだけなら、《封印の札》でも《魔力のスクロール》でもいけるんじゃが。アイテムに対抗された果てにアレは、ぶっちゃけ無理じゃ。
ナチュ: でも、すごく使いやすかったです、このデック。使ってて、もの凄く気持ちがよかったです。正直思いました、ヒロノリもなかなかやるなと。
ストン: そりゃあれだけ攻め攻めなら気分もよかろうて……くそう。
ナチュ: まぁまぁ、博士。運がよかっただけですって。いや、やっぱり実力ですね。博士が弱くて、私が強いだけですよ。
ストン: おのれ。……ちなみに、杉浦殿のデックはクセや相性問題こそあれ、ポテンシャル自体は別に悪くない。別のデックと試した時は、《日輪の紋章》や《六門神酒》で耐える《ヘカトンケイル》と、死んでも手札に戻ってくる《ワイト》のコンビがひたすらジリジリと前へ進み続けて本陣陥落、ということもあった。
ナチュ: 死亡効果には強いですもんねぇ。ホブゴブリンさんもいますし。
ストン: ちなみに、その時は先攻の敵の攻撃を凌いで、《鋼鉄の処女》で邪魔な相手を破棄する、という手段がけっこう有効じゃった。まぁ、感覚的には不意討ちっぽかったがのう。
ナチュ: 杉浦さんご当人が使ったら、もっと強かったかも知れませんねー。――でも今回は私の勝ちですけど。
ストン: ま、この講座のコンセプトを無視した発言じゃが、その可能性はあるのう。逆に、ヒロノリ殿のデックは、誰が使っても同レベルの戦闘力を誇るはずじゃ。内容的に、デックが事故を起こしにくい、というのもポイントじゃな。


■デック改造ポイント
ナチュ: 改造するとしたら、どこでしょうねー。
ストン: うーむ、さすがにあまり目に付くレベルでは改造点はないのじゃが……ヒロノリ殿のデックは、3レベルユニットと1レベルユニットを2レベルに差し替えて、完全に偶数にしてしまう、というのも手かもしれん。もっとも、火スペルのみをもつ2レベルユニットはもうおらんから、難しいところじゃがな。
ナチュ: 火スペル以外のスペルを使うユニットならいますけどねー。
ストン: 火以外のスペル……たとえば、風のスペル使いを多少混ぜて《ゲヘナ・フレアー》を視野に入れるという手もあるが……使いやすさを犠牲にするだけかもしれんな。敵の厄介な地形を警戒するなら、地形に《吹き抜ける風》を混ぜるのもいいじゃろう。
ナチュ: 杉浦さんの重アイテムは?
ストン: こちらもまた、コンセプト的に改造は難しいのう。使い込んで、アイテムのバランスに関する自分なりのレシピを考える方がいいかも知れん。
ナチュ: でも、こういうデックを使いこなせたら、カッコイイですよね! 辛気くさそうなんで、私は使いませんが。
ストン: そうじゃの。クセのあるデックを自分なりに使うこともまた、モンコレの楽しみの1つじゃ。……というところで、今回は締めておこうかの。


■終わりに
ナチュ: 当講座では皆さんの考えたデックを募集します!
ストン: デックの診断、改造以外にも、面白コンボや拘りのファンデックの紹介など、幅広く扱わせていただく予定じゃ。
ナチュ: どんどん応募して下さいね!
ストン: ……ちなみに、勝敗は時の運が大きく絡むので、必ずしもデックの戦闘力を厳密に出すものではないという点は了承してくれい。……ふん、毎回あんなにデックがうまくまわったりせんわい。
ナチュ: まだ根に持ってたんですか……。ケツの穴の小さい男ですねー。えー、応募はこちらまで!

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ストン: というわけで、今回はこれまで!
ナチュ: 次回も、このじじいをコテンパンにしますので、乞う、ご期待ですよ!


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