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ダイス・オブ・ザ・デッド ボードゲーム

ダイス・オブ・ザ・デッド ボードゲーム TOKYO ARMAGEDDON
製品情報

 グループSNE/cosaic新作ボードゲーム
『ダイス・オブ・ザ・デッド ボードゲーム TOKYO ARMAGEDDON』6月18日(土)に発売となります!
 『ゾンビサバイバルRPG ダイス・オブ・ザ・デッド』(以降、DOD)と共通する世界観でありながら、今作ではRPG版の時代から半年の時を経て、ゾンビが跋扈する東京を滅ぼすため核ミサイルが発射される直前という危機に陥っています。
 そこでプレイヤーの分身であるハーフゾンビたちは核ミサイル発射阻止の使命を帯び、東京を救う最後の希望を求めてゾンビとの戦いに身を投じます。
 仲間とともに次々と増えていくゾンビの群れをかいくぐり、任務を遂行しなくてはならない、協力型ストーリーボードゲームです!

ダイス・オブ・ザ・デッド ボードゲーム
TOKYO ARMAGEDDON
 
プレイ人数  2~5人
対象年齢  12歳以上
プレイ時間  60~90分
監修  安田均
ゲームデザイン  西岡拓哉
ディベロップ  柘植めぐみ/グループSNE
パッケージイラスト  永田愁
デザイン  松田実愛
価格  4,500円(税別)
発売日  2016年6月18日
販売元  グループSNE



 今作はゲームの導入にも使用できる3本の単独シナリオと、核ミサイル発射阻止を目指す5本のキャンペーンシナリオからなる計8本のシナリオを収録しています。これらのシナリオは、RPG版にも登場するNPCコミュニティとの出会いによりストーリーが展開していきます。


○NPC
 ノンプレイヤーキャラクターの略。プレイヤーが操るキャラクターとは異なる登場人物のこと。DODでは様々な境遇の人間、ハーフゾンビのNPCが登場している。
○コミュニティ
 東京内部で拠点を定め、リーダー指揮のもとゾンビを避けながら生きている集団の総称。東京には大小いくつものコミュニティがあり、その特徴もリーダーごとに異なる。


RPGも好評発売中!

『ゾンビサバイバルRPG ダイス・オブ・ザ・デッド』
2016年4月発売
監修=安田均
著=大井雄紀/グループSNE/KADOKAWA

→RPG、ボードゲーム共通サポートページ 






■■ ゲームの準備

 ゲームを行うには、まず
進行役プレイヤーにわかれます。
「自分も一緒にゲームをプレイしたい!」とうずうずしがちな進行役のあなたもシナリオを読みながらプレイヤーとして参加できます!

 A~Iの9つのエリア(1エリアは縦4×横4、1-4~4-4までの16マス)にわかれているボード上に、各シナリオごとの「☆準備」の項目に従って施設・ゾンビコマ・トークンを配置し、「探索カード」「アイテムカード」「敵カード」の山札を準備します。


各エリアは太い緑線で区切られています


 各プレイヤーは「赤」「青」「緑」「黄」から自分の色を決め、対応するキャラクターシートスクリーン矢印トークンを受けとります。
 スクリーンでキャラクターシートを隠し、シート中央の「HP:10・感染度:10」に矢印トークンを配置してゲーム開始です。この値が上下することでアクションを補助するボーナスが得られます(※詳しくはシートの写真をご覧ください)。

 HPが0になってもロスト(ゲームから退場)しませんが、HPが0かつ感染度が20になるとロストしてしまいます。まずその前に、「HP:5以下かつ感染度:15以上」にならないよう気をつけましょう。その理由はのちほど


 
↑をクリックすると、大きいサイズでご覧いただけます スクリーンにはルールサマリーが掲載されています

得られるボーナスの例(ちょっと極端ですが……)
HP1、感染度2の場合
 傷だらけですが、限りなく人間に近い状態なので
 理性的な行動で身を守ろうとするので被ダメージ-3
 的確に相手の弱点を攻撃できるので与ダメージ+2

一方こちら、HP18、感染度19の場合
 身体は元気ですが、限りなくゾンビな状態!
 とっても元気なので移動力+2
 人間の限界を突破して全能力値+1
 限りなくゾンビに近いので、ゾンビから仲間認識されて行動を阻害されません!(ゾンビ無視移動





○キャラクターは全8種


 プレイヤーは「学生」「警官」「看護師」「スーツアクター」など8枚のキャラクターカードから1枚を自由に選びます。
 今作では1人のキャラクターは1つのチームを率いていると考えます。1人がロストしても、それと似たタイプのキャラクターがチームに加入します。

 各キャラクターはそれぞれ「頭」「腕」「足」に能力値が決められており、数値が高いものほどその分野に優れていることを表しています。
 キャラクター選びに迷った時は、たとえば4人プレイなら「各能力値のいずれかが突出したキャラクター3名」+「いずれも平均的な能力値のキャラクター1名」というように選ぶと良いでしょう。







○種類豊富なアイテム


 キャラクターは最初からアイテム〈抗ゾンビ薬〉と〈救急キット〉を持っています。これらをはじめとする全52種のアイテムの一部には
使用回数が決まっており、使うタイミングの見極めが重要です。
 アイテムカードを使うたび時計回りにカードをタップすることで、残り使用回数が確認できるようになっており非常に便利!







○敵はゾンビだけじゃない!


 キャラクターは
「トラウマカード」を1枚所持している状態でゲームを開始します。
 トラウマカードとはゾンビとの過酷な戦いや、ハーフゾンビという中途半端な自分の身について悩まされることで精神に負った傷を表しています。
 トラウマカードの種類によってはキャラクターに恩恵をもたらすものもありますが、そのほとんどがシナリオ攻略を左右する厄介なものです。

「終了条件」を満たすことでトラウマを克服することができます。これは即座に強制です。
 また、ゲーム中に新たなトラウマカードを得るとそのカードの効果を即座に適用されますが、それまで所持していたトラウマカードも破棄せずに下に置いておきます。この状態で上のトラウマカードが終了条件を満たすと、以前所持していたカードが再び効果を発揮してしまうので油断なりません。
 時としてゾンビよりも厄介な自他のトラウマカードによってもたらされる不安と緊張感が、ゲームの面白さにスパイスを加えています。


○例えばこんなトラウマカード

「物欲」のカードは、所持しているアイテムに固執するあまり、それを失うことに異様な恐怖心を抱いている状態です。具体的には「アイテムが使用できない」というとんでもない状態となってしまいます。
 こんなとき、迅速に終了条件を満たすか、新たなトラウマカードで上書きされることでこの危機を脱することができますが、上書きされたカードがさらに深刻なトラウマだったり……?





○準備完了


 すべての準備が完了すると以下の図のようになります。






■■ ゲームの流れ

 シナリオの指示に従って準備が整ったなら、キャラクターは巨大なコンクリートの壁「グレートウォール」に囲まれた東京内部で生き残りを賭け、ゾンビに立ち向かうことになります。

 ゲームはスタートプレイヤーから時計回りに進行します。キャラクターたちはアクションを駆使し、時にはゾンビと戦いながら各エリアに散らばっている手がかりを追って、
制限ターン内にシナリオをクリアすることに挑戦します。
 シナリオには
目標勝利点が設定されています。勝利点とはゾンビを倒したり、イベントを解決したりすることで獲得する得点のようなものです。また、得点と同時に病院でHPを回復したり、ダイスアロケイトの出目を変更したり交換したりと、便利に使えるお金のようなものです。便利だからといって獲得して使いすぎると、目標勝利点に届かなくなってしまいます。これではシナリオの完全成功にはなりません。また、勝利点はキャラロストでも失われます。
 目標勝利点に達することはキャンペーンでのキャラクター成長にも関わるので、これを達成して完全成功するよう積極的に努力しましょう。



○ゲームオーバー


 「制限ターン内にシナリオの目的が達成できなかった」
 「ボード上に発生するゾンビコマが50体を超えた」
  (3.ゾンビ発生・感染フェイズ参照)
 「全体で3名以上のキャラクターをロストしてしまった」

 この3つのいずれかの状況が発生するとゲームオーバーです。



○ターンの詳細


 ターンはつぎの5つのフェイズから構成されています。



1.ダイスアロケイトフェイズ

 キャラクターの行動を決定づけるシステム
「ダイスアロケイト」がゲームの緊張感を大きく高める醍醐味のひとつとなっています。
 アロケイトとは「割り振り」を意味し、ダイスアロケイトでは「同じ出目の個数(=ゾロ目の個数)」によってアクションの内容が割り振られます。

 スタートプレイヤーはターン開始時、
「赤」「青」「緑」「黄」「橙」の5色×3個(計15個)のアクションダイスをダイストレイに振り入れます。そして同じ出目ごとにダイスをまとめ、ダイストレイの該当エリアに配置します(たとえば、出目「2」が4個あれば「4」のエリアに配置します)。そしてあなたが選んだ色のものを確認します。




○橙色のダイスについて

 橙色のダイスは
NPCダイスです。キャラクターの誰のものでもありませんが、後述の「○ダイスの操作」において重要な役割を果たします。




○トラウマカードの入手


 ダイスアロケイトの結果、あなたの色の
アクションダイスが2個のゾロ目だったら、トラウマカードを1枚3個のゾロ目だったら2枚引きます。
 その結果、嬉しい効果のトラウマカードがあっさり上書きされてしまう、なんてこともしばしば。そうなると、新しいトラウマを克服しようとするあまり不審なプレイ(例:同じアクションばかりする、やたらと他のキャラクターに近づきたがる)に走りがちですが、「諸般の事情により……」と一言添えると、仲間たちはなんとなく状況を察してくれるでしょう。
 今作のテストプレイにおける流行語大賞を決めるなら、間違いなくこのフレーズがノミネートされるくらいには多用されました。




○ダイスアロケイトの結果


 では実際にダイスアロケイトした結果をご覧ください。




 こんな感じでダイスは分けられます。
 
青ダイスの結果を例にすると、出目4個:1マス移動+排除1回出目5個以上:好きなアクション2回、そして出目なし:追加アクションが行えます。さらに青は出目3がゾロ目なのでトラウマカードを1枚引きます。
 アクションの内容については次の「2.アクション実行フェイズ」を参照してください。




2.アクション実行フェイズ

 スタートプレイヤーから時計回り順に、ダイスアロケイトによって決定されたアクションを実行します。
 各アクションの内容は以下のとおりです。

出目 アクション
1個 3HP回復
 手番キャラクターのヒットポイントを3回復します。
2個 探索
 
イベントカードを1枚引き、まずカード上半分にあるイベントを解決します。「頭」「腕」「足」いずれかの判定を求められた場合、対応する能力値と同じ個数のダイスを振り、「ゾロ目」が出たら成功です。
 イベントを解決したなら、カード下半分に描かれているアイコンに従います。


「宝箱」
のアイコンはアイテムカードを山札から1枚引きます。
「ZOMB」のアイコンは「感染度上昇」です。即座にキャラクターシートの感染度を1上昇させます。
「ゾンビの顔」のアイコンは「ゾンビ発生」です。手番キャラクターに隣接している空きマスにゾンビコマを1体配置します。ゾンビコマはできるだけゾンビ同士が隣接するよう置きます。

「探索」は
施設内やボード上に存在する手がかりを発見するために必要となることがあります。手がかりが見つかりそうなマスには「探索」のアクションを残して入ることをオススメします。
3個 移動
 手番キャラクターのコマを
3マスまで移動させることができます。ゾンビコマと同じマスには入れませんが、他キャラクターと同じマスには入れます。
 街をあちこち探索するにはまず移動から。このゲームの基本かつ重要なアクションです。
4個 1マス移動+排除
 1マス移動を行って
ゾンビコマと同じマスに進入し、ゾンビと戦闘を行います(ただの1マス移動としても使用可)。戦闘時、隣接するマスに他キャラクターがいる場合、そのキャラクターもこのマスに入って戦闘に参加できます。




○戦闘の流れ

 どんなゾンビと戦うことになるかは
敵カードをめくってランダムに決定します。「逃げるしかない!」というゾンビもいれば「鼻唄を歌ってても倒せる」ゾンビもいます。また重要な戦闘では、シナリオで敵が指定されています。こうした敵には最善の準備をしてから挑むようにしましょう。
 戦闘では基本的にキャラクターと敵が
ダイスを3個ずつ振りあいます。もし他キャラクターが戦闘に参加している場合は1名増えるごとに自身のダイスに+1個(上限5個)します。4名参加した場合はなんとダイスを5個振り、振った任意のダイス1個を振り直せます!

 ダメージの算出は実にシンプル。「ゾロ目」が出ればその値をダメージとして敵に与えます。ただし重要なのは、ポーカーのように「役」が決められていること。ゾロ目を出しても、より「強い役」を出した方が勝者として相手にダメージを与えられるのです!




○役とダメージの例


ダイス目例 ダイスの役 ダメージ
役なし 互いにゾロ目がなかった場合の説明へ
ワンペア 3点ダメージ
スリーダイス 5×2倍の10点ダメージ
ツーペア
(ダイス4個以上)
2+5の7点ダメージ
フルハウス
(ダイス5個)
3×2倍の6点と4点の計10点ダメージ
フォーダイス
(ダイス4個以上)
4×3倍の12点ダメージ
ファイブダイス
(ダイス5個)
相手は即死

 この例のように下になるほど強い役となり、同じ役同士であれば互いにダメージを与えあいます。
 もし互いにゾロ目がなかった場合は、
それぞれ出目を合算して(合計数値が高い側)-(合計数値が低い側)分のダメージを合計数値が低い側へ与えます
 キャラクターのHPが減少すると、ダメージをカットするボーナスが得られる場合があることを忘れずに!(キャラクターシート参照




○逃亡


 
2ラウンド目以降は、ラウンド開始時に逃亡を宣言することができます。戦闘で使用したダイスを振ってゾロ目が出たら隣接するゾンビのいないマスに移動します(協力していた他のキャラクターも一緒に逃亡します)。
 逃亡に成功するまでダイスを振ることができますが、
失敗するごとに1ダメージを受けてしまいます。何回も失敗するくらいなら、いっそ敵を倒しきるまで戦ってみるのもひとつの手かもしれません。





○戦闘後


 敵のHPを0にすると戦闘に勝利します(倒れたゾンビはゾンビ置き場にもどります)。その後、進入したゾンビコマとそれに連なるゾンビコマを
「1マス移動+排除」で使ったダイスの出目の半分(端数切り上げ)ボード上から取り除きます。「5」「6」の出目だと3体も排除できるので非常に強力ですね。戦う余裕があるうちに積極的に使ってみましょう。
5個以上 好きなアクション
 出目1個~出目4個のアクションのうち
好きなものをひとつ選んで実行できます。「出目4個:1マス移動+排除」を行う際は、ここに置かれたダイスの出目によって排除できるゾンビの数が決まります。
出目なし 追加アクション
 ダイスを振った結果、
1つも出なかった出目があると、その1つごとにアクションが1回ずつ追加されます。追加アクションの内容は出目5個以上:好きなアクション」と同様です(たとえば「2」と「6」の出目がなければ、追加で2回で好きなアクションを行えます)
 一見得しかないように見えますが、「3.ゾンビ発生・感染フェイズ」で恐ろしいデメリットが生じます。




○ダイスの操作

 このダイスアロケイト、ものすごく極端な結果になることがあります。
「出目が2個ずつ出て探索し放題だ! アイテムが大量にゲットできるぜ!」
「おい、ちょっと待て。排除どころか移動もできないじゃないか。探索して、もしゾンビが発生したら敵に包囲されてしまうぞ!?」
 これは大変刺激的な結果ではありますが、同時に非常にマズイ展開です。

 こんなとき、
あなたの不要なダイスを他のキャラクターのダイスまたはNPCダイスと勝利点を200点支払うことで交換できます。あるいは必要なアクションダイスがない場合は勝利点を500点支払って、好きなアクション内容に変更できます。

 ただ我が身可愛さのあまり、無断で仲間のダイスと交換するのはやめましょう。事前に相談のうえ了承をもらってください。ゾンビの目の前で仲間割れをしてしまっては、まさに「格好の餌食」というやつです。




3.ゾンビ発生・感染フェイズ

 キャラクター全員の手番が終了すると、ボード上の各エリアに1体ずつ計9体のゾンビが発生します。もしこの
ターン中に「出目なし:追加アクション」が1つ以上出ていれば発生数が倍増します!(追加アクション1つで18体、2つで27体)。
 追加アクションはシナリオ達成には不可欠ですが、
50体のゾンビがボード上に並びきり、ゾンビ駒が足りなくなると即ゲームオーバー。まさに両刃の剣ですね。
 キャラクターの行く手を阻むかのようなゾンビの出現はゲームの迫力をよりいっそう高め、ゾンビ作品特有の絶望感もひとしお。

 そしてゾンビ発生に続いて
「感染」を行います。隣接しているゾンビコマ1体ごとにキャラクターの感染度を1上昇させます。




 この図を例にすると赤のコマが3点青のコマが1点感染度が上昇します。




○キャラクターシートを要確認!


 さて、このフェイズの終了時点でキャラクターシート左上の
赤いラインで囲まれた「危険領域」に、矢印トークンが入っていませんか? この状態かどうかで次の「フラッシュバックフェイズ」に大きく関わってきます。




 左上、
赤いラインとそれに囲まれた部分が「危険領域」です。




4.フラッシュバックフェイズ
 
 ゾンビ発生・感染フェイズが終了すると、キャラクターたちは一瞬、緊張状態が解かれて意識が薄れ、限りなくゾンビに近い状態となってしまいます。これは
「フラッシュバック」と呼ばれるハーフゾンビ特有の現象です。

 フラッシュバックフェイズにおいてHPおよび感染度が「危険領域」に達しているキャラクターは、ゾンビとしての凶暴性が高まり、
ボード上で自分にもっとも近いマスにいる仲間を襲って(ロストさせて)しまいます




○この悲劇を防ぐには


 ここにくるまでに、みなさんのHPと感染度は、ゾンビとの戦闘やゾンビ発生・感染フェイズ、及びトラウマカードによって上下していることでしょう。
 つまり、仲間が受けた被ダメージや回復アイテムの減り具合に常に気を配っておくことが重要になります。
 フラッシュバックフェイズの最初に
「告発」のタイミングが設けられています。このとき、「危険領域」に達している仲間の告発に成功すると、その人物から襲われる事態を避けることができるのです。
 もちろん全員無事であればなんてことはありません。早々に次のフェイズに移ります。ただし、誤った告発をしてしまうと厳しい罰則が待っているので、告発は慎重に!


○合言葉は「大丈夫、平気だよ」

「危険領域」に達しているキャラクターは決して自分を告発するよう仲間を促してはなりません。「大丈夫、平気だよ」とケロッとした表情で、自己弁護という名の嘘をつきましょう。これは決して悪いことではありません。あなたはもはやほぼゾンビと化し、生存本能をすべてに優先させる存在になっているからです。
 ……といいつつ、ノーマークだった仲間が危険領域に達していたら目も当てられませんね。悲しいかな、仲間のために頑張っている人ほどもう手遅れだったりするのです。




5.ターン終了フェイズ

 以上、1~4のフェイズが終了したらターンが進行し、スタートプレイヤーは左隣のプレイヤーに移ります。そして「1.ダイスアロケイトフェイズ」に移行します。






■■ 2名、3名で遊ぶには

 2名で遊ぶ場合はプレイヤー1名が2体のキャラクターを使用します。片方のキャラクターシートをスクリーンで隠し、
もう一方のキャラクターはすべての要素を公開してプレイします。 

 3名で遊ぶ場合はスタートプレイヤーが2回「アクション実行フェイズ」を行います。スタートプレイヤーから手番が1周した後もう一度手番を行い、その際に使用するアクションダイスは橙以外の余っているものです。

 人数や手番数の変化が4人プレイ時とはまた違ったプレイ感で実に面白くなっています。





■■ グループSNEチャンネルでプレイ動画公開

 ニコニコ動画の公式チャンネル「グループSNEチャンネル」では進行役・安田均と4名のプレイヤーによる今作のプレイ動画を公開中です。ルール解説とゲームの流れをより詳しく把握できる必見の動画となっています。

ニコニコ動画:グループSNEチャンネル
http://ch.nicovideo.jp/group-sne


 押しよせるゾンビトラウマによって引き起こされるジレンマ、そしてしだいにゾンビ化していく自分と仲間――緊張感ある展開が幾重にも織り成される『ダイス・オブ・ザ・デッド ボードゲーム TOKYO ARMAGEDDON』は、充実したコンポーネントと濃密な内容を備えた1作となっております。
 また、本作で使用するアイテムカードや敵カード、ダイス、トークン類
RPG版のセッションサポートアイテムとしても活用できますので、ぜひ併せてお使いください。
 グループSNE/cosaicの新作協力型ストーリーゲーム
『ダイス・オブ・ザ・デッド ボードゲーム TOKYO ARMAGEDDON』2016年6月18日(土)に発売です!



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