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『ゾンビサバイバルRPG ダイス・オブ・ザ・デッド』とは?

■■ はじめに

 ついに
4月20日の発売日が迫って参りました、グループSNEがお送りする新作TRPG『ゾンビサバイバルRPG ダイス・オブ・ザ・デッド(以下・DOD)』
 まずは発売日前に簡単に『DOD』の魅力をご紹介しちゃいます!


■■ 『ダイス・オブ・ザ・デッド』とは

『DOD』は、ゾンビの闊歩する荒廃した東京を舞台に、
ハーフゾンビとなったプレイヤーキャラクター(以下・PC)たちが生き残りをかけて戦うTRPGです。


■■ 『ダイス・オブ・ザ・デッド』の世界

 21世紀初頭。ある日突然東京に”ゾンビ”が現れ、次々と通行人たちを襲う事件が発生しました。ゾンビに噛まれた者は死亡し、時間が経つと同じくゾンビとなって生者を襲う存在となってしまいます。これによりゾンビはあっという間に東京に溢れ、日本政府は
東京二十三区全域にわたる巨大な壁”グレートウォール”を建設し、ゾンビも生存者も丸ごと閉じ込めてしまいました。
 このゾンビとなる原因は
”ZOMB細胞”と呼ばれるものです。これは最近発見された「無限に劣化しない細胞分裂を繰り返す万能細胞」で、不老不死を体現する細胞として世界的な注目を浴びていました。なんらかの理由でその万能細胞が突然変異を起こし、ゾンビが生まれてしまったとされています。
 普通の人はZOMB細胞に感染すると、必ず死亡しやがてゾンビとなってしまいます。
 ですが、中にはZOMB細胞に適合したのか、
理性と記憶を持ったまま蘇る者たちがいます。その人物たちが”ハーフゾンビ”です。
 ハーフゾンビはZOMB細胞への高い抵抗力と、人間よりも優れた身体能力を有しているうえ、体を維持するのに食料を必要としないため、文明の崩壊してしまった東京に適合した者であるといえます。ですが、ハーフゾンビはZOMB細胞によって生きているためか、ただ生活するだけでも感染が上昇し、やがてゾンビとなってしまいます。
 それを防ぐ手段の一つにゾンビでもハーフゾンビでもない、ただの人間との肉体的接触(握手など)が必要とされています。これによりハーフゾンビは人間が必要であり、人間もまたゾンビに対抗する手段としてハーフゾンビがいなければ過酷な環境で生き残ることができません。
 そのため両者は自然と集まり、共存共栄のため”コミュニティ”を作って日々生き残るために様々な問題に立ち向かっているのです。


■■ 『ダイス・オブ・ザ・デッド』のゲームシステム

『DOD』にはいくつかの特徴的なゲームシステムがあります。ここでは、それらを紹介します。

■ 振って選んで「ダイスドラフト」
『DOD』の根幹とも言えるのが、「ダイスドラフト」です。これはまず、GM(ゲームマスター)を含めたPC全員各自6面体ダイスを3個振り合います。その出目をダイスプールと呼ばれる場所に集めて、全員でダイスを共有します。続いて定められた「手番プレイヤー」から順番に1個ずつダイス目を取り合い、ダイスプールにダイスがなくなるまでこれを繰り返します。
 ダイスドラフトで得たダイスは「獲得ダイス」と呼び、様々な障害を乗り越える行為判定や各PCたちが持つアイテムを使用するのに必要になります。
 ここでポイントになるのは、獲得ダイスの出目です。どれだけ強力なアイテムを持っていても、例えば出目2の獲得ダイスを持っていなければ使用できない、といった状況があります。
 PCたちは相談し合い、各自必要な出目を集めなくてはなりません。ですが、ダイスドラフトにはGMも含まれているため、「GMに渡すと危険な出目を先に取らなくてはならない」「必要なダイスがGMに取られてしまった」などの事態も発生します。
 これによりプロッティングにも似た、幅広い戦略が求められるゲームシステムなのです。

■ 使用回数にはご用心「アイテム」

『DOD』には様々なアイテムが存在します。大きく分けると「武器」「防具」「消耗品」「便利道具」の4種類に分けられ、ゾンビと戦うのに必要であったり、暗い道を進むのに不可欠であったりと様々な場面で活躍します。
 これらのアイテムはシナリオ中にどこかで拾って手に入れることができます。そして、ポイントとしてほとんどのアイテムには
「使用回数」が設定されています。
 この使用回数が0になると当然アイテムは壊れて使えなくなってしまいます。ですので、今この消耗品を使ってしまっても大丈夫か、武器を使いたくないからこの場は逃げよう、などゾンビ映画でよくあるようなシチュエーションを楽しむことができます。

■ ダイスを使わず切り抜けろ「タレント」
『DOD』ではアイテムを使ったり、行為判定をするために獲得ダイスを使用しなくてはなりません。逆を言えば、いかに優れたアイテムや能力値(行為判定で使うPCたちのパラメーター)を持っていても、獲得ダイスを持っていなくてはそれらを使用することができないのです。
 こんなときに役立つのが
「タレント」です。これはいわば特殊能力のようなもので、荒廃した東京を生きていくうえでPCたちが獲得したサバイバル技術のことです。
 その場にある物を組み合わせて「即席武器」という間に合わせの武器を作ったり、死臭(ゾンビの着ている服や血を浴びて)を纏いゾンビの目をごまかす「ゾンビ擬態」など、ゾンビ作品でよくある行動を再現できます。

■ 増えて嬉しい?「感染度」
『DOD』のPCには「感染度」というパラメーターが存在します。感染度とは、そのPCがZOMB細胞に感染しているかを表しています。もちろんハーフゾンビはもともとZOMB細胞に感染しているのですが、ゾンビから攻撃を受けることで他者のZOMB細胞が体に入り込んでしまうのです。これが一定量を超えてしまうと、ハーフゾンビであってもゾンビになってしまいます
 感染度は縦3×横3マスのビンゴ用紙のようなもので表されています。そのマス一つ一つを「感染度マス」と呼びます。


 PCが敵から攻撃を受けるとダイス1個を2回振り、1回目を縦軸2回目を横軸として、チェックを入れる感染度マスを決定します。
 そして、感染度マスにはそれぞれ「頭+1」や「足+1」のようなことが書かれています。ここに書かれているものは能力値であり、チェックが入った感染度マスに該当する能力値が上昇します。つまり、ゾンビに近づくにつれてPCたちは強くなっていくのです。
 また、感染度のチェックが縦横斜めで一列揃ってしまう(ビンゴしてしまう)と、PCにとって嬉しいこともありますが、悪い事態を引き起こしてしまうこともあります。具体的には次の項目で説明しております。

■あなたはどっち側?「フラッシュバック」
『DOD』では戦闘が終わる「フラッシュバック」というタイミングが発生します。
 フラッシュバックは戦闘中、生存本能から活性化していたPCのZOMB細胞が、敵を倒すまたは逃れるかしたことで消耗を回復するため休眠状態となってしまうことです。ZOMB細胞によって生きているハーフゾンビのPCたちは、この間仮死状態になって夢を見ています。フラッシュバック中のPCはゾンビに仲間と認識されるため、襲われることはありません。ですが、例外として
「感染度が2列以上揃ってしまっているPC」に襲われることがあります。
 感染度が2列以上揃ってしまっているPCは
見た目は変わっていませんが、実はゾンビ化してしまっています。そのため、「人間に戻りたい」という本能に抗えず、仲間を襲って感染度を回復するアイテムを奪ってしまうのです。襲われたPCは「行方不明」となり、忽然とパーティから姿を消してしまいます(実質的なキャラクターロストです)。
 これを防ぐため、フラッシュバックで意識を失う直前に、「追放」が行えます。追放はPC全員がゾンビ化してしまっている可能性がある仲間がいるかどうかを話し合います。
 その後、怪しいと思うPCがいるのなら、代表者を一人決めて追放するかどうかの投票が行われます。追放に賛成票が反対票を上回った場合、「追放フェイズ」が発生します。
 追放フェイズで追放の対象となってしまったPCが本当にゾンビ化してしまっていた場合、パーティから強制離脱(こちらも実質的なキャラクターロストです)させられます。ただしそのPCがゾンビ化していなかった場合は、代表者はペナルティを受けてしまいます。
 このように、いわば
『人狼』のような正体隠匿系ゲームとしての面白さが、フラッシュバックにはあります。どちらのPCも自らが生き残るため最大限の努力をすることが必要です。

■ GMがいなくても遊べる「シナリオクラフト」
『DOD』にはGMがいなくても遊ぶことができる「シナリオクラフト」が掲載されています。ダイスを振り「シナリオクラフトシート」に必要な情報を書き込んでいくだけで、誰でも簡単にシナリオが作れます。加えて、ダイスドラフトはプロッティングに近い要素を含んでいますので、その場に登場する敵ごとに決められた「ダイス優先度」に従ってGMの獲得ダイスを選ぶことで、戦闘もシステマチックに行うことができます。
 もちろん、GMがいればシナリオクラフトを使った新しいシナリオも作ることができます。



■■ まとめ

『DOD』をまとめますと、「ゾンビの闊歩する、壁によって閉ざされ荒廃した東京を舞台に、ハーフゾンビのPCたちが生き残るために、アイテムやタレントなどを駆使して、時には仲間を疑いながらも協力しつつサバイバルをするゲーム」なのです。
 そして2016年4月15日19時より、この『DOD』を実際に遊ぶニコニコ生放送グループSNEチャンネルで行います。ぜひご興味のあるかたはご視聴していただけますと幸いです。
 また、『DOD』にはなんと
世界観を同じくするボードゲームが現在、鋭意制作中です。こちら、TRPGとはまた違った魅力を持つゲームとなっておりますので、ぜひ新情報をご期待してお待ちください。

2016.04.12掲載