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TOP > 製品情報 > パラサイトブラッド(デモンパラサイト) > Q&A
Q&A目次

パラサイトブラッドRPG 上級ルールブック FAQ
  1. キャラクターセクション 
  2. ルールセクション
  3. マスターセクション

●キャラクターセクション
Q1-1 ショーテルの悪魔化は人間変身で上級P4には持続時間1時間とありますが、レベル1特殊能力《生物擬態》(上級P14)は3時間人間変身とあります。これを同時に使用した場合、どのような処理になるんでしょうか?
A1-1 人間の姿に変身する3時間のうち、最初の1時間分のみ悪魔化している状態として扱われ、残り時間は人間状態として扱われます。その間の外見に関しては、特に変化はありません。
Q1-2 《全力攻撃》の「次に行う攻撃行動」とは、正確にはいつまでを指すのですか? たとえば《全力攻撃》を行ったときにファランクスが《加速連撃》を使用した場合は、どうすればいいのでしょうか。
A1-2 「次の攻撃行動」とは1回命中判定を行い、ダメージを算出するまでです。たとえば、ファランクスが《全力攻撃》を用いた場合、一度目の攻撃には《全力攻撃》の効果が適用されますが、命中する、しないに関わらず、《加速連撃》での2回目の攻撃には効果はありません。これは《連続行動》などの[タイミング:攻撃]の回数を増やす《特殊能力》についても同様に、1回目の攻撃にしか効果はありません。
Q1-3 LV8以降の《肉体修復》のエナジー回復量は、何点回復するのですか? LV7までと同じですか?
A1-3 LV8以降の《肉体修復》は、LV7までと同じく4d+10回復します。
また、上級p06にあるとおり、7LVになった時点で1ターンに1回、[タイミング:準備]を消費せずに使用できるようになります。
Q1-4 ショーテルの《幻影矢》やザグナルの《高熱切断》など、【戦闘修正】を減少させる《特殊能力》は、記述がなければマイナスになるのですか?
A1-4 なりません。
特に記述が存在しない場合、【戦闘修正】や【能力値】【行動値】【衝動】が減少する効果は、が下限となります。
Q1-5 DUSTに所属し『覚醒器』を装備したショーテルが悪魔化した場合、悪魔化の持続時間は60ターンですか? 360ターンですか?
A1-5 360ターンです。覚醒器は「10分間、変身を宣言し、実行することが出来るようになる」もので、封印装置も「悪魔化による肉体の変異そのものを封印している」わけではありません。
Q1-6 ファランクスの《不可視》を使った状態で《無重力運動》で攻撃する場合、命中+10、ダメージ+2dになりますか?
A1-6 なりません。[不意討ち]による修正は重複しません。
Q1-7 ファランクスの《超疾走》(P10)は、近接状態の影響を受けますか? また、近接状態にならずに、敵を通過することができますか?
A1-7 受けません。]通過することも可能です。
Q1-8 ファランクスが[準備]で《風操追尾》を使い、[攻撃]で《無重力運動》を使う場合、移動によって近接状態になれる距離にいる、お互いに近接していない2体を攻撃することはできますか?
A1-8 できません。
[距離:移動○m]という《特殊能力》で肉弾攻撃を行う場合、移動終了後に近接状態になっている対象しか攻撃できません。移動の結果によって、2体の双方と近接状態になれるのであれば、両方を攻撃できます。
Q1-9 《無重力運動》で殴ったときに《風刃強打》を付与してダメージを上昇させ、さらに《加速追撃》を使い攻撃をすることはできるのですか?
A1-9 可能です。
《風刃強打》は[対象:使用者]、《加速追撃》は[対象:1体]とそれぞれ対象が異なっているためです。[タイミング:瞬間]に関する他のQ&Aも参考にしてください。
Q1-10 ファランクスの《加速射撃》は《加速追撃強化》を習得済みだと射撃攻撃の特殊能力も使用できるようになりますか?
A1-10 なりません。
Q1-11 ショーテルの《人間化》の「悪魔化が一日になる」というのは、悪魔形態が1日持続する、と言う事でしょうか? それとも1時間悪魔化した後に残りの時間を人間形態で過ごす事が出来るという事でしょうか?
A1-11 前者です。
この場合は、DUSTの封印装置を装着している場合でも悪魔化は60ターンではなく1日持続させることができます。
Q1-12 ショーテルが悪魔化した場合、人間の姿になるので特性が消えるのですか?
A1-12 ショーテルの悪魔化に限り、特性は消えません
ショーテルが《生物擬態》を使用して人間になった場合は、[タフネス][暗視]を除く特性は全て消えます。悪魔化と《生物擬態》の効果を同時に受けている場合は、悪魔化が優先されることになります。
Q1-13 上級ルールブックで動物の新しい特性が追加されていますが、これらの追加された特性は人間の姿になった場合全て失われるのでしょうか?
A1-13 そのとおりです。
Q1-14 LV7で強化される《最終能力》の効果を、強化させずに使用することは可能ですか?
A1-14 可能です。
[タイミング:常時]の効果は使用者は任意に選択し、その効果を得ないことを選択することができます。その際、特にタイミングなどは必要としません。
Q1-15 ファランクス10-2 《光輝風》の効果にある「使用者が任意で決定する」の“使用者”というのは《光輝風》を使用したファランクスを指すのですか? それとも書き換えられた《特殊能力》の使用者のことを指すのですか?
A1-15 「使用者」とは、原則的に《特殊能力》を使用したキャラクターを指します。
この場合は、つまりファランクスのことです。
Q1-16 ファランクスの《光輝風》で対象を変更する場合、その特殊能力の使用者を対象に、つまり自爆させることはできますか?
A1-16 可能です。
Q1-17 《光輝風》の効果を受けた際、対象として選べるキャラクターがいなかった場合、攻撃はどうなりますか?
A1-17 自動的に失敗となります。
Q1-18 ファランクスが《不可視》で消えている場合、[対象:射線上任意]や[対象:半径○m全て]などの《特殊能力》などの対象にできますか?
A1-18 [射線上全て][半径○m全て]ならば可能です。
《不可視》は相手に認識されない《最終能力》であり、これらの[対象]はその範囲内全てを攻撃し、相手を認識する必要なく攻撃できる、と考えてください。
Q1-19 《必殺攻撃》や《衝動浄化》をエネミーが取得することは可能でしょうか?
A1-19 可能です。
Q1-20 ヴォージェの《雷鎚撃》を[準備]で使用し属性を[電撃]に変更した後、共生武装や他の特殊能力によって別属性で攻撃を行った場合、その攻撃で相手を[感電]させられるでしょうか?
A1-20 可能です。
Q1-21 モリオンの《衝動操作増強》など、もとある特殊能力のコストを任意で増やすことにより威力を上げるようなものについて、もとの特殊能力がプライムだった場合、《高位の悪魔憑き》でコスト0にしたものは、コスト0のままで使えるのでしょうか?
A1-21 可能です。
Q1-22 Q:射程20mの肉弾攻撃と《超常戦闘熟練》を組み合わせた場合、[距離]は以下のどれになりますか?
  1. 射程20mのみ。
  2. 移動20m+射程20m
  3. 移動40m
A1-22 となります。
Q1-23 ファランクスが《不可視》を使った状態でも、モリオンの《治癒光》やエネミー能力の《黒煙壁》の対象にはなりますか?
A1-23 はい、なります。《不可視》は攻撃行動(肉弾攻撃、射撃攻撃、特殊攻撃)の[対象]にならないだけで、それ以外の《特殊能力》などの[対象]にはなります。
Q1-24 ショーテルが悪魔化した場合、外見が人型になりますが、ショーテルがほかの寄生体を多重共生をした場合、悪魔化時の追加特徴が発生してしまうのでしょうか。
A1-24 はい、発生します。ただし、《生物擬態》を使用した変身に関しては、追加特徴が現れることはありません。
Q1-25 [剛力]で勝利し、敵を武器として持ち上げた場合、『移動○m』の肉弾攻撃に使用した場合、使用した敵キャラクターも一緒に移動しますか?
A1-25 移動します。
Q1-26 持ち上げたキャラクターを射撃攻撃として投げ飛ばした場合、武器として使用したキャラクターは射撃攻撃を受けた敵と同じ位置に近接状態で配置されますか?
A1-26 その通りです。
Q1-27 《超常戦闘熟練》の(1)〜(3)の効果は《光壁》《治癒光》《爆炎波》《殺戮咆哮》などには効果がなく《磁力閃》の攻撃には効果があるということで正しいのでしょうか?
A1-27 その通りです。ダメージ+5の効果だけは、常時適用されている形になるため、《光壁》などの効果を上昇させることはできます。
Q1-28 7LVになった場合、準備行動の後に《肉体修復》を使用できますか?
A1-28 できません。その場合、準備行動を既に消費し、終了している形になります。手順として、準備行動を行なう前に《肉体修復》する事は可能です。他のタイミングを消費しない《特殊能力》に関しても同様に、タイミングを消費し終えたあとにこうした《特殊能力》を使用することはできません。
Q1-29 《不可視》の効果を得ているファランクスを対象に指定できない攻撃行動とは、[肉弾攻撃][射撃攻撃][特殊攻撃]の3種で、[○○反撃]や[判定不要]でダメージや状態変化、回復効果を与えるような能力は、対象にファランクスを指定することができるという認識で問題ないでしょうか。
A1-29 その通りです。攻撃行動の定義に関しては、基本ルールブックp73を参照してください。
Q1-30 《連続打撃》は1回の攻撃行動として扱うのでしょうか、それとも2回の攻撃行動として扱うのでしょうか。
A1-30 2回の攻撃行動として扱ってください。
Q1-31 《高位の悪魔憑き》で《肉体修復》を指定することはできますか?
A1-31 できません。
Q1-32 ヴォージェの《人間凶器》や、クレイモアの《火炎魔人》など、人間時でも悪魔状態の戦闘力を発揮できる能力を持つ場合、人型状態における素手も悪魔化状態の素手扱いでよいのでしょうか?
A1-32 悪魔化時の素手で構いません。
Q1-33 キャラクターが7LVになった時に《最終能力》を強化する《特殊能力》を取得するとありますが、この《特殊能力》をスロットして7LVの《特殊能力》に上書きすることはできますか?
A1-33 できません。
7LVで自動的に取得する、《最終能力》を強化する《特殊能力》は、これ自体も《最終能力》として扱われ、《最終能力》はスロットの対象にできないからです。
Q1-34 気絶状態、戦闘不能状態では各タイミングでの行動が使用不可能とのことですが、
ザグナルの《黄金の果実》やショーテルの《器官復元》などは、エナジーが0以下になったタイミングで他の[タイミング:瞬間]の《特殊能力》を自身に使用していない場合のみ発動可能、という事でしょうか?
A1-34 その通りです。
Q1-35 ウォーコイトの《人形起点》は《特殊能力》の[距離]に「[人形]の[距離(10m)]」を追加できるとありますが、《殺戮人形》を取得していた場合、追加できる距離は30mになるのでしょうか?
A1-35 その通りです。
Q1-36 ヴォージェの《人間凶器》や、クレイモアの《火炎魔人》などの効果を受けている時、悪魔化していない状態での判定ダイスの数はいくつでしょうか?
A1-36 2dです。
Q1-37 キャラクターを持ち上げ、武器とした場合、攻撃対象と武器として使用されたキャラクター双方にダメージを与えるとありますが、地面などに叩きつけ、持ち上げたキャラクターのみを攻撃することは可能でしょうか?
A1-37 可能です。
正確には、地面という障害物にキャラクターという武器を使用して攻撃する、という扱いになります。
Q1-38 先ほどの質問が可能な場合、攻撃行動で障害物にダメージを与える《特殊能力》を使用し、持ち上げたキャラクターにもダメージを与えることは可能でしょうか?
A1-38 不可能です。
Q1-39 ウォーコイトの《同調攻撃》は、効果に+「使用者の特殊ダメージ([人形]を強化する《特殊能力》の効果も適用する)」とありますが、《殺戮人形》の「[人形]のダメージに+2d、距離に+20m」という効果も適用されるのでしょうか?
A1-39 適用されます。
ただし、タイミングは[ダメージを与えた時]なので、[距離]に関してはここで+20mしても効果はありません。
Q1-40 強化された《ダークヒーロー》で気絶させられたエネミーは、《復活》などで復活可能ですか?
A1-40 可能です。
Q1-41  上級ルールブックで[封印装置]の形状の中には、直接身につける形態ではないものがあります。となると、それらは一定距離以内にあれば有効、という形になると思うのですが、具体的にはどの程度の距離になりますか?
 また、それらの[封印装置]が「家に忘れる」などによって効果範囲から出てしまった場合、〈DUST〉内では処罰の対象になりますか?
A1-41  そうした[封印装置]も基本的に肌身離さず所持しておくことを義務づけられます。
 離れても有効な距離はGMが自由に決定して構いません。目安としては、最大でも5〜10m程度でしょう。
 また、有効距離外に移動した場合、〈DUST〉からの警告や処罰の対象となる可能性があります。
Q1-42  キャラクターを武器にするルールを使用した場合、AASやサイボーグのキャラクターを、武器として持ち上げられるのですか?
A1-42  ルール的には可能です。
 GMがあまりにも不自然だと考えた場合、却下しても構いません。
Q1-43  パワー未取得者でも、剛力判定で勝てばパワー取得者を持ち上げられるのですか?
A1-43  ルール的には可能です。
 持ち上げる、というより投げたり武器として振り回せるような状態、体勢に持ち込んだ、と考えるとよいでしょう。GMがあまりにも不自然だと考えた場合、却下しても構いません。
Q1-44  《人間化》や《陽炎分身》のように、「前提となる《特殊能力》を未取得の場合、取得しているものとして扱える」という能力は、この《特殊能力》単体で、該当特殊能力を取得、更に強化する効果を受けられるのでしょうか?
A1-44  いいえ。その場合、前提となる特殊能力を取得できるだけです(《人間化増強》の場合、《人間化》を取得していないならば《人間化増強》による《人間化》を強化する効果を得られません)。
 また、前提となる《特殊能力》を変化する以外の効果は通常通り適用されます(《人間化増強》の「特殊ダメージに+5」など)。
Q1-45  スロットなどで《火炎射出》も《特殊火炎放射》も取得していないクレイモアが《陽炎分身》を得た場合はどうなりますか?
A1-45  《陽炎分身》の効果により《火炎射出》も《特殊火炎放射》も使用できますが、[タイミング:瞬間]では《火炎射出》《特殊火炎放射》を使用できない、となります。
Q1-46  《器官復元》の「【エナジー】が−100以下でなければいつでも[解除:気絶]を得られる」という一文はどういう意味なのですか?
A1-46  【エナジー】が−100以下になった場合、即座に《器官復元》を使用して【エナジー】を回復させる必要がある(−100以下になると[死亡]するため、その状態となったまま、任意のタイミングで[解除:死亡]を得られるわけではない)という意味です。
Q1-47  セルティスの《体内時間加速》の様に、使用者のLVが関わる様な《特殊能力》をサブで取得している場合、キャラクターのLVを基準にするのでしょうか?それともその《特殊能力》を取得した寄生体のLVを基準にするのでしょうか?
A1-47  その寄生体のLV(《体内時間加速》ならセルティスのLV)を基準にします。
Q1-48  モリオンLv9-2《復元光》には「物品を復元できる」とありますが、例にある「【HP】30回復」は"悪魔憑き"の【エナジー】等を回復する目的では使用不可能なのでしょうか?
A1-48  はい。この場合の【HP】は構造物の【エナジー】しか回復できません。
Q1-49 《連続打撃》など、命中判定は1回ですが、2回の攻撃行動として扱う《特殊能力》に、《神力撃破》等、「次の攻撃行動の[対象]を変更する」効果が適用された場合、2回分のダメージが変更された対象に適用されるのですか?
A1-49 はい、その通りです。
Q1-50 《連続打撃》など、命中判定は1回ですが、2回ダメージを発生させる《特殊能力》に、《全力攻撃》等、「次の攻撃行動のダメージに修正を与える」《特殊能力》を使用した場合、効果が適用されるのは2回のうち1回分のダメージだけなのですか?
A1-50 はい、その通りです。


●ルールセクション
Q2-1 《多重共生》を成長により2回取得し、2回ともメインと違う同じ寄生体を取得する(たとえば[メイン]がセルティス、[サブ]で2回ともクレイモア等)事は可能ですか? また、可能な場合、サブの寄生体の持つ《特殊能力》のコストはどの様になるのでしょうか?
A2-1 可能です。
[サブ]の場合、重複して取得した《特殊能力》のコストも、《多重共生》のルールどおりエナジー3点が追加されたままになります。
Q2-2 《多重共生》を成長により2回取得し、2回ともメインと違う同じ寄生体を取得した場合、[サブ]の切り替えは必要ですか?
A2-2 必要ありません。
Q2-3 《多重共生》をした際[サブ]の悪魔寄生体の《特殊能力》枠にスロットすることは可能でしょうか?
A2-3 可能です。
Q2-4 《多重共生》で[サブ]にした悪魔寄生体の《特殊能力》にスロットした場合、代償にエナジー3点は追加されたままになるのでしょうか?
A2-4 そのとおりです。
Q2-5 [サブ]にした悪魔寄生体が[メイン]と同じで[コスト:エナジー3]が消えたサブの《特殊能力》にスロットした場合、スロットした能力に[追加コスト:エナジー3]は適用されますか?
A2-5 いいえ。
[追加コスト]が消えた《特殊能力》はスロットしても、[追加コスト]は消えたままとして扱えます。
Q2-6 《多重共生》を使い、[メイン]と[サブ]が同じ成長ルートを選択した場合、重複して習得した《特殊能力》をスロットして別の《特殊能力》に変更した場合、どういった処理を行うのですか?
A2-6 別々の《特殊能力》を習得しているものとして扱います。
本来、重複して習得した《特殊能力》はコストを変更できますが、スロットした場合はこの効果を得られず、別々の二つの《特殊能力》を、本来のコストを払って使用することになります。
Q2-7 共生武装のルールについて、各組織によって、共生武装の購入上限が定められています。この上限値は、全共生武装の購入上限でしょうか、それとも1つあたりの上限でしょうか? 文章だけ読むと後者に見えるのですが、上級ルールに定められた共生武装は最大のもので300点で、それではDUSTの制限が意味をなさないのではありませんか?
A2-7 後者(1つあたりの上限)です。
400点を超える共生武装に関しては、今後のサプリメントで追加される予定です。
Q2-8 LV8以降の、上書きに[スロット]枠が複数必要なエネミー能力を[スロット]に上書きする場合、空きスロットは全て同じLVでなくてはなりませんか? 例えば、LV8の《属性噴出》を上書きする場合、LV8の特殊能力を2つ使用不可にする必要がありますか?
A2-8 その必要はありません。
取得済みの《特殊能力》の中から任意のものを選択し、スロットを空けてください。その際、空けられたスロットのLVは問いません。
Q2-9 スロット、メルドした《特殊能力》が[時間:常時]の場合、特殊能力の魔結晶と同じように[タイミング:いつでも/時間:18ターン持続]となるのでしょうか? それとも《特殊能力》を取得した扱いになって[時間:常時]となるのでしょうか?
A2-9 後者です。
また、[タイミング:常時]の《特殊能力》をスロット、メルドなどで取得した場合、コストを払う必要はありません。
Q2-10 同一の《エネミー能力》を複数スロットした場合、多重共生で特殊能力を重ねたときと同じように、代償を「コスト:エナジー5」、あるいは3つ重複させ「コスト:なし」に変更できますか?
A2-10 できません。
Q2-11 《多重共生》で[サブ]の悪魔寄生体として[メイン]と同種の悪魔寄生体を宿し、サブ悪魔寄生体【プライム】の《特殊能力》をスロットした場合の処理はどうなるのでしょうか?
A2-11 [メイン]の悪魔寄生体の《特殊能力》は残りコストは本来のものを支払う必要があります。
Q2-12 共生武装フラベルムの《光輝扇》で[閃光]の付与された通常の肉弾攻撃や[距離:近接状態]となっている特殊能力の距離は20mに変更できますか?
A2-12 可能です。
Q2-13 上級P069に掲載された車両戦闘のルールに「突撃」の際は装備中の武器や《特殊能力》による攻撃が可能であり、それらは元に関係なく「突撃」として扱われるとありますが、元が射撃攻撃の場合でも移動攻撃である「突撃」扱いとして攻撃可能なのでしょうか?
A2-13 可能です。
Q2-14 上級P054のメルドについてですが、上級P070のスロットルールと異なり、○○専用と記述のあるものが不可とされていませんが、メルドすることは可能なのでしょうか?(デモンパラサイトで危険なメルドルールがあったので……)
A2-14 現時点では不可能です。
Q2-15 通常アイテムと共生武装を一緒に装備した状態で“悪魔憑き”を攻撃した場合、通常武器は破壊されるのでしょうか?
A2-15 はい。通常武器だけが破壊されます。
Q2-16 《属性噴出》など、メルドやスロットに枠が2つ以上必要なエネミー能力について、以下のようにメルドもしくはスロットすることは可能でしょうか?

その1.《特殊能力》を1つスロット枠に使い、共生武装のメルド枠を1つ消費することでスロットとする、もしくはメルドとする。
その2.メルド+1である共生武装を二つ用意し、二つの枠を消費することでメルドとする。
A2-16 その1はできません。メルドとスロットはそれぞれ独立したルールだと考えてください。
その2は可能です。どちらかの共生武装が「ブレイク」などで使用不能になった場合、そういった形でメルドした《特殊能力》は使用できなくなります。
Q2-17 《多重共生》を成長により2回取得し、2回ともメインと違う同じ寄生体を取得した場合、[サブ]の切り替えは不要だそうですが、1回がメインと同じ、もう1回が違う場合も、[サブ]の切り替えは不要になるのでしょうか?
A2-17 はい。不要です。
Q2-18 共生武装や《多重共生》による外見変化についてなのですが、たとえば、モリオンの悪魔化の特異な外見変化「大きな羽毛の翼が出現」は服が一部破損します。
これはつまり、翼が背中から生えることで上着が破損するということだと思うのですが、多重共生によってサブにモリオンを取得した場合の外見変化「巨大な羽が一対出現」や、共生武装エンジェリックウィングを同化・起動して「背中に白い羽が広がる」ことによって、服は破損しないということでよいのでしょうか。あるいは、GMが個々に判断して指示を与えるべきなのでしょうか。
A2-18 基本的には、共生武装によって服の破損などが変更されることはありませんが、不自然と感じたGMは、破損する、と裁定してもかまいません(可能ならば、セッションの前にプレイヤーと話し合うのがいいでしょう)。
モリオンなどの[サブ]に関しては、破損するものもあります。GMが個別に裁定してもかまいませんが、詳しく知りたい場合はサプリメント『ダーククロニクル』を参照してください。
Q2-19 [タイミング:常時]の能力は使用者が任意で効果をオフにすることが可能ですが、[共生武装]バリオスを[武装起動]し、《外殻機体》の能力をオフにした場合、搭乗したり[豪腕武器]として装備せずとも他の効果(メルドなど)を得ることは可能でしょうか?
A2-19 可能です。《特殊能力》の効果を得ていない状態でも、[武装起動]中の共生武装としてのデータが変更されることはありません。
Q2-20 [共生武装]バリオスが[豪腕武器]使用等で破壊された場合、[ブレイク]を発動させた時の様に一時的に機能を停止するのでしょうか?
A2-20 はい。停止します。一度[武装起動]を解除し[タイミング:いつでも]を消費して[武装起動]しなおすことで、再び使用できるようになります。
Q2-21 共生武装フラベルムの《光輝扇》で[閃光]の付与された通常の肉弾攻撃や[距離:近接状態]となっている《特殊能力》の距離は移動20mに変更できますか?
A2-21 できません。
Q2-22 《螺旋撃》や《電撃掌》など、コストとして消費したエナジーの値によって効果が変化する特殊能力を[サブ]寄生体の特殊能力として使う際、[サブ]寄生体の追加コストであるエナジー3の消費はその効果内に含められますか?
A2-22 含められません。また、最低消費しなければならないコストは本来の1点+[サブ]である3点で、4点となります。
Q2-23 共生武装の解除はどのタイミングになりますか?
A2-23 基本的には[いつでも]とし、タイミングは消費しません。
Q2-24 8LV以上の魔結晶を扱う場合複数のメルド枠が必要になりますが、この枠は複数の共生武装に跨っていても問題ないでしょうか。
A2-24 問題ありません。
Q2-25 エネミーから入手した《連続攻撃》などの《高位の特殊能力》は何LVの魔結晶として扱えばいいでしょうか?
A2-25 《全力攻撃》は8LV他の《高位の特殊能力》は4LVとして扱ってください。
Q2-26 《高位の特殊能力》はメルドやスロットできますか?
A2-26 《高位の特殊能力》はメルドやスロットすることはできません。LVが達していれば、能力魔結晶として使用することは可能です。
Q2-27 共生武装を持った悪魔憑きから、悪魔寄生体を《魔種吸引》した場合、残された共生武装はどうなるのでしょうか。例えばスレイブ化されたマイトに共生武装が同化されていたとすると、最初のスレイブに対する《魔種吸引》の際には外れないのでしょうか。
A2-27 無力化した悪魔憑きから、共生武装だけを《魔種吸引》することは可能です。共生武装を選んで《魔種吸引》しなかった場合、《魔種吸引》された元悪魔憑きの体表で仮死状態のまま眠りにつくことになります。そのままの状態では、[武装起動]はできません([武装起動]するには、宿主が悪魔憑きである必要があります)。
Q2-28 共生武装[レイハンド]の「回復+2d」は《不死身》などのターン終了時に回復する《特殊能力》や、《自動肉体修復》などターン終了時に継続回復するタイプの効果にも適用されますか?
A2-28 回復する効果であれば全て適用されます。
Q2-29 共生武装の【エナジー+n】は『通常エナジーに+nする』とありますが、《イモータルヒーロー》を使ったとき、この共生武装による追加分の【エナジー】も回復しますか?
A2-29 はい、されます。
Q2-30 《螺旋撃》や《電撃掌》などの支払うコストによって数値が変化する特殊能力のコストが、《多重共生》等で[衝動1]や[なし]に変更したときコストの支払いと効果の数値はどのようになるのでしょうか?
A2-30 [コスト:0]として使用された扱いとなります。《螺旋撃》の場合は事実上効果が無く、《電撃掌》の場合は命中判定の達成値に修正を得ずに[肉弾攻撃]を行うことになります。
Q2-31 Lv10の《特殊能力》をスロットした場合、エクステンドは残るのでしょうか?
A2-31 残りません。
Q2-32 「エネミー専用」の《特殊能力》を、実質的に「ブレイク専用」と言う前提でPCが「メルド」することは可能ですか?
A2-32 できません。
Q2-33 《属性噴出》など、枠を2つ以上必要するとする《特殊能力》をスロットする場合、《多重共生》をしているキャラクターは、[メイン]と[サブ]からそれぞれ1つずつ《特殊能力》を選んで上書きすることも可能なのでしょうか?
A2-33 可能です。
Q2-34 《属性噴出》など、枠を2つ以上必要するとする《特殊能力》を《多重共生》をしているキャラクターが、[メイン]と[サブ]からそれぞれ1つずつ《特殊能力》を選んでスロットした場合、サブによる追加コストに関してはどうなるのですか?
A2-34 スロットした《特殊能力》と同じLVの《特殊能力(《属性噴出》なら8LV)》が[メイン]のものであれば、残りを[サブ]の《特殊能力》で上書きしても追加コストは必要ありません
逆に、8Lvの《特殊能力》が[サブ]のものである場合は残りを[メイン]の《特殊能力》に上書きしていても追加コスト(【エナジー】を3消費)を必要とします。
Q2-35 《多重共生》「マルチパラサイト」を二度取得し[サブ]が別の"悪魔寄生体"の場合、[サブ]の"悪魔寄生体"による追加特徴は常に三種とも現れるのでしょうか? それとも使用している[サブ]の特徴だけ現れ入れ替えによって変わるのでしょうか?
A2-35 どちらでも、PCが自由に設定して構いません。
それによってシナリオ上の有利不利などが発生する場合、GMが判断して裁定してください。
Q2-36 《爆閃》の[転倒]させる効果は、攻撃者に入るのですか? それとも、攻撃を受けた対象に入るのですか?
A2-36 後者です。


●マスターセクション
Q3-1 「グリーンギガント」と「生命の若樹」が持つエネミー能力《マニファクチャー》の効果がよく判りません。詳しい能力を教えてください。
A3-1 《兵士製造(マニファクチャー)》は掲載し損ねてしまった《エネミー能力》です。混乱を招いてしまい申し訳ありません。いずれサプリメントで掲載される予定ですが、それまでは以下のデータを使用してください。
 
《兵士製造》「マニファクチャー」
タイミング攻撃
距離近接状態
対象1体
時間一瞬/製造した兵士は永続
概要パワー未取得者に悪魔寄生体を寄生させ、自らの兵士として操る。
効果[判定不要]。エネミー専用。1ヶ月1回。接触したパワー未取得者に「使用者のLV」を割り振り、LVに対応する使用者が指定した[種別]1種のエネミーに変化させ、操作できる。例えば[種別:カルトロップ]の場合、LV6ならば6ポイントの割り振り点を持ち、LV5のバーサーカーを1体、LV1のアタッカーを1体製造できる(無論、アタッカーを6体製造しても良い)。《兵士製造》によって製造されたエネミーは、使用者と五感を共有できるが、使用者の任意によってその効果を打ち消せる(つまり、使用者は間接的にダメージや効果を受けない)。また、《異能継承》の対象に指定できる。
 
Q3-2 エネミー能力の《超生命》で増えた【エナジー】は《イモータルヒーロー》の効果で回復しますか?《超生命》で追加された【エナジー】は通常時と追加時、どちらの【エナジー】として扱うのですか?
A3-2 《超生命》はエネミー専用の能力であり(《超生命》のエラッタもご確認ください)、ヒーロースタンスはPC以外が持つことは、基本的に推奨しません。その上でGMがPCと同データのキャラクターを使用し、ヒーロースタンスを特例としてもたせた場合、《超生命》の【エナジー】は【追加エナジー】として扱います。
Q3-3 《芳香霧》の効果を受けた際、例えば[距離:3m]の肉弾武器を使用するなどして、付加効果である強制的な肉弾攻撃を近接状態(2m)の外から行えますか?
A3-3 行えます。ただし、行うのは通常肉弾攻撃であって、[タイミング:攻撃]の《特殊能力》などを行うことはできない点に注意してください。
Q3-4 スレイブやレギオンを含む人間から悪魔化するエネミーは、衣服を破損するのでしょうか。あるいは、種別によって差があるのでしょうか。
A3-4 大概の場合、衣服は一部破損します。GMはシナリオの都合で自由に設定しても構いません。
Q3-5 エネミー「ドミニオン・セルティス」や「ドミニオン・ザグナル」のようにプレイヤーも選択できるエネミーは、パワーチャートのデータとエネミーデータのどちらを参考にすればいいのでしょうか?
A3-5 エネミーデータに記載されている特殊能力は、本文での記述を省略したものです。詳しいルールが必要な場合は、パワーチャートを参照してください
Q3-6 上級ルールブック73ページの柱にあるデータの補正でエネミーの【エナジー】を+20したりダメージを+5したりする補正は、基本ルールブックのエネミーだけに適用するのですか?
A3-6 基本的には、基本ルールブックのエネミーにだけ適用してください。
GMがPCのデータをみて、それではスリルに欠ける、と判断した場合はそれ以外のエネミーに適用しても構いません。


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