Q1-1 |
〈対悪魔課〉〈DUST〉〈ヴァーミン・イーター〉〈ナイキ〉〈アレス〉以外のPCの所属可能な組織のAASやサイボーグはどれくらい珍しいのでしょうか? |
A1-1 |
ここではPCが所属可能な組織やその中でのAAS、サイボーグの人数比などを厳密には規定しません。
AASやサイボーグの運用には日本円で億単位の資金と、世界でも最先端の高度なメンテナンスが必要な点などを考慮して、そのプレイ卓での共通認識を取るようにしてください。
いずれにせよ、かなり珍しいことは間違いありませんが、GMが認めるならそうした環境を整えたフリーランスの科学者などがいても構いません。 |
Q1-2 |
AASの電力の回復を支部や特殊輸送車輌で行う場合、どれくらいの時間が掛かるのでしょうか? |
A1-2 |
3時間必要とします。
ただし【負荷】を同時に修理している場合、平行して行うことができます(電力で3時間、負荷で3時間の計6時間必要、とはなりません)。 |
Q1-3 |
セッション中に特殊強襲車輌の修理を行う場合、どの程度セッション内時間が経過するのでしょうか? |
A1-3 |
状況などを考慮して、GMが設定してください。
迷ったときは、3時間程度を目安に考えてください。 |
Q1-4 |
AASは電装化するにはアーマーを着用しなければならないのですか? |
A1-4 |
いいえ。
アンダーウェアを着用していれば、電装化は可能です。 |
Q1-5 |
AASの電力は『【電力】はアンダーウェアを着用している間、常に得た状態で行動することが可能です。』と書かれていますが、これはアンダーウェアをつけている間は常に受けたダメージは電力から差し引かれていくという事でしょうか?
それとも、電装化しなければ電力でダメージを防ぐ事は出来ないが、兵装のコストとして電力を使用することは可能という事でしょうか? |
A1-5 |
前者となります。 |
Q1-6 |
対悪魔課の組織兵装《避難勧告》で呼んだ特殊輸送車輌を壊した場合、修理しなければ、以降《避難勧告》を再び使用しても特殊輸送車輌は来ないのでしょうか? |
A1-6 |
基本的には、時間があれば修理されて来るか、あるいは別の特殊輸送車両がやってきます(PCが特殊輸送車両を所持し、自分で修理の金額を消費する必要はありません)。
GMがそうした状況を不自然と考えるなら、特殊輸送車両は来ない、と裁定しても構いません。 |
Q1-7 |
《過剰起動》は[タイミング:瞬間]で使用した時も効果は1ターンの間持続し続けるのでしょうか? 瞬間で使用ですので、効果も一瞬となるのでしょうか? |
A1-7 |
《過剰起動》は使用したタイミングに関わらず、1ターン持続します。 |
Q1-8 |
ある《特殊能力》を使用し、効果を発揮している間(例えば3ターンとか)に《過剰起動》でその《特殊能力》が停止した場合、効果はそのまま残っているのでしょうか? |
A1-8 |
[タイミング:常時]を除く《特殊能力》の効果は、持続時間中は残ります。
[タイミング:常時]の場合は、使用不能になった時点で効果は失われます。 |
Q1-9 |
[無人AAS]は陽炎の能力を持たないキャラクターにも装備可能でしょうか? |
A1-9 |
不可能です。 |
Q1-10 |
装備から外れた[無人AAS]がその場にあれば、《起動操縦》ではなく準備行動消費でも装備可能でしょうか? |
A1-10 |
不可能です。 |
Q1-11 |
[無人AAS]を[豪腕武器]として使用する事は可能でしょうか? |
A1-11 |
不可能です。
特例としてGMが認めたい場合は、豪腕武器(小)として扱ってください。 |
Q1-12 |
虎空の《二挺銃器》で装備する射撃武器は通常アイテム・特殊アイテム・強化兵装のどのようなな組み合わせでも可能でしょうか?
また、可能なら攻撃後、装備条件を満たさなくなったアイテムは即座に装備が解除されるのでしょうか? |
A1-12 |
どのような組み合わせでも、必要な条件を満たしていれば構いません。
装備条件を満たさなくなったアイテムは[装備]できなくなり、即座に解除されます。 |
Q1-13 |
虎空の《二挺銃器》で装備する射撃武器は《全力乱射》で[対象:半径5m任意]に変更できていれば、[対象:1体]のものでも装備可能でしょうか? |
A1-13 |
《全力乱射》の効果を受ける条件を満たしていれば、可能です。 |
Q1-14 |
紫電弐式の《空間把握》や《緊急離脱》には移動の際に「離脱状態を解除することも可能」とわざわざ注釈がありますが、この記述がない《特殊能力》は離脱状態を解除できないのですか? |
A1-14 |
いいえ。
これらの記述は誤解を生みそうな場合に限って詳述したもので、基本的に《特殊能力》による移動は近接状態によるペナルティは受けず、移動を行うことができます。 |
Q1-15 |
紫電弐式の《超戦術補正》でターン開始を複数回使える状況で紫電弐式の《狙撃態勢》と虎空の《噴射制動》を使用している場合、「[タイミング:準備]を自動消費し、[通常移動][全力移動]が行なえない。」と「[攻撃行動]の直前に([タイミング:準備]を使用せず)[通常移動]を行なえる」という記述が矛盾するのですが、この場合移動は行えるのですか? |
A1-15 |
行えません。 |
Q1-16 |
嵐凰の最終能力《異能力阻害》で使用不能になる《特殊能力》を指定するのは使用者であっているでしょうか? |
A1-16 |
その通りです。 |
Q1-17 |
ハルモニアの《疾風走》の[距離:移動10m]には《移動打撃》の効果を適用し、ダメージ+1dを得る事ができますか? |
A1-17 |
できます。 |
Q1-18 |
ハルモニアの《幻影戦破》で取得したタイミング:攻撃の際に《追加疾撃》を使用して攻撃タイミングを追加する事は可能でしょうか?
可能な場合、《追加疾撃》で追加された攻撃タイミングにも《幻影戦破》で得たダメージ+10は適用されるのでしょうか? |
A1-18 |
可能です。
ただし、《幻影戦破》の効果は「《追加疾撃》を使用した時点」で終了しているため、以降の2回攻撃にダメージ+10は適用されません。 |
Q1-19 |
ハルモニアの《高性能義体》の効果は《完全戦闘形態》でターン開始に2回使った場合には累積し、例えば「命中・回避+5」を2回選択していたならば、それぞれに「命中・回避+3、ダメージ+5」が累積して、結果「命中・回避+16、ダメージ+10」になると考えていいのでしょうか? |
A1-19 |
いいえ。
《高性能義体》の効果は、何回《過剰起動》を使用しても累積しません。ですので、ご質問の状況の場合は「命中・回避+13、ダメージ+5」となります。 |
Q1-20 |
ディモスの《兵装》や[強化兵装]で得た[特殊強襲車輌]の耐久度が減少した場合、DUST以外のPCは修理費を自分で払う必要があるのでしょうか? |
A1-20 |
その通りです。
GMが認めれば、所属する組織が払ってくれる、としても構いません。また、セッションが終了した場合、次のセッション開始時には修理費を払う必要なく、耐久度は全て回復します。 |
Q1-21 |
サイボーグのキャラクターは人間・動物ともに可能とありますが、「人間の脳を用いた動物型のサイボーグ」や「動物の脳を用いた人間型のサイボーグ」などのキャラクターを作成することは出来るでしょうか? また可能である場合、職業パックや特性、通常アイテムの使用の可否などはどうなるのでしょうか? |
A1-21 |
GMが認めるのであれば可能です。
その際、職業パックや特性、[通常アイテム]などは身体に準じるものとして考えます。つまり、動物の身体で人間の脳、というキャラクターは特性を持つが[通常アイテム]は使用できない、となります。 |
Q1-22 |
ヒーロースタンスについてですが、《トゥルーヒーロー》《イモータルヒーロー》の2つはヒーロースタンスの読み替えがありますが、《ダークヒーロー》は読み替えは無いのでしょうか? |
A1-22 |
GMが必要に応じて、【エナジー】を【HP】に読み替えてください。 |
Q1-23 |
AAS搭乗者は【電力】は残っているが【エナジー】が0になった、という状況に陥った時、気絶するのですか? |
A1-23 |
気絶します。 |
Q1-24 |
AASやサイボーグが猛毒などの状態異常を受けた時、【電力】と【エナジー】のどちらから減らしていくのでしょうか? |
A1-24 |
ルールブックの記述に従ってください。
猛毒や窒息は「【エナジー】を消費する」とあるので、【電力】の有無に関係なく、【エナジー】が減少します。着火や感電の場合は「ダメージ(を受ける)」とあるので、『スティールハート』のルール通り【電力】から先に減らす形になります。 |
Q1-25 |
『スティールハート』にて、AASやサイボーグの「AR−53F」や「BH−B003」などの形式番号には詳しい意味が設定されているのでしょうか? |
A1-25 |
AASの場合は、基本的に「製造した会社名+計画の際に振られた番号」という形で設定しています。Fは正式採用を示しており、『デモンパラサイト』の際にP(プロトタイプ=試作機)であったものから変化しています(「RI−97F 陽炎」であれば、竜崎重工(Ryuzaki-Industry)の97号計画による正式採用機、という具合です)。
アレスが基礎を作っているサイボーグの場合は、製造計画の開発コードをそのまま型式番号としています。 |
Q1-26 |
剛龍が《豪腕反撃》を行い、さらにダメージを受ける際に《集団防御》を仲間に対して使用した場合、どうなりますか? |
A1-26 |
《集団防御》の効果によって、剛龍が《豪腕反撃》を行った際に受ける1回分のダメージのみが適用されます。このダメージには《磁力爆砕》などで軽減することはできません。 |
Q1-27 |
追加兵装は現在のLVより下のLVの《兵装》を取得する事はできますか? |
A1-27 |
可能です。 |
Q1-28 |
追加兵装はメインのLVを上げなくても、メインのLV以下の兵装なら、悪魔寄生体のスロットやメルドと同様のタイミングで追加兵装の取得は可能なのでしょうか。 |
A1-28 |
可能です。 |
Q1-29 |
AASやサイボーグの成長はセッション中でも可能ですか? |
A1-29 |
ルール的には可能です。ただし、GMが認めない場合はその限りではありません。 |
Q1-30 |
AASやサイボーグの最終能力は《基本兵装》や《過剰起動》の対象にできますか? |
A1-30 |
可能です。 |
Q1-31 |
防弾ベストなど“悪魔憑き”が着ると破壊される防具はAASドライバーが着用したまま電装化した場合、破壊されますか? |
A1-31 |
そうした防具はAASのアーマーとの重ね着が不可能です。また、電装化しても破壊されます。 |
Q1-32 |
アンチディアボロスコートを“悪魔憑き”が着ると、変身で破壊されますか? |
A1-32 |
されません。 |
Q1-33 |
《兵装》は《模倣能力》で取得できますか? |
A1-33 |
できます。 |
Q1-34 |
虎空の《最終審判》は『エナジーが0以下になった際に使用』とありますが[死亡]となるダメージを受けていた場合でも使用できますか?
もし可能である場合、行動終了後に戦闘不能になりますか? 死亡となりますか? |
A1-34 |
使用できます。また、行動終了後に[死亡]となります。 |
Q1-35 |
虎空の《榴弾弾幕》や《弾頭弾幕》で《最終能力》を使用できますか? |
A1-35 |
できません。 |
Q1-36 |
フォボスの《格納火器》ハルモニアの《暗殺仕様》は『装備できるようになる』『装備可能となる』と書かれていますが、これは動物PCでも通常武器(射撃武器)を装備可能になると言う事でしょうか?
そして、格納火器で得た場合、[特殊装備パック]の一つとしてカウントされますか? |
A1-36 |
動物PCでも、それら《特殊能力》の効果があれば通常アイテムを使用可能となります。《格納火器》で得られる射撃武器は[特殊装備パック]にはカウントされません。 |
Q1-37 |
追加兵装の取得タイミングはレベルが上がった瞬間のみですか?
それとも、現在のLV以下のものであれば、シナリオの合間であればいつでもですか? |
A1-37 |
ルール的にはシナリオ中のいつでも可能です。
GMが不自然と感じる場合、補給ができる程度の拠点を必要とする、数時間程度のゲーム内時間経過を要求する、などの裁定を行ってもいいでしょう。 |
Q1-38 |
虎空の《二挺銃器》ですが、条件が満たされなくなり、解除された武器は、再び《二挺銃器》を使用すれば(条件を満たした状態となっていれば)即座に装備可能ですか?
それとも、こういった形で装備できなくなり解除された武器は、地面に落としたものとして、準備などで拾い上げない限り《二挺銃器》に使用できませんか? |
A1-38 |
[タイミング:準備]を消費して改めて装備する必要があります。 |
Q1-39 |
「異能力中和装置」はどの程度“悪魔憑き”の力を阻害するのでしょうか? |
A1-39 |
基本的に、パワー未取得者として扱われなくなる、と考えてください。
具体的には、《瞬間電操》によって[気絶]しなくなったり、《記憶操作》などの効果を受けなくなります。 |
Q1-40 |
本文中に“異能力中和装置を搭載している”と書かれた[アイテム]を装備した悪魔憑きは、《特殊能力》が使えなくなるのでしょうか? |
A1-40 |
いいえ、使用可能です。 |
Q1-41 |
《多重機能》で同じAAS、サイボーグを選択したキャラクターが、[サブ]の取得した《兵装》と同じ《兵装》を《追加兵装》で取得した場合、その《兵装》のコストを[負荷1]、あるいは[電力5]に変更することは可能でしょうか? |
A1-41 |
可能です。 |
Q1-42 |
フォボスやディモスが《追加兵装》でハルモニアを選択した場合、義体はどうなるのでしょう? 一部が生体パーツになったり、全体が生体パーツになったりするのでしょうか? |
A1-42 |
その通りです。クローン細胞などの、有機物で構成された生体部品を組み込んだ義体となります。
詳細は、GMやプレイヤー間での相談で決定してください。 |
Q1-43 |
《瞬間再動》《再稼動》は、死亡するダメージを受けていた場合は使用できますか? |
A1-43 |
可能です。 |
Q1-44 |
10LVのAASドライバーやサイボーグは、10LVの《兵装》を[追加兵装]として選択することは可能ですか?
また、もし可能であった場合、【エクステンド】の扱いはどのようになりますか? |
A1-44 |
可能です。ただし、追加兵装では【エクステンド】の修正は得られません。 |
Q1-45 |
“異能力中和装置を搭載している”と書かれた[アイテム]を装備していても、悪魔憑きは《特殊能力》を使用できるとありますが、スティールハートp.12には、“悪魔憑きがAASを着用すると異能力中和装置のせいで悪魔憑きの力を妨害してしまう”とあります。これはAASやサイボーグに搭載された異能力中和装置が例外ということでしょうか? |
A1-45 |
[アイテム]に搭載されている異能力中和装置は、基本的にその[アイテム]そのものを悪魔憑きの力から守るように作られているため、使用者である悪魔憑きに影響を及ぼすほどには作用しないようになっています。
また、AASやサイボーグが悪魔化できない理由としては、構造上悪魔化による体格の変化に耐えられない、という点もあります。
余談となりますが、純粋に使用者を悪魔憑きの力から守るための異能力中和装置を装備しているキャラクターは、やはり悪魔化などはできません。 |
Q1-46 |
[距離:20m]の肉弾武器・無人AASと、他の[距離:近接]の肉弾武器を同時に装備した場合、肉弾攻撃の距離は近接になるのでしょうか? それとも近接or20mから1つを選択になるのでしょうか? |
A1-46 |
近接か、20mかを選択できます。 |
Q1-47 |
無人AASを装備していると、[情報技術]で命中判定が行えるとありますが、《特殊能力》による命中判定なども[情報技術]で行えるのですか? |
A1-47 |
はい。無人AASを準備していれば、[肉弾攻撃]で行う判定は《特殊能力》を含め、すべて[情報技術]で代用が可能です。これは、陽炎以外の《兵装》を使用する際も同様です。 |
Q1-48 |
《集団防御》の効果によって《自動防御機能》の効果を変化させた場合、《自動防御機能》の「ダメージに-10」という効果は消えるのですか? |
A1-48 |
はい、その通りです。 |