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【8】 戦闘

Q8-1  増援ステップで配置する兵力カードや武装カードは、代償ファイトを支払わなければプレイスペースに出せませんか?
A8-1  いいえ。
 増援ステップにおこなう増援は、ファイトをまったく必要としません。増援の際に問われるのは、その兵力カードや武装カードの「ランク」だけです。

「ランク:S」ならタダで増援可能、「ランク:M」なら「マグナ1」を消費すれば増援可能、「ランク:L」は増援不可です。
Q8-2  増援ステップに、トラップを増援することはできますか?
A8-2  いいえ。
 トラップは増援できません
 トラップは、生産フェイズに配置することによってしか、戦場に出せません。
Q8-3  効果にある「アタックした対象」という表記は、

 〔a〕遊撃・突撃・[アタック]の▼◆★アビリティを行使したユニットやプレイヤー
 〔b〕遊撃・突撃したユニット
 〔c〕[アタック]の▼◆★アビリティを行使したユニットやプレイヤー

 以上〔a〕〜〔c〕の、どれを表しますか?
A8-3  「アタックした対象」という表記は、「〔a〕遊撃・突撃・[アタック]の▼◆★アビリティを行使したユニットやプレイヤー」を表します。
Q8-4  ブロックの効果によって、アタックした効果の発生源となるユニットが失われた場合、アタックしたユニットや効果から発生したダメージはどう処理されますか?
A8-4  ブロック宣言の効果で、遊撃や突撃を含むアタック宣言をしたユニットが戦場から取り除かれた場合、アタック宣言で発生するはずだったダメージは発生しません
 つまり、ブロック宣言の効果で「倒されたユニット」や「効果を発揮できなくなったカード」からは、ダメージを含めて何の効果も発揮されません
Q8-5  ブロックの効果によって、アタック宣言の代償の発生源が失われたり代償を支払えない状態になった場合、アタック宣言は無効になりますか?
A8-5  はい。
 例えば、相手の「◆アビリティ」のアタック宣言に、ブロック宣言で『「◆アビリティ」を使ったユニットをチェック状態にする』という効果を行使した場合、アタック宣言の「◆アビリティ」は代償を支払えず、無効になります。
Q8-6  アタック宣言がブロックで無効になった場合でも、宣言した代償は可能な限り支払うのですか?
A8-6  はい、支払います
 例えば、アタック宣言で使われた《エリゴール必殺弾》の効果を《ディスペル》で無効化された場合、《エリゴール必殺弾》のために支払われた「スキル:弾」は消費されます。
Q8-7  ブロックは「アタック宣言〜アタック宣言の解決」の間に割り込むものとして、そのタイミングはどうなっているのでしょうか? また、それに関連してブレイクトリガーの効果発揮手順などはどうなっていますか?
A8-7  まず、商品付録の『遊び方ガイド』の中央下部「アタックとブロックの宣言と処理の流れ」を参照してください。
 さらに詳細を解説すると、次の手順になります。

〔1〕行使の確認
 行使するカード1枚の内容について“宣言をおこなう時期”“対象”“代償”“使用条件”のすべてが適切であるかどうかを確認します。どれか1つでも適切ではない場合、手順〔2〕以降の宣言を実行できません。
〔2〕行使するカードの公開
 行使するカード1枚を指定し、内容を公開し、行使を宣言します。続いて、対象を宣言します。そして、行使するカードがカード種類に該当する存在ではない場合、そのカード種類に該当する存在になります(例:手札の戦術カードの行使を宣言した場合、その“戦術カード”は“戦術”になります)。
〔3〕行使の代償の宣言
 行使にともなう代償の支払いを宣言します。宣言された代償は、以降“行使の手順”が終了するまで、他の行使の宣言の代償にはなりません。行使するものの“使用条件”が代償をともなう場合、この手順で使用条件の代償も宣言します。
 効果に「ダイスを振る」ことが含まれる場合、すべてのダイスを振ります。
 効果や条件に選択肢がある場合には、任意の効果や条件を選びます。
〔4〕チェインの宣言
“チェイン”の効果を行使したい場合、手順〔1〕〜〔3〕を繰り返します。
〔5〕ブロック宣言
 現在行使の宣言を実行しているプレイヤーの対戦相手が、“行使宣言に対応する行使宣言”を実行できます(例:“アタック”宣言に対する“ブロック”宣言の実行)。そして“行使宣言に対応する行使宣言”が実行された場合、その“行使宣言に対応する行使宣言”を処理します。
〔6〕行使の代償の実行
 手順〔3〕で宣言した代償をすべて実行します。宣言時の代償の一部を実行できない場合でも、残りの代償すべてを実行します。“使用条件”が代償をともなうものの場合も、この手順で使用条件の代償を実行します。
〔7〕行使の成立
 手順〔6〕で、手順〔3〕と同じ代償を実行できた場合、行使された効果がゲームに影響を与えます。効果を適用する対象が適切であるかどうかを判定します。その他、効果がゲームに影響を与えるための条件があれば、判定します。ランダムになにかを選ぶ必要がある場合、ランダムに選びます。
 手順〔6〕で、手順〔3〕と同じ代償を実行できなかった場合、行使された効果はゲームに影響を与えません。
〔8〕行使の終了
 手順〔7〕で発揮された効果は、持続時間が[瞬間]の場合、ゲームに影響を与えなくなります。
〔9〕ブレイクトリガーの公開と内容決定
 手順〔1〕〜〔8〕の間に撃破されたブレイクトリガーを持つカードのうち、効果を発揮する条件を満たしたブレイクトリガーの効果をすべて公開します。その内容が、ダイスを振ったり、選択肢から選ばなければ決定できないものの場合、ダイスを振ったり、選択肢を選びます。条件を満たせないブレイクトリガーの効果は、取り除きます。
〔10〕ブレイクトリガーの対象の決定
 手順〔9〕の間に公開されたブレイクトリガーの効果の対象を、1枚ずつ確認します。対象を決定できないブレイクトリガーの効果は、取り除きます。
〔11〕ブレイクトリガーの代償の実行
 手順〔9〕の間に公開されたブレイクトリガーの効果に代償がある場合、その代償を1枚ずつ宣言し、1枚ずつ実行します。代償が実行できなかったブレイクトリガーの効果は、取り除きます。
〔12〕ブレイクトリガーの成立
 この手順で残っているブレイクトリガーの効果を1つ選び、そのブレイクトリガーの効果がゲームに影響を与えます。効果を適用する対象が適切であるかどうかを判定します。その他、効果がゲームに影響を与えるための条件があれば、判定します。
〔13〕ブレイクトリガーの手順の終了
 ブレイクトリガーの効果は、失われます。
Q8-8  敵軍全滅後のアタック宣言は可能ですか?
A8-8  はい。対象が[敵軍ユニット]の効果や、遊撃・突撃でなければ、敵軍ユニットが1つもいなくてもアタック宣言することができます。
Q8-9  増援ステップに「スキル:召」枠を持つユニットを先に増援し、その後、その「スキル:召」を用いて「タイプ:召喚獣」の戦術カードを増援できますか?
A8-9  はい。増援したユニットの持つ「スキル:召」を使って、さらにユニットを増援できます
Q8-10  アビリティをチェインさせる時は、その対象は同じでなければなりませんか? 
 例えば、《フォレスト・ウルフ》と《ウォー・ワイバーン》の「◆電光石火」をチェインさせる場合、《フォレスト・ウルフ》と《ウォー・ワイバーン》の「◆電光石火」の対象は同じでなければなりませんか?
A8-10  はい、同じ対象でなければなりません
 チェインは「ダメージ」か「攻撃力上昇効果」か「防御力上昇」などの効果内容を増幅させるもので、対象は変化しません。
Q8-11  「●アビリティ」を持っているユニットが直接戦闘に参加していない場合でも、「●アビリティ」の効果は適用されますか?
A8-11  いいえ。
 戦闘に参加しているユニットが持っている「●アビリティ」のみ、効果を発揮します。
Q8-12  ダイスを振る必要があるチェインの効果は、ダイス目を見てから次のカードをチェインさせることができますか?
 例えば1枚目の《サラマンダーとの契約》でダイス目1を振ってしまった場合、それから2枚目の《サラマンダーとの契約》をチェインさせて1D振り足すことができますか?
A8-12  はい、できます。
 チェインの手順については「Q8−7」もごらんください。
Q8-13  複数のカードがチェインしていて、その一部が効果を発揮できなかった場合、効果を発揮しなかったものだけを除いて、他のものは効果を発揮しますか?
A8-13  はい、効果を発揮できなかったもの以外は、通常どおりに効果を発揮します。
   チェインの関連項目
    ⇒「Q8−7」「Q8−10」「Q8−12」「Q8−13
   ブロックの関連項目
    ⇒「Q8−4」「Q8−5」「Q8−6」「Q8−7

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