モンスター |
概要 |
《グレート・マーコール》 |
らせん状の角が特徴的な、巨大野生山羊。地上の哺乳類としては六門世界では最大級の大きさをしており、その危険度はドラゴンにも匹敵する。草食で普段の気性は穏やかだが、縄張り意識が強く、侵入者に対しては容赦なく襲いかかる。 |
《コカトリス》
《デスゲイズ・コカトリス》 |
ニワトリの頭と翼に、蛇の胴体、トカゲの脚を持つ怪鳥。そのクチバシに魔力を秘めており、触れるものをことごとく石に変えてしまう。しかし、《コカトリス》が触れても石化しない「ヘンルーダ草」という植物がある。《コカトリス》にとっては、ヘンルーダ草だけが食料となりうるのだ。このことからもわかるように、ヘンルーダ草には石化を防ぐ効用がある。 |
《マンドラゴラ》 |
人の形をし、知性を持つニンジンだ。《マンドラゴラ》は貴重な薬草として知られているが、その入手は困難を極める。なぜなら、《マンドラゴラ》はその身に危険が迫ると――例えば地面から引き抜かれそうになると――断末魔の叫びを上げるのだ。この叫びを聞いた者は、強いショックを受けて立っていることもままならなくなる。このため《マンドラゴラ》の群生地をみつけても、その一本を引き抜いた時点で他の《マンドラゴラ》は逃げ出してしまうのである。 |
《アサシン・ネスト》 |
一見すると、幹に無数の穴が空いた広葉樹だ。その幹の上のほうをよく見ると、顔があることに気づくだろう。《アサシン・ネスト》はその名のとおり、《アサシン・ホーネット》(p88)と共生関係にある。自らの幹をスズメバチどもに住処として与え、さらにその果実を食料として提供することで、他の生物から危害を与えられないようにしているのだ。しかし、《アサシン・ネスト》の周囲にいる《アサシン・ホーネット》を全滅させたとしても安心はできない。なぜなら、《アサシン・ネスト》自身が強力な魔法の使い手だからだ。 |
《ポケット・モンキー》 |
密林に住む、手のひらサイズの小さなサル。普段は木の実や虫を捕らえて食べているが、鳥の巣から卵を盗み出したり、他の動物の巣から食料を盗み出すという習性がある。そして、密林に迷い込んだ人間は、盗みの格好の標的となるのだ。
※「評価決定1D」の項目欄にエラッタあり |
《ジャングル・エイプ》
《キング・エイプ》 |
密林に住む大きなサル。動物としては知能が高く、雑食性で、植物から他の動物までなんでも食べる。群れで行動することが多く、集団で狩りをおこなうことがある。凶暴にして狡猾なその性格は、密林では冒険者達の脅威となるだろう。
※《ジャングル・エイプ》のデータにエラッタあり |
《シュリーカー》 |
人の形をした、毒々しい色をしたキノコ。警戒心が強く、身の危険を感じると怪音波を発して他の生物の興味を引き、逃げ出すという習性がある。その身体は貴重な薬品の原料になるという。 |
《トリケラトプス》 |
三本角が特徴的な、草食恐竜。ふだんはおとなしいが、身に危険を感じると凶暴化し、その角を使って突進してくる。痛覚が鈍いためかなり打たれ強く、草食恐竜とは思えない戦闘力を秘めている。 |
《ベヒモス》 |
巨大な一本の角と、地上に住む生物では屈指の大きさが特徴的な四足歩行のモンスター。土の元素と強く結びついているらしく、大地震を引き起こす能力を持っている。その巨体と地震によって滅ぼされた城や集落は数知れず、六門世界の「歩く災害」として忌み嫌われている。しかし、小国の軍隊を壊滅させるに足るその戦闘力から、わざわざ好き好んで《ベヒモス》を討伐しようという者は数少ない。 |
《マーブル・エスカルゴ》
《ジャイアント・エスカルゴ》 |
巨大カタツムリ。その殻は驚異的な固さで知られている。しかし、この殻の驚くべき点は硬さにあるのではない。《マーブル・エスカルゴ》は殻にこもっている間、いかなる環境にあっても平気で過ごすことができるというのだ。大学院の調べによると、北方にある古代帝国期の遺跡から発見された《ジャイアント・エスカルゴ》は、食料もなしに1000年以上もの時間を殻にこもって過ごしていたという。 |
《マーブル・シザース》
《レジェンド・シザース》 |
体長6〜15mもある、緑がかった体色の巨大クワガタムシ。北方のジオテランの森を中心に、広葉樹の森に稀に現れる。鈍く光るその甲殻は、うまくその継ぎ目を狙わない限り、ほとんどの武器をはじき返すといわれている。樹液や木の実を食す草食性だが、性格は好戦的で、その巨木をも切り倒す巨大な大顎を武器に襲い掛かってくる。 |