Q4−1:〈家事〉で裁縫もできると書いてありますが、これで衣服や防寒具などの布鎧を直すことができるでしょうか? |
A4−1:GMの判断によりできても良いでしょう。
この場合〈工芸(防具)〉と同様に判定を行いましょう。
ただし、必要なのは修理キット(使い捨て:1つ150G)ではなく、裁縫キット(使い捨て:1つ10G)でも良いでしょう。これらが可能なのはあくまでGMが許可したのみです。また裁縫キットの設定もGMの判断によります
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Q4−2:〈騎乗〉がないと馬には絶対に乗れないのでしょうか? |
A4−2:いいえ。〈騎乗〉が必要なのは騎乗したまま戦闘する場合と、騎乗してふつうの速度で移動する場合だけです。
〈騎乗〉がなくても、その生物が乗用に調教されているならばノロノロと歩かせるぐらいは可能でしょう。また、そのモンスターが仲間の召喚術師に支配されているか、知的で乗せてくれる意志がある場合は、〈騎乗〉がなくても通常の半分ぐらいの速度で移動できるでしょう。
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Q4−3:〈調理〉でBPとスペル枠の回復する料理が作れるルールを採用している場合、回復するお弁当を作って持ち歩けますか? |
A4−3:GMの判断によります。〈調理〉によるBPとスペル枠の回復する料理はゲーム上極めて強力ですから、GMの判断に任せましょう。
基本的にお弁当は長期保存はできないため、長くもっても1日以内に食べなければ効果はないでしょう。
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Q4−4:〈交渉〉と〈情報収集〉はどちらも情報を聞き出すのに使う技能のようですが、違いを教えてください。 |
A4−4:〈交渉〉は特定のNPCと話しているとき、相手の気分を損ねずにうまく情報を聞き出したり、取り引きを有利に進めたりすることに使用します。
一方〈情報収集〉は、図書館の本や町の人々など、不特定多数の情報源から情報を集めるための技能です。
ちなみに、プレイヤーが実際にGMが納得できるようなロールプレイで、うまく交渉できたのであれば、わざわざ〈交渉〉の行為判定をおこなう必要はないでしょう。〈交渉〉は基本的に「NPCがPCに対して非協力的である」という状況で使う技能なので、シナリオ進行上で交渉が決裂しては不都合な場合には、わざわざ〈交渉〉の行為判定をする必要はないわけです。どうやっても説得に応じないNPCが相手の場合にも同様で、最初から〈交渉〉の判定をする必要はないでしょう。
〈情報収集〉は、お助け技能としての使い道があります。プレイヤーがシティ・アドベンチャーで行き詰まった場合などに「難易度Bの〈情報収集〉に成功すれば、風のウワサを思い出す」といった、ヒントの与え方をするという使い方ができるわけです。
さらに補足としては、〈交渉〉よりは〈情報収集〉のほうが、はるかにゲーム内時間を要することが多いでしょう。〈交渉〉は目の前の特定人物を相手に会話するだけなのに対し、〈情報収集〉には不特定多数の情報源から情報を得るための移動などの時間がかかるからです。
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Q4−5:罠を発見する技能は〈鋭敏感覚〉でしょうか〈探索〉でしょうか? また、聞き耳を立てるとき、罠を解除するとき、鍵を開けるときなど、それぞれ使用する技能を教えてください。 |
A4−5:ダンジョンなどでよくある状況と、そのとき使う技能は次の指針に添ってもらえば、わかりやすいでしょう。
状況 |
技能 |
聞き耳をたてるとき |
〈鋭敏感覚〉 |
自分から能動的に罠を探すときとき |
〈探索〉 |
不意に罠に引っ掛りそうなとき |
〈鋭敏感覚〉
上記の〈探索〉より難易度は高くなる |
発動した罠を避けるとき |
〈運動神経〉
回避不能な罠もあるでしょう |
罠を解除するとき |
〈手業〉
解除不能な罠や鍵もあるでしょう |
鍵を開けるとき |
隠れた宝物や隠し扉などの
手がかりなどを探すとき |
屋内・市街地などでは〈探索〉
野外・天然洞窟などでは〈野外活動〉 |
壁や樹などに登るとき |
〈運動神経〉 |
跳躍などの全身運動するとき |
泳ぐとき
水中でふつうに行動したいとき |
〈水泳〉 |
変装するとき |
〈手業〉 |
スリをするとき |
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