Q8−1:モンスターを街中や街道で召喚・支配したまま歩いていても、問題ないでしょうか? |
A8−1:モンスターの種類によります。
まず、大きさが問題になります。その次は、外見や性質が問題となるでしょう。
SSサイズのモンスターは、おそらく問題なく街中や街道を出歩けるでしょう。たとえ目を引く形状(分類がアニマルかバード以外であれば、目を引くでしょう)でも、多少注目される程度ですむはずです。
S〜Mサイズになると、外見が問題になります。分類がアニマルやバードの生物は、多少は目立つものの、あまり問題にはならないでしょう。《エルフ》《ドワーフ》などの、人間と外見的な差が少ない種族も同様です。同じデミヒューマンでも、《ゴブリン》や《オーク》などは(人間から見れば)醜悪な外見をしているためにかなり目立ちますし、《リザードマン》や《ケンタウロス》やはすでに人間とは外見がかけ離れていますから、衛兵や警備隊を呼ばれても仕方ないでしょう。その他の分類の種族については、ほぼ確実に一般人が逃げ出し、衛兵や警備隊を呼ばれることでしょう。
L〜XLサイズのモンスターは、どんな外見や性質であれ、その大きさからほぼ確実に一般人を畏怖させることでしょう。街中や街道を連れて歩いていたのでは、衛兵や警備隊どころではなく、場合によっては軍隊のお出まし……なんてことになりかねません。
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Q8−2:《レイン・スラッグ》と一緒に移動するためには「水桶などが必要」とありますが、これは水袋でもよいですか? |
A8−2:はい。《レイン・スラッグ》がSSサイズの間であれば、水袋でも充分に持ち運びできるでしょう。
ただし、ふつうに考えて「PC用の飲料水が入った水袋」と「《レイン・スラッグ》を入れるための水袋」はわけておくべきでしょう。
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Q8−3:モンスターの知覚方法の「魔法的知覚」などの具体的な説明をしてください。また、これらの感覚は「○召喚術の極意」で共有できるのでしょうか? |
A8−3:モンスターの知覚方法と五感共有は以下のようになります。そして「○召喚術の極意」のレベルによって、以下にある「五感共有」の感覚を共有できるようになれば、モンスターと感覚を共有できるようになります。
感覚 |
解説 |
五感共有 |
【視覚】 |
人間同様に目で見ている。 |
視覚の共有で
共有可能 |
【視覚、夜目】 |
人間同様に目で見ているが、夜のように暗い場所でも不自由ない。 |
【視覚、鳥目】 |
人間同様に目で見ているが、人間よりもかなり視力がよい。ただし、暗い場所では人間よりも見えにくくなる。 |
【温度感知】 |
赤外線を感知でき、周囲と温度が違う場所がわかる。 |
【赤外線】 |
温度感知よりも精密でほぼ常温の物でも見え、暗闇でも視覚のように使える。 |
【聴覚】 |
微かな音も聞き分け、空気の流れる音から周囲の物体もおおまかに感知できる。 |
聴覚の共有で
共有可能 |
【超音波】 |
自ら超音波を発することにより、ソナーのように周囲を感知できる。 |
【嗅覚】 |
空気が運ぶ微かな匂いを嗅ぎ分け、周囲だけなら匂いで把握できる。 |
嗅覚の共有で
共有可能 |
【触覚】 |
触れることにより、そのものの形状、素材、温度などを正確に感じ取る。 |
触覚の共有で
共有可能 |
【振動感知】 |
生物の動きなどで起こる地面や空気の振動により、周囲を把握する。 |
【魔法的知覚】 |
人間とほぼ同じように感じる、擬似的な五感。ただし周囲数メートルならば、暗闇でもぼんやりと視覚が効く。 |
五感それぞれを
共有可能 |
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Q8−4:Lサイズ以上のモンスターでも1人しか騎乗できないのでしょうか?
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A8−4:はい、基本的に戦闘騎乗できるのは1人だけです。
ただし、戦闘をしないのであればGMの判断により複数人数が騎乗しても構いません。馬や象のように背中が平らで乗りやすいモンスターばかりではありません。
空を飛ぶモンスターが羽ばたく邪魔にならないように乗るのであれば、首と翼の付け根のあたりしか乗れる場所はないでしょう。
最終的にはGMが判断してください。目安としてはLサイズで2人、LLサイズで4人、XLサイズで8人程度です。
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