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TOP > 製品情報 > 六門世界(モンコレ) > モンコレデック診断コーナー17
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++ 第 十七 回 ++
「モンスター・コレクション!」(こーとさん)
記事作成:片山泰宏
Dr.ストンブリッジ(以下 ストン) いやはや、寒いのか暖かいのか……コタツを引っ込めるタイミングが良くわからんのう。
ナチュリー(以下ナチュ) 何をいきなり年寄り臭いことを。新しいカードセットも出たし、それ以上に重大発表がアナウンスされたばかりじゃないですか。ウザいんで変にしょぼくれないでくださいよ。
ストン う、ウザイとか気軽に言うでない。……じゃが、そうじゃな。モンコレ界も大きく動き始めた。販売元がブロッコリーさんからブシロードさんに変わるのう。
ナチュ まさかまったく別のゲームに……。
ストン 制作は今まで通り、グループSNEが責任を持ってデザインする。細かいことは5月15日に行われる発表会を期待してほしいのじゃ。
ナチュ おぉぅ。それは楽しみですね。
ストン うむうむ。さて、元気が出てきたぞい。久しぶりのデック診断、参ろうかのう!

 
■デック診断
デック名  モンスター・コレクション!
デック作成者  こーとさん
デック内容   ユニット/合計37枚
    ・《レックス》(火/7レベル)×2枚
    ・《大砂蟲》(火/8レベル)×3枚
    ・《深淵》(水/1レベル)×2枚
    ・《アストロノータス》(水/4レベル)×2枚
    ・《エンシェント・ノーチラス》(水/7レベル)×2枚
    ・《海の悪魔クラーケン》(水/7レベル)×2枚
    ・《ダンダーン》(水/9レベル)×2枚
    ・《ドレイク・ビードル》(土/3レベル)×2枚
    ・《マーブル・トライホーン》(土/7レベル)×1枚
    ・《ライノタスク》(土/8レベル)×3枚
    ・《ジュラシック・レックス》(土/8レベル)×1枚
    ・《ヨルムンガルド》(土/10レベル)×3枚
    ・《フェアリー・ドラゴン》(風/1レベル)×3枚
    ・《モーニング・グローリー》(風/7レベル)×2枚
    ・《アルカナ・ウィスプ》(聖/1レベル)×2枚
    ・《プラテリウム》(聖/8レベル)×2枚
    ・《オニキス・バット》(魔/1レベル)×1枚
    ・《ポリフェドロン》(魔/4レベル)×2枚

  戦闘スペル/合計0枚

  アイテム/合計0枚

  地形/合計13枚
    ・《鋼の門》×3枚
    ・《原始のヘソ》×3枚
    ・《竜たちのとおり道》×2枚
    ・《魔神掌》×2枚
    ・《汚染地帯》×2枚
    ・《神の箱船》×1枚
 
キーカード
 全てのモンスターが主人公! と、言いたいところですが、メインに据えたいのは展開の《ライノタスク》、そして圧力の《ヨルムンガルド》、この2枚です。
作成者コメント
 どうも、凄く久々に投稿させていただきます。こーとと申します。
 今回は私の最大のお気に入りを。

 テーマは1番「儀式」地形大量投入
 儀式自体はちょっと少なめですが、「地形効果を利用したカードのの大量投入」と言う意味で投稿させていただきます。


 大型モンスター中心のこのデック、スペルやアイテムなどの無粋な対抗手段は何一つ入っていません。我らモンスター軍団の気持ちは唯一つ、
ぶん殴りたい!ただそれだけです。

 ただ、対抗が無い代わりにとにかく展開力に力を入れています。
 ステータスは高いものの、対抗に弱い重量級モンスター軍団、彼らが勝つにはどうすればよいか?
「相手の対抗が追いつかないほど数を並べれば良い!」それがこのデックの結論です。

《ライノタスク》《レックス》《大砂蟲》《ヨルムンガルド》《原始のヘソ》などの展開用カードを用い、相手が対抗を整える前にユニットを大量展開します。
また、奇襲戦法が得意で、
地形連続配置から狙うヨルムンガルドの敵軍領土召還や、汚染地帯で代理地形変え原始のヘソに差し替えてからの大型ユニット即時召還など相手を驚かせる為のギミックを沢山盛り込んでいます。

 弱点は《髑髏の騎士》《真珠の人魚姫メディア》などの
致死効果を持つ対抗コンボ。
 戦闘スペルは枚数に限りがあるので消費させれば勝機が見えますが、ユニットを中心としたコンボは無制限に繰り出せる為、圧倒的に不利です。
 それらを先に展開されてしまった場合は、儀式で処理するか、もしくは何度も戦闘を仕掛け同時戦闘を狙うしかありません。
 我がモンスター軍団は神の加護を受けた存在、きっと神様もお恵み下さるでしょう。
 実際、このデックの同時戦闘の比率が高い気がするのは気のせいじゃないはずです。


ストン まず……済まぬ!(土下座)
ナチュ どうしたんですかいきなり。
ストン このデック、投稿して貰ったのは『暗黒卿の秘儀』が出る直前での。担当者の都合で、今まで掲載が遅れてしもうたのじゃ。
ナチュ なん……だと……。土下座しろ担当者!
ストン まこと、相済まぬ。というわけで、閲覧者諸君はそれを踏まえて読んで欲しい。
ナチュ ごめんなさいね、こーとさん。
ストン さて、というわけで見ていこうかの。大型ユニットを集めた、大怪獣デックじゃな。
ナチュ 戦闘スペルもアイテムも0、っていうのがいっそ清々しいですね。でも……戦えるんですか?
ストン ふむ……まあ、正面切って戦うのは、難しいじゃろう。なんせ、先攻取られて《フレイム・ストライク》とか喰らったらそれで終わりじゃからのう。
ナチュ [対抗]できないですからね。
ストン しかし、じゃ。逆に考えるのじゃ。《フレイム・ストライク》デックに最大でも3枚しか入っとらんと!
ナチュ なんですかその暴論(笑)。
ストン いやいや、重要な考え方じゃぞ? 相手のデックに、こちらに対して有効なカードが、あと何枚あるかプレイヤーが相手の捨て山を確認したりする光景は、よく見るじゃろ。
ナチュ あー、確かに。博士とか、中盤以降はなんか[対抗]のたびに見てますもんね。ヒトのカード見てハァハァしてる変態かと思いました。
ストン ンな訳あるか!(笑)……えー、まあそういうわけで、戦闘スペルや消耗品を使わせてデックを消耗させて、相手に有効なカードが尽きたところで押しつぶす、というのがこのデックの基本じゃの。
ナチュ ふむふむ。どうしても勝てない敵は《魔神掌》で排除するわけですね。
ストン 英雄には通じないのが厳しいところじゃが、まあ英雄相手はとにかく攻めて、消耗を強いるのが一番じゃ。
ナチュ 大事なものはめげない心ですね(笑)。
ストン 相手より早く展開できれば、本陣を二ヶ所以上からリーチして、英雄もうかつに動けん状況を作るのも可能じゃろう。
ナチュ なんか、戦闘しないデックですか実は?
ストン そうじゃのう。戦闘を避けるか、あるいは逆に何度も色んなところに攻め入って、相手を消耗させるか、じゃな。戦場全体を見回して、戦略的に戦うのが勝利のカギと言えるの。
ナチュ へーー。なんか、モンコレのもうひとつの姿って感じですね。
ストン うむ。少々上級者向けではあるが、対抗連鎖で押し切って本陣を落とす、というだけがモンコレではない、ということじゃ。実際、こういう戦い方で相手を翻弄するのも楽しいぞい。
ナチュ さて、じゃこのデック自体は……?
ストン そうじゃの。こーと殿、必要なカードがよく分かっておられるの。パッと見て、明確にこうした方がいい、という方針はさほど無い。
ナチュ もしもしー? 仕事してくださいよ(笑)。
ストン モンコレ全般に言えることじゃが、ある程度以上の構築は使い手の戦い方や主義、趣味に因るからのー。例えば、挙げるのならば《ルビー・アップリン》とかの小型の火スペル使いを何枚か入れて、《ウォー・ドラム》だけ3枚入れる、というやり方もあるはずじゃ。
ナチュ あぁ、そりゃ同時攻撃は嬉しいですよね。
ストン じゃがまあ、そこも結局は好みに合わんのなら仕方あるまい。
ナチュ むむむ……じゃあ、助言はなんにもないんですか?
ストン そうとも言えん。『暗黒卿の秘儀』で新しく追加された《サンダー・バード》《ロック》などの、イニシアチブ修正が高いユニットを入れるのは有効じゃろう。
ナチュ イニチアチブ高い方がいいんですか?
ストン うむ。基本的には先攻を取って攻撃、から入ったほうが、相手の消耗を誘えるからの。《ロック》は特殊能力も面白い。また、大怪獣というコンセプトからはややずれるが、4レベル中心の戦闘スペル、消耗品無しのデックも、今は組めるじゃろう。
ナチュ 4レベル……《ダンジョン・パイソン》とかですか。
ストン さよう。タイプ:遺跡関連のユニットには、枠はなくとも優秀なカードがある。
ナチュ あといじれるとすると……地形ですか。
ストン うむ。地形は枚数の面で難しいところもあるが、《白夜の空》などもいいのではないかな。イニシアチブ修正が高いユニットで陣取りたいところじゃ。本陣前に置いて、そこを《ロック》が占拠しておる状況など、相当のプレッシャーじゃろうの。
ナチュ 《ロック》長距離飛行しますもんねぇ……。
ストン 《驚天動地》もよいぞ。リミットを拡大して、大型ユニットで押しつぶすのは気持ちいいぞい。相手の意表を突くこともできる。
ナチュ 《原始のヘソ》《大砂蟲》が二体並ぶのは、確かに凄そう。
ストン さらに言うなら、地形が多めに入ったデックには《バイオ・レイヴン》を忘れてはなるまい。ヤツは相当に仕事してくれるぞい。
ナチュ 4レベルなら《花咲く旅路》とかもありますね。
ストン うむ。……と、ずいぶん語ってしまったの。今回はここまでとしよう。
ナチュ こーとさん、ありがとうございました!
ストン モンコレ界もこれから様々な動きがあるが、ゲームとしての面白さは、常に最優先で追求される。これからもユーザーの皆には、楽しく遊んで欲しいの。
 
二人 では、またね〜〜〜〜!


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