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第二回目を迎えた、モンコレ図鑑。
今回は、ついに2月21日発売されたアニバーサリーセット第二弾、『千年皇国の栄光』から《金狼リュカオン》をご紹介します!
なお、このコーナーは、著者の「趣味」と「自己満足」と「モンコレへの愛」の提供でお送りしております。 |
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――白銀の草原を狼の一団が駆ける。
風のような速度で走りながらも、その陣形に乱れはない。
先陣を切るのは黄金の体毛を持つ金狼。
その金狼の目に、数人の人間たちが映る。
人間たちも、自分たちに近づいてくる狼の一団に気づいたようだ。素早い動作で杖を構え、歌うように呪文を詠唱する。
だが、関係ない。
何よりも速く、稲妻をまとった金狼が先頭にいた人間の喉元に喰らいつく。
金狼の接近を許した時点で人間たちの結末は決まっていた……。
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『千年皇国の栄光』で追加された強力な新特殊能力、[電光石火]
この電光石火を持つのが、《金狼リュカオン》です!
さて、この電光石火。なにが強力って、対抗ができないことの一点に集約されます。
「くらえー、電光石火ー」
「なら、それに対抗して――」
「おいおい、特殊能力の表記をよく読んでくれ……これをどう思う?」
「対抗の宣言ができないって!? ……すごく……大きいです」
そんな会話を何度したことか……(遠い目)。
モンコレにおける対抗の重要さは、みなさんご承知の通り。
対戦相手の必殺コンボや、攻撃を封殺する。それが対抗です。
筆者など、なんらかの対抗手段を持たないユニットは、デックに組み込むことを躊躇するぐらい重要なのです。
さらにリュカオンの電光石火は、自軍パーティの「種族:ウルフ」と「種族:ハウンド」の数だけ、相手に与えるダメージが上昇します。
ウルフやハウンドをいっぱい引き連れたリュカオンは、もはや誰にも止められませんよ! |
ここでは、紹介するカードと相性のいいカードを紹介していきます。もちろん、ここで紹介したカード以外にも相性のいいカードたちはたくさんあります。
ですので、自分だけのオリジナルコンボやパーティ構成を考えるときに、役立ててください。
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リュカオンの電光石火を最大限に活かすならこのカード、《銀狼カリスト》!
カリストは、ウルフとハウンドに「イニシアチブ+1とチャージ+1」を与える素敵な能力、[疾風迅雷]を持っています。
電光石火の弱点は、先攻が取れないとほぼ意味がないことです。これは、ウルフやハウンドといった種族の防御力が弱いので、先攻でないと全滅してしまう可能性が高いからなのです。リュカオンだけが生き残っても、電光石火はダメージが少ないですしね。
その弱点を補いつつ、リュカオンの電光石火の威力を上げるカリストは、まさにコンビ!
お笑いでいう、ツッコミとボケ!
野球でいう、ピッチャーとキャッチャー!
そんなリュカオンとカリストの素敵な共演を、ぜひ一度お試しください。 |
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先にもいった通り、リュカオンの電光石火は先攻が取れないと、かなり厳しいのです。
ですが、先攻後攻をサイコロで決めるため、モンコレに事故はつきもの。
その事故を未然に防ぐのが、この《サイレント・ファング》なのです!
先攻を取るつもりで進軍し、万が一後攻になってしまったとき、サイレント・ファングの[退却の遠吠え]が光ります。
「奥さん、またくるわぁ」
そんなセリフを残し、狼たちは颯爽と手札に帰っていきます。 |
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