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第七回
《フレイム・タイラント》 |
記事作成:大井雄紀 |
モンスター図鑑も早いものでもう第七回目!
毎度のことながら、平成21年2月21日発売されたアニバーサリーセット第二弾、『千年皇国の栄光』からのご紹介。
今回ご紹介するのは《フレイム・タイラント》です!
なお、このコーナーは、著者の「趣味」と「自己満足」と「モンコレへの愛」の提供でお送りしております。 |
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――きっかけは、ロウソクほどの小さな炎だった。
強い風が吹けば、一瞬で消えてしまいそうな弱々しい炎。
だが、純粋な火の元素で構成されたその炎は、決して消えることはなく、ただその場で燃え続ける。
どれほどの時が流れたのだろう。
炎はゆっくりと拡大をはじめ、見上げんばかりの巨大な業火となる。
まるで産声のように、炎が一瞬燃え上がった。
その中から巨大な人影が現れたとき、世界はゆっくりと崩壊に向った。 |
おー、ちょっとそこ行くお兄さん。ちょっと遊んでいかないアルか?
うちいい子入ってるヨ!
ダイジョーブ、ダイジョーブネ! ちゃんとわかってるヨ。
お兄さんのデック、いつの間にか同じ属性ばっかりになっているんでしょ?
そんなあなたにうち、ピッタリの子を紹介できちゃうヨ!
はーい、1名様ごあんなーい。
というわけで(どういうわけで?)、今回ご紹介するカードは。
8レベルの巨体と、7/7で飛行というスペック。
スペル枠を2つと、攻撃力守備力ともに上昇する特殊能力を持つ。
火属性デックの守護神、《フレイム・タイラント》です!! ババーン!
さて、このタイラントさん。
特殊能力を見れば一目瞭然。
タイラントさんは火属性がたくさん入っている、火属性デックとの相性が抜群です!
属性火のカードなら、戦闘スペルでもユニットでなんでもOK。
捨てれば捨てるほど、タイラントは大きく硬くなっていくのです!? あっ、もちろん攻撃力と防御力的な意味ですよ?
超強化されたタイラントは、純粋な攻防戦で後れを取ることがありません。デックを構築しているとき、なんとなく火のカードが多くなったときは隠し味で1、2枚組み込んでおくと意外と役に立つことがありますよ!
さて、すっごくどうでもいい話ですが。
筆者は毎回イラストを見たとき「ん? 恐竜と人、どっちが本物?」ってなります。
というわけで最近は、上に乗っている人がフレイムさん。下の恐竜がタイラントさんと勝手に考えています。
うわぁー、ほんとどうでもいい(苦笑)。 |
ここでは、紹介するカードと相性のいいカードを紹介していきます。もちろん、ここで紹介したカード以外にも相性のいいカードたちはたくさんあります。
ですので、自分だけのオリジナルコンボやパーティ構成を考えるときに、役立ててください。
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タイラントさんを使うときの個人的なオススメは、《ゲヘナ・フレアー》です!
対抗不可で火炎3ダメージを叩きだせる《ゲヘナ・フレアー》を、タイラントさんは自身で使用することができます。
これさえあれば、ユニットの特殊能力で大型ユニットを倒すコンボ系の敵パーティは壊滅する可能性があるのです!
とはいえ、イニシアチブ修正がないため、自身のサイコロ力で先攻を取らなくてはならないという弱点もあり、好みが別れるところ。
まぁ、使えないときはタイラントさんの特殊能力の餌にしてしまえばいいんッスよ! |
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タイラントさんを使うデックは、必然的に火属性のユニットが多く組み込まれます。
そんなデックの隠し味に、《紅焔姫ルビー》はいかがでしょうか?
最強のイニシアチブゲッター、ルビー。火属性のユニットとパーティを組めば、よほどのことがないかぎり、必ず先攻をとることができます。
ルビーがいるだけで、狼やハーピィといった先攻デックは涙目ですよ。 |
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