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『ソード・ワールド
mobile』特殊アイテムリスト
『ソード・ワールドRPG』編 |
- 附与魔術師ラ・ギウスとアマリリス・シリーズ
ラ・ギウスは、剣の魔力附与で特に知られている古代魔法王国の魔術師です。鍛えた剣を花の名で呼び、刀身にその花を浮き彫りにしたことで知られています。そのため「華美なる刀剣師」の二つ名を持っています。
次の4本の魔剣は、彼の遺した作品の中で、特に「アマリリス・シリーズ」として呼ばれるものです。
ラ・ギウスの魔剣「クライナム」
知名度 |
15 |
魔力附与者 |
「華美なる刀剣師」ラ・ギウス |
形状 |
刀身にハマユウを浮き彫りにしたブロードソード |
必要筋力 |
13 (打撃力13) |
基本取引価格 |
6700ガメル |
魔力 |
攻撃力、追加ダメージに+1 |
「アマリリス・シリーズ」の中で、最初に作られたもので、試作品としてラ・ギウスは位置づけていたようです。 |
ラ・ギウスの魔剣「ナルシサス」
知名度 |
15 |
魔力附与者 |
「華美なる刀剣師」ラ・ギウス |
形状 |
刀身に水仙を浮き彫りにしたブロードソード |
必要筋力 |
16 (打撃力16) |
基本取引価格 |
1万3000ガメル |
魔力 |
攻撃力、追加ダメージに+1 |
「アマリリス・シリーズ」の2本目で、サイズと形状をこれで確定させたと言われています。 |
ラ・ギウスの魔剣「ライコリス」
知名度 |
15 |
魔力附与者 |
「華美なる刀剣師」ラ・ギウス |
形状 |
刀身に彼岸花を浮き彫りにしたブロードソード |
必要筋力 |
16 (打撃力16) |
基本取引価格 |
12万ガメル |
魔力 |
「強打」を選択したときのみ、攻撃力、追加ダメージに+2
同時に強打に付随するオプション選択にかかわらず、クリティカル値−1、追加ダメージ+2
そうでなければ、いっさいのボーナスなし |
彼岸花を意匠したこの剣は、ラ・ギウスの作った「アマリリス・シリーズ」4本の中では唯一の失敗作だと呼ばれています。
と言うのも、ふつうに使っている限り、この剣は命中率にもダメージにもボーナスが得られない、ただの剣と変わりないからです(むろん、魔法の剣ですから、通常武器無効のモンスターにダメージを与える能力や、形質・品質保持の魔力は備えています)。
この剣が失敗作となってしまった理由は、これが剣に知性を持たせようとした野心作であったからです。
剣にわずかに込められた「知性」は、使用者が「強打」の戦闘オプションを取った場合、その意思に感応するように魔力を附与されました。
しかし、その一方で、本来なら恒常的に発揮されるはずの効果が、このときにしか発現しないようになってしまったのです。
使用者が「強打」を選んだなら、この剣は+2相当の本来の魔力を発揮します。
さらに、そのときの選択が「ダメージ+2」であれば「クリティカル値−1」の効果が、「クリティカル値−1」であれば「ダメージ+2」の効果が自動的に付け加わります(結局、どちらを選んでも、「クリティカル値−1、ダメージ+2」となるわけです)。
当然ですが、この剣をゲームに登場させるときには、GMは「強打」を選択ルールとして導入してください。この剣の魔力と、「強打」オプションによるボーナス、ペナルティーを総合すると、{攻撃力+2、回避力−4、追加ダメージ+4、クリティカル値−1}となります。 |
ラ・ギウスの魔剣「アマリリス」
知名度 |
15 |
魔力附与者 |
「華美なる刀剣師」ラ・ギウス |
形状 |
刀身にアマリリスを浮き彫りにしたブロードソード |
必要筋力 |
16 (打撃力16) |
基本取引価格 |
18万ガメル |
魔力 |
攻撃力、追加ダメージに+2
「強打」選択時、「クリティカル値−1、ダメージ+2」に効果増強・固定 |
ラ・ギウスの残した「アマリリス・シリーズ」の最高傑作にして、最終作品です。
「ライコリス」と同様、わずかながら知性を持ち、使用者の意思に感応します。
そのため、「強打」選択時に、必ず「クリティカル値−1、ダメージ+2」の両方の効果が発生します。
失敗作である「ライコリス」と異なり、基本的な魔力である+2の効果は常に発現しています。
この剣も、ゲームに登場させるならば、「強打」を選択ルールとして導入しておく必要があります。
「強打」時の数値変化は「ライコリス」とまったく同じです。 |
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