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2.作品の感想(2)
祝・完結! ダークエルフの口づけ、新SWリプレイWaltz
註)作品の内容に触れている個所があります。必ず先に本書をお読みになってからお越しくださいね!

祝・完結! ダークエルフの口づけ

ニッシー さん
ダークエルフの口づけ、ひとまず完結おめでとうございます。

怖面白かった〜♪ドロドロしたファンドリアの黒ーい支配階級の皆さん、盤上で駒を操作するかのごとく無慈悲に華麗に完璧に、カラマサ様、クララ様、ラミア様、長老様・・・底が見えなーい、暗くて見えなーい、どこまで行かれるのだー(笑)

非常に魅力的なキャラながらも残念なことに命を落とした方々は残念です・・・orz

エビータちゃんも心労で病気になっちゃうし・・・(カラマサ様の仕事が精密過ぎ!!)、食事が出来るくらいには回復すると良いのですが、食べれない動けないでは衰弱してしまいそうです・・・、頼れる者もいない異国でアマデオはどうすればいいんだ・・・orz場所が場所だけに、第3王子様や猛女様が助けてくれないかな・・・。

続編、外伝、期待してますから、応援してますから、頑張ってください。
魚電 さん
「ダークエルフの口づけ4」、今回は衝撃の連続でした。

まずはまさに暗黒神官、といったカマラサ。
あの呪いの内容、百鬼夜翔でひかりシリーズのほのぼの路線を書いた同一作家とは思えない程のダークさです。(笑)

次にクララ。
曲者とは思っていましたがまさかあそこまでとは。

そして最大の衝撃はベラ様最大のデレシーン。
一巻の頃からは想像もできない流れでした。(笑)

それにしても本当に最後の最後まで誰が誰を騙し、騙されているか分からない壮大な話でした。
後書きを読むと今後の話も構想があるとのこと、楽しみに待っています。
個人的には今回その正体が微妙に匂わされ、イルマへの変化時には茶目っ気も見せたラミア様の外伝に期待です。(笑)

あ、あとアマデオ。
あの世界でよく生き延びれた思いますが、保護者のいなくなったこれからが彼の本当の試練かもしれません。
彼らが無事平穏な暮らしができるよう(無理か?)祈ってます。
周りはいつもソードワールド さん
 ここ数年、これほど短時間で読み終えた本はありません。ええ、息をするのも忘れるほどに夢中で。
おもしろかった

 これ以上感想は要らないでしょう。
 ですが切り取った心の一部を受け取ってくださいと言われたのなら、何もかもが鮮らかに描かれていたと答えましょう。触ったほどに生々しく鮮らかに感じられたと。

 様々な顔を見せてくれる川人先生。次はどんな顔かと考えるだに楽しい。しかし、今は完結したばかりの物語の余韻にひたることにしましょう…。
川人忠明
ご愛読ありがとうございます。

>ニッシーさん
ほかの方々からも「この話は、あまり登場しない人たちのほうが恐い」との感想を頂いています。「特に、クララ!」との声が多数。小耳に挟んだ話では、女の人のほうが自分の産んだ子供に事後を託せる分、陰謀のスパンが長くなるとか。クララが、いったい何十年先を見越して策謀を巡らせているのか。作者ながら、空恐ろしい限りです。そんな感じで、ファンドリアの闇は、これからも深く濃くなっていくのでしょう。

>魚雷さん
アマデオとエビータについては、確かにこれからが本当の試練というところでしょう。いままでは、生き延びてきたというよりも、生かされていたという感が強かった二人ですから。ニッシーさんも触れていますが、オーファンの有名な方々が二人を助けてくれるかどうかは、実のところ、定かではありません。作者的には、アマデオはファンドリアからもっと離れたいと思っているのではないかと考えています。そうですね。例えば、西部諸国あたりとか…………。いずれにしても、非道いことしてしまった作者としては、二人にはどこかで平穏な暮らしを手に入れて幸せになってもらいたいものです。

>周りはいつもソードワールドさん
過分なお褒めのお言葉、ありがとうございます。作家として、短時間で読めた、一気に読んだ、と言ってもらえることは、とてもうれしいことだと思っています。それだけ、夢中になってもらえたということですから。ダーク路線にしろ、ほのぼの路線にしろ、これからもそう言って頂ける作品を書き続けたいと思います。浮き上がるほどに、鮮鮮に。

さて。
4巻に渡って繰り広げられてきた物語も、ここで一段落を迎えました。これも、読者のみなさんの応援あってのことと思っています。いままで、応援・感想のメールを頂きましたみなさまにも、この場を借りてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。





祝・完結! 新SWリプレイWaltz

ナガ さん
新リプレイシリーズでは、他作品と比べて巻数こそ少なかったですが、その分内容が濃密で、ある意味忘れられない作品となりました。
同じ孤児院の仲間という特殊設定が存分に活かされて、今までにないキャラクターの絡みが面白くて、読み終われば続きが気になって仕方がなかったです。

ダークヒーローや斜に構えた性格のキャラが主役を張る作品が多い昨今(それはそれで大好きですが)正しい事・善い事を当然の事として行動するキャラクター達が逆に新鮮で、私の穢れた心が浄化される音を確かに聞きました(笑)。
初々しい恋の鞘当に、読みながら照れたり吠えたり転げたりする事もありましたが、へっ!恥ずかし!と構えたら負けだと思い、むしろその部分を楽しむつもりで読んでいたら、後書きでディケイのプレイヤーさんが同じ事を言っておられ、ディケイのプレイヤーさんとはいい酒が飲めそうだと思いました(笑)。

とりとめのない事を書いてしまいました。
読み終わった今、一番思うのは彼らの今後の話が読みたい!です。
まだまだ語られていない事、語るべき物語の欠片があちこちに見て取れて完結したばかりだというのにもどかしいです。
小説などで、是非読みたいと願っています。

素敵な物語をありがとうございました。
篠谷志乃
 吠えたり転げたり、楽しんでいただけたようで何よりです。シリーズ開始時は、このような青春物語になるとは思っていなかったので、最終話が近づくにつれ、増していく青さに私ものたうちました。いや、一番大変だったのはプレイヤーさんたちですが(笑)。
 キーナたちが今後どのような道を選択し、進んでいくのか。私も気になる部分ではあります。また、どこかで語ることができましたら、お届けしたいと思います。ご感想、ありがとうございました!


Sunny Ray さん
様々な意味で、衝撃的なリプレイでした。 

第一の驚きは、PCたちが恥ずかしがりながらも、自分達の気持ちを、現実でもなかなか無いほどに真剣に話し合っていたことです。お風呂場での語り合いや、ナジカ先生の過去そして教え。waltzの面々は、本物の家族であり、PLの方々の中にい生きているのだな、ということがはっきり感じられました。

また、ネット上の「アイリ&キーナの踊る子犬亭」にての、「キーナの内緒話」では、プレイヤーはキャラクターとここまでシンクロ出来るものなのか、と大きく驚かされました。まさか、PCの気持ちのままで夢まで見られるとは。

キーナ達の心の痛みの片鱗が、自分にも伝わって来た様にも思え、第12.5話、13話は読むのが辛かったです。
たった一人で、しかもあのような誓約で交渉に挑んだブランシュの覚悟や、それを懸命に止めようとするアイルの男気、自分の髪を切ったキーナの思いと、そしてその3人を見守る先生――。
沢山の心の動きが交じり合ったその様子からは「サーラ」5,6巻の黒さによく似た雰囲気すら感じました。僕にとってはそのぐらい、痛々しかったという事です。

だからこそ、読者として何よりも嬉しかったのは、やはり、キャラクター達が自分の思いをはっきりと伝え合って、大団円を迎えられたことです。SW史に残るであろうラストの名シーンも、ブランシュがアイルより早く目覚めていれば、もしラックを掛けていなければ、スネアに抵抗できていなければ・・・。考えただけでも悲しくなって来ます。
五人の心ががあんな形でバラバラになってしまわなくて本当に良かった、と思いました。
リプレイを読んだだけで、胸が熱くなったのも、初めての経験でした。

これから彼らそれぞれがどんな道を進んで行くのかは僕などには到底考えは及びませんが、番外編が有るとも噂に聞きました。
いつでも元気に西部諸国に生きている彼らの姿がまた見たいです。
プレイヤーの皆様、GMの篠谷先生、本当にお疲れ様でした。
篠谷志乃
 実は……4巻の収録が終わったとき、私はキーナたちが互いを守るため、結果的に傷つけ合いバラバラの道を進むことになるかもしれない、と本気で覚悟していました。あのラストを迎えることができたのは、Sunny Rayさんがおっしゃるとおり、ひとえにキーナたちが、「要所要所で判定に成功し、あの結果へ繋がる選択をした」からにすぎないと思っています。
 そこまで心配しないとダメだったのは、プレイヤーさん全員がいい意味で、キャラクターとシンクロしていたから(笑)。彼らが、「本来の自分」では思わないであろう悩みや考え方まで見せてくれたから、そんな心配をしないとダメで、まただからこそ、あのラストを導き出せたのだと思います。
「胸が熱くなった」。とても嬉しいお言葉をいただきました。ありがとうございました。


ヒクソン さん
本当に楽しく読ませて頂きました。

ナイトブレイカーズのサティアさんが登場するサプライズに続いて、ライブリオンが登場するとはなんてサプライズ!!でもファラリス司祭のカースに関してはサーラやエビータのことがありますので心配です、ぜひカースの詳細を知りたい・・・続編大希望!!

しかしアイル君のクエストはGM判断でかかりましたが、これで魔力が上がってもブランシュちゃんにリムーブ・カースをかけれなくなってしまいましたね、目標放棄になってしまう、そんでもって尻に敷かれることは確実、これは頑張らないと(笑)

ディケイ君生き返りましたね、古代王国の遺産は予想外でした、古代語魔法はやっぱり偉大だな〜不謹慎ながらWaltzのメンバーに死者が出れば未設定だったファリス西方の大神殿が設定されると少し期待していたのですが、まさかドレックノールで亡くなるとは・・・しかもキーナの泣きます発言、篠谷先生は悩んだのではないかと思います。しかし見事に復活、凄いです!!

愛・愛・愛愛愛、魔性の女ナジカ先生のフォーリンラブ・コントロールが拡大拡大な作品で大満足でした、続編、期待してますね。
篠谷志乃
 ご感想、ありがとうございます! 5巻のセッションをするにあたり、ディケイのプレイヤーさんに別キャラクターをお願いするかどうか、かなり悩みました(何せ、パーティー唯一のシーフですから)。ですが、ちょうどプレイヤーさんたちに来ていただいて、みんなでゲームをしたことがありまして。そのときにわかったのです。ディケイのプレイヤーさんがいると、自然と頼ってしまうことが(笑)。そこで、あの形をとることにしました。結果は……いかがでしたでしょうか?


佐藤竜 さん
 ワルツ5巻を読み終わり、どうしてもこれが言いたくなったのでメールしました。

  「プレーヤーの皆さん、本当に『お疲れさま』でした!!」

 4巻を読んだ時にも、こっぱずかしー!みんな(特にキーナ)頑張ってるなー!と思いましたが、今回はそれ以上なんてもんじゃなく、全員が力いっぱい頑張られていましたね。
 これほどまでに『プレーヤー』に感情移入したリプレイは、今まで無かったです。
皆さんの最後の「疲れた〜」には心から共感しました。
 どれくらい共感できたかというと、うっかり夜中に5巻を読み始めたら、次の日には仕事があるのに朝の5時半までかけて読破するという、三十路越えにあるまじき社会不適合者っぷりを披露してしまうほどでした。しかも、寝不足のハズなのに興奮でスパっと目が覚め、さらに一日中目が冴え続けています。
 こんなに楽しめたのも、プレーヤーの皆さんが体を(心を?)張って、思いっきり突き進んでくださったおかげです。ありがとうございます。

 いやー、しかし、アイルは同じ弟属性であるトリムに比べたら影が薄いというか、いまいちキャラが立ってないなーなんて最初は思っていたんですが(←失礼な)、ディケイの離脱を機にメキメキと頭角を現し、ついにはあんなシーンを演出して主役の座をかっさらっていってしまうなんてビックリです!
 ブランシュも、当初からアイルが一番「近しい人」っぽい感じではありましたが、自分で招いたとんでもない苦境とアイルが急激に頼もしくなっていったのとで、イリーナとヒースでは為し得なかった「ときめきランクアップ」を見事に果たした感じですね。

 恋模様の発端となったキーナも、想いが通じてよかったです。
 個人的な予想としては、結局言えないまま、でもいつかは言えるかな?的な終わり方になりそうだと思っていましたので、外れて嬉しかったです。
 これはGMのお膳立て(二頭立てヒポ)のおかげもあるでしょうか。

 最後にブランシュの問題が残ってしまいましたが、これはきっとアイルと2人で乗り越えられると信じています。
 そして、できればそれを小説で展開していただけたら嬉しいです。
 リプレイでももちろん大歓迎ですよ。愛の力で困難を乗り越える真の完結編!…5巻よりも体力使いそうですが、そこはもうプレーヤーの皆さんにもっと頑張っていただく方針で(笑)

 それでは、取り留めも無く長くなって来ましたので、この辺で失礼いたします。
 プレーヤーの皆さん、本当にお疲れさまでした。そして、歴史に残るラストシーンをありがとうございました。

追伸
 序盤のナジカの、ナチュラルにしてオヤジちっくな下ネタ発言には大笑いさせてもらいました。
 あれはプレーヤーさんの素ですか?
篠谷志乃
 お、お仕事大丈夫だったのでしょうか? 「ときめきランクアップ」。素敵なお言葉をいただきました。ブランシュとアイルのプレイヤー両名に伝えておきます。きっと、のたうってくれると思います(笑)。彼らの今後やまだ語られていない物語など、機会があれば、お届けしたいと思います。ご感想、ありがとうございました!
 ちなみに、序盤のナジカの発言ですが……素かもしれません(笑)。


さまよい人 さん
一言.見事!
篠谷志乃
 では、こちらも一言で。 ありがとうございますっ!


ヒール・アーティル さん
Waltzの最終巻、ほんとにとても楽しく読ませていただきました。

まず驚いたのは、死んだディケイを助けたゲストキャラやラスボスが、かのパーティーと彼らが関わったあの事件絡みだったこと。ほんとビックリでした。

あとナジカ先生の勘違いっぷりはとても楽しかった。それと水浴び所でのキーナやディケイ達の語らいも。読んでいてすごく悶えました。
でも今回、ディケイはヘタレでしたね。マザコン疑惑や姫様扱いされたり、アイルに言い負かされるは、キーナに返答しといて高速落下で逃げたりと。

それにしても、この最終巻はほんと、すごかったです。
それぞれのキャラクターの思いや過去の話、そして明日への為の決意など、心にじんと来るものがたくさんありました。
キーナやアイルが髪や武器に込めていた思いとそれを断ち切ってした新たな決意、そしてナジカ先生の過去の話などにはちょっと泣きそうになりましたし、貴重な時間を割いてまで老魔術師の考えを本気で否定し、その思いは今も受け継がれていると訴えた様は、ほんとに感動しました。

特にブランシュの行動はすごかった。一瞬でナジカ先生とアイルを行動不能にした手際や情報を聞く為の取引でのあの宣言には、ある意味笑わせてもらいました、すごすぎて(笑)。

そして一番すごいのはやっぱアイルでしょう。まあ途中、ちょっと(かなり?)乙女心が分かってない所はあったけど、最後の最後に、あの“シェイドはやめてね?”。
あれは本当にすごかった。布団の上で悶え転がりましたよ、まじで。篠谷GMがうらやましいです、あれを特等席で観賞できて(笑)。
そして最終巻を読み終わった後、全編を思い返して思ったのですが、昔読んだ漫画に長大な原稿もたった一コマのために描くとあったのですが、Waltzもあのワンシーンのための物語だったのかなと。あの“シェイドはやめてね?”のシーンにはWaltzの全てが詰まっていたように思いました。

リプレイは終わるけど、キーナ達の旅はまだまだのようなのでまたどこかであえたらうれしいです。あと、二人がナジカ先生の作ったドレスを着ている姿を見れたらいいな。

それでは、彼らの旅に幸多きことを願って。

“みんな、お幸せに(ハート)”
篠谷志乃
 プレイヤーさんたちが、「あれがしたい」「これがしたい」と、こちらが思っていなかった素敵な場面をどんどん展開してくれるので、「私、本っ当〜に特等席にいるなあ」と何度も思いながらGMをしておりました。2007年のJGCでもちらりとお話しましたが、ラスボスを倒してからセッションが終了するまで、およそ1時間半もかかってますしね(笑)。GM冥利につきます、はい。
 またどこかでキーナたちの旅を語れれば、と思っております。ご感想、ありがとうございました!



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