Group SNE | ユーザーコンテンツ | イベントレポート | 新TCG『ドレッドノート』制作発表会レポート






	●著者インタビュー ●イベントレポート ●リーダーズサーカス ●エッセイ ●ＴＲＰＧリプレイ

TOP > ユーザーコンテンツ > イベントレポート>新TCG『ドレッドノート』制作発表会レポート

新TCG『ドレッドノート』　制作発表会　レポート

執筆：河端ジュン一 /2015年02月

◆KADOKAWA＆グループSNE 完全新作カードゲーム始動

　2015年2月17日、KADOKAWAさまの本社ビルにて、新作対戦TCG（トレーディングカードゲーム）の発表会（流通説明会）が行われました。
　この発表会に、弊社の社長・安田均、加藤ヒロノリと杉浦武夫（代表作『モンスターコレクションTCG』）、私・河端ジュン一が行ってまいりましたので、ざっくりとその様子をお伝えします！

◆超ド級本格対戦TCG『ドレッドノート』

　KADOKAWAさんといえば、『モンスター・コレクションTCG』でお世話になりました。
　他にも現在だと、シンプル＆スピーディかつ美少女キャラが魅力的な対戦TCG『アンジュ・ヴィエルジュ』や、スマートフォン向けゲーム「パズル&ドラゴンズ」が原作のTCG「パズル&ドラゴンズTCG」など、カードゲームの分野で勢いにのっていらっしゃいます。
　そのKADOKAWAさんとグループSNEがタッグを組み、まったく新しい企画として立ち上げたのが、クロスカウンターTCG『ドレッドノート』です。

（今回の発表会中、リアルタイムにティザーサイトが公開され、みなさまスマートフォンなどで急いで確認してらっしゃいました！　http://dreadnought-tcg.com/)

“神をも恐れぬ者(ドレッドノート)”たちよ、世界と闘う覚悟はあるか。

　……うーん、カッコいい！

　発表会の進行について。
　まずはプロデューサーの剱持さんから、商品タイトルと企画の狙いなどが紹介され――

　今回のターゲット層は、カジュアルなTCGに満足できないプレイヤーさんたち（いわゆるガチ層）！
　本格的な対戦をお約束します！
　また、今作の狙いとして「大会に積極的に参加してほしい！」があります。
　大規模大会では賞金が出るほか、店舗大会参加者には『PRカード毎月２種類ずつ』をプレゼント！（これ実はわりとスゴい）

　続いて、加藤ヒロノリから世界観と、ゲームシステムの特長！

　本邦初公開のメインイラスト！（※イラスト／デザインは製作中のものです）
　世界観は、ごくごく近未来！　情報を具現化できる技術で「神」を顕現します！
　カードは４つの色に分かれており、それぞれが異なる神話を題材にしています！

　システム面の大きな目玉は、２つ！

個人のターンが存在しない！　クロスカウンターシステム！
ほぼいつでもカードを引ける！　ゴッドドロー！

　※システムについての詳細は開発陣インタビュー記事をご覧ください。

　個人的には、剱持さんがおっしゃった、この一言が印象に残っております。

『ハイターゲット向けの本格TCGとして
　国産ナンバーワンタイトルを目指します!!』

　そして、まとめ。
　弊社の社長・安田均が、開発時の裏話をまじえつつ、ご挨拶。

「開発終盤まで『超ド級』というタイトルで進めていた！」
　……インパクトはすごいですが、さすがに『超ド級』だけでは、なんのことやらわかりませんよね！（笑）

「モンコレを楽しんでくれていた方々にも楽しんでいただけるものになった！」
　クロスカウンターシステムは、ある意味でその血脈を受け継いでいます！

「今回、僕はちょっと離れたところから見ている立場ですが……」
　社長には、システムでも世界観でも、キモとなる部分でアドバイスをもらっています。

「このあと、試遊していただけるので、ぜひ楽しんでいってください！」
　と、いったん締めさせていただきまして。
　軽い休憩をはさんだあとは、いよいよ、ご来場いただいた方々の試遊が開始！
　どんな評価をされるのか、緊張が高まります……！

◆試遊会の感触

　発表会の場には、各地のショップ店員さんや、流通の方々、各メディアのプレスさんがお客さまとしていらっしゃっていました。
　KADOKAWAスタッフさんと私たちは、お客さまに詳細なルールを説明し、遊んでいただきました！

※イラスト／デザインは製作中のものです

　加藤、杉浦、河端の３人はそれぞれ１卓ずつでティーチングを行いました。
　すると……驚くほどに、すべての卓で好感触なご意見をいただきました！

「じゃあゴッドドローします。１枚、もう１枚、もう１枚、よし引いた！　……あ、でも引きすぎた!?　もうコストがないっ！」

※ゴッドドローシステムは、毎ターンにたまるリソースを犠牲にしてカードを引きます。
　　リソースとして残しておくか、手札として引くか、というジレンマが面白い！

　本格派ということで、ゲーム好きの方には楽しんでいただける作品になっておりますので、あとはこの面白味をどう伝えていくか。
　私・河端はふだんのテストプレイでのシステム面サポートももちろんですが、世界観担当としてフレーバー面からのアプローチもがんばります！

◆発売情報

　といったところで、盛況の中、発表会は幕を閉じました。
　気になる発売情報について――第１弾は、2015年5月28日(木)発売予定!!

「ドレッドノートスターターデッキ　紅蓮の剱／蒼穹の盾」
内容物	カード52枚入り（スターター限定36枚、箔押しキラ8枚）構築済みデッキ・プレイマット（裏面デッキ解説書）・ルールブック
価格	1500円(税抜)
「ドレッドノートブースターパック Chapter1 　神をも恐れぬ者たち」
内容物	1パック7枚入り／全104種（コモン36種、アンコモン28種、レア16種、スーパーレア12種、キャスター12種、パラレル24種）
価格	319円(税抜)

　お値段は、モンコレとほぼ同じですね。
　発売までは、もうしばらく、お時間をいただきます（もうカード内容はほとんど完成しておりますが、最後の調整中）。
　発売日前には、全国各地での体験会もきっとあるはず!?

　みなさま、ご期待ください！

イベントレポート目次

著者インタビュー
新TCG『ドレッドノート』