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8月24日 |
JGC最終日! さすがにそろそろ疲れが来るかと思いきや、この日は当日参加者の姿がさらに増えて、朝から変わらず大賑わい。皆さん、最後の最後までゲームで遊ぶ気満々です! |
【ガープス・コンベンション】 23日 13:00〜17:00/24日 9:00〜13:00 |
23・24日と、2回行われたガープス・コンベンション。今回はお馴染みのサプリメント『ルナル』『ドラゴンマーク』『ベーシック+マーシャルアーツ』『百鬼夜翔』に加え、6月に発売された『ガープス・パワーアップ』からニューフェイス、『マジカル・シーフ』『ミステリアス・キャッツ』『武侠ウォーリアーズ』も参戦! さらにバラエティ豊かなセッションとなりました!
マスターを務めたのは友野詳、清松みゆき、柘植めぐみ、川人忠明、刈谷圭司、秋田みやび、黒田和人、三田誠、小川楽喜。
セッション前の挨拶トークでは、ガープスの今後についての話題ものぼったとか。リプレイの予定や翻訳の予定など、笑いを交えつつ熱く語られたそうです。
トークの時に劣らず、セッションでも大いに盛り上がっていました。皆さんが一生懸命しゃべるので、部屋中は熱気が渦巻いちゃってました。参加希望者も、予想を上回るたくさんの人が来て下さり、『ベーシック+マーシャルアーツ』は急きょ机を増やしたほど! 本当にたくさんのご来場、ありがとうございました!
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SNE新作RPGコンベンション
24日 9:00〜16:00 |
菊の間Bスペース。ここではSNEの新作RPG『六門世界RPG』と『スクラップド・プリンセスRPG』のセッションが行なわれました!
22日に続いて大好評だった『六門世界RPG』。マスターを務めましたのは安田均、加藤ヒロノリ、北沢慶、大塚衛門、田中公侍。この日は初日とはまた違ったシナリオを用意しました。
さらわれた娘を助けて欲しいという依頼を受けたパーティが向かったダンジョンの奥、そこにあったのは魔法陣! 皆さんを待ち受けたモンスターの野望とは……!?
シナリオの面白さはもちろんのこと、ゲームシステムでも存分に六門世界の新しい姿を楽しんでいただけたと思います。「全部の戦闘が同時攻撃であっという間に終わってしまった。戦闘らしい戦闘ができなくて残念だった」と言っていたのは大塚さん。そう、『六門世界RPG』はTCGと同じように先攻・後攻を決めるイニシアチブ決定タイミングがあるのです! もちろんその時にダイス目が同じだったなら、パーティ同士が一度に攻撃しあう乱戦状態、同時攻撃タイミングになるのです!
うーん、やっぱりスタイルは変わってもモンコレはモンコレですね! 戦いの行く末は、ダイスのみぞ知る……(笑)。
ところでこの『六門世界RPG』は22・24日と2回セッションが行なわれましたが、実はリプレイのイラストを描いて下さっている緑一色先生が両日共に参加していたのをご存知ですか? もしかすると、あなたの隣に座っていらっしゃったのかもしれませんよ?
ついに発売された『スクラップド・プリンセスRPG』! このJGCでは黒田和人、秋田みやびの2名がマスターを務めました。このRPGはソードワールドの2D6システムを母体にしているとはいえ、新しいバトルスタイルの論争システムや、原作を忠実に再現した世界観と魔法の数々で、全く違ったRPGとして楽しんでいただけたことと思います。論争システムについては皆さん興味津々で、熱心に耳を傾けていたそうです。敵を斬らずに説得して負かしてしまうというノベルならではの戦い方を、このRPGで存分に楽しんでいただけることでしょう!
シナリオは山賊にさらわれた子供を助けに行くというオーソドックスなものでしたが、肉体バトル有り、説得バトル有りとなると、面白さは倍増したのではないでしょうか?
「お客さんがルールブックを持参してくれたのが嬉しかった」と、システムデザイナー黒田さんのコメントも。ルールブックは好評発売中です! どうぞ遊んでみて下さい!
このイベントもまた、定員オーバーで抽選が行なわれていました。「客足が多いのは本当にありがたいですが、抽選もれを出してしまうことが心苦しかった」と、マスターを務めた誰もが言っていました。足を運んで下さった皆さん、本当にありがとうございました。 |
【モンスター・コレクションTCG 第6回全日本選手権決勝大会 決勝ラウンド】 24日 9:00〜16:00 |
ついに決戦の時がきました。今年の6月から各地で行なわれた予選を抜け、リーグ戦も突破し、勝ち進んできた16名のファイターの中から王者を決する戦いが、ついに始まったのです!
並ぶテーブルの上にどんどん赤い対戦マットがひかれていき、あっという間に大会の空気になりました。たくさんの人がゲームを楽しむ菊の間で、ここだけが静かで張り詰めた雰囲気です。
最終決戦はトーナメント。出場者の方だけでなく、たくさんのギャラリーもホワイトボードに書かれたトーナメント表に熱い視線を注いでいました。
間もなく始まった大会。試合が進むごとに卓が減っていくというのは、見ているこっちまで緊張します。対戦を覗いてみますと、やはり皆さん真剣な表情。神経を研ぎ澄まして、対戦に集中していました。
試合が進み、上位4位の決定戦となると、2つの卓にはたくさんの観客が。私も覗こうと近付きましたが、背伸びしないと見えないほどでした。
たくさんの視線の中で行なわれた頂上決戦! そこで勝利を勝ち取ったのは、ハイランダーデックで出場したすばるさんでした!
1位 |
すばるさん |
2位 |
ぽよ脳さん |
3位 |
コウメイさん |
4位 |
ナキステルトさん |
大会終了後には、もちろん授賞式!
優勝者のすばるさんにはたくさんの優勝賞品と、トロフィーが! ちなみに、すばるさんは初の東海Cブロック出身の優勝者。トロフィーには初めてCブロックと書かれた帯がかけられました。
すばるさん、優勝おめでとうございます!
そして出場者の皆さん、お疲れ様でした。また来年も頑張りましょう!
今回のJGCのモンコレ大会で使われていた数々のデック。その中身をちょろっと拝見しました。詳しくはこちら |
【カードの王国イベント】 2日 19:00〜24:00/23日 9:00〜24:00/24日
9:00〜17:00 |
JGCの3日間、菊の間F2スペースを占拠(?)し続けたこのカードの王国イベント。ここでは好評発売中のカードの王国シリーズ・カードゲーム『キングズ・ブラッド』がずーっと遊ばれていました!
『キングズ・ブラッド』はすぐに覚えられる簡単なルール、王朝の家系図を作っていくというユニークなコンセプト、そしてつかぽん先生の可愛いイラストで、年齢性別問わず大人気! 通りかかった人の目を引き付けては、みるみる輪を広げていっていました。
ここではレクチャースタッフは常時2・3人ほどしかいなかったにも関わらず、どんどん遊んでいる卓が増えていっていたのは、お客さん自らが新しい人を見つけては仲間に誘ってレクチャーして下さったからだそうです。気付けば遊んでいる卓がどんどん広がっていたのには、本当に嬉しかったです。それも、ノンストップで3日間遊んでいたんですよ!
もちろん3日間、レクチャー&フリープレイしかしていなかったわけではありません。1日に1回、大会も開催していました! 本来なら勝利者の得点となる手札に残った点数を、自身のマイナスポイントとして持ち越すという大会ルール。これでは世代数のボーナス点でしかプラスポイントを稼げないので、一歩間違えると大変なことになっちゃいます!
数々の戦いをくぐり抜けた入賞者はこちら!(※開催日によって卓数の都合上参加人数に差がありましたので、入賞者の数にも差があります)
入賞者の方には賞品に特製キングズ・ブラッド缶バッチがプレゼントされていました。おめでとうございます!
22日
1位 |
磯部那智さん |
2位 |
陽牙隆輝さん |
3位 |
小平和幸さん |
4位 |
しんかいたろうさん |
5位 |
笹岡忠明さん |
23日
1位 |
佐藤発矢さん |
2位 |
西本崇さん |
3位 |
緑一色さん |
24日
1位 |
小平和幸さん |
2位 |
高木博之さん |
3位 |
細野広之さん |
んん? 23日の大会にはイラストレーターの緑一色先生の名前が! 話を聞きますと、緑一色先生の他にも田中としひさ先生も遊びに来て下さっていたそうです!
遊びに来て下さった方、本当にありがとうございました! 今度は家族やお友達と遊んで下さいね☆ |
【モンコレ2『新聖紀の胎動』発売記念大会】 24日 10:00〜17:00 |
昨日23日に続き、この日も『新聖紀の胎動』発売記念イベントがありました。イベント開始前からたくさんの人が集まって下さって、あっという間に定員いっぱいになっていました。キャンセル待ちの人もいらっしゃったとか。
この日はシールド戦ではなく、ブースタードラフト戦。皆さん回ってくるカードの束を前に、真剣に悩んでいらっしゃいました。新しく登場したカードのテキストを必死に読んでは考える。目先の利益を取るか!? はたまた、ここは耐えて入賞賞品を目指すか!? こうして悩むのもブードラならではの楽しみですよね。
そして、数々の葛藤、試練、対戦をくぐり抜けて入賞されたファイターはこちら!
1位 |
ヨルさん |
2位 |
鈴木千里さん |
3位 |
氷吹(負け犬)さん |
4位 |
入内嶋博さん |
入賞おめでとうございます! |
《色々拝見! その3》 |
この日もうろちょろと会場内を歩き回っていた私。色々拝見してきましたよ!
詳しくはこちら! |
【ドラゴンを倒せ! 2003】24日 14:00〜16:00 |
ぴっちりと扉を閉められた梅の間。そこにこっそり潜入。するとそこではもくもくとダイスを振り続けているお客さんたちの姿が……。私は初めて拝見しましたが、JGCでは毎年の恒例行事、HT&Tのダイス振り大会です! 皆さん参加に必要なキャラクターカードと、たくさんのダイス、そして電卓を持って集まって下さいました。中には1500個近いダイスを持ってきた人も!
「今年も好評でありがとうございます。今年もこのイベントの前に、物販から六面体ダイスを枯渇させちゃいましたね」と、笑顔で語ったのは主催者の北沢慶。毎年予想を上回る客足にはスタッフ一同大喜びです!
今回、参加に必要なキャラクターカードの内、3分の1はモンスターカード。ドラゴンを倒すか、それともドラゴンの味方となるか!? とにかく、ダイスを振りまくれ!
スタッフも参加者の皆さんに負けず、ダイスを振ります。ドラゴンのブレスは3201D+16000HIT。ということで、スタッフは4回に分けてダイスを振りました。つまり、1度に800個!(ボスは801個)
ダンボールの箱に入ったたくさんのダイスを、ザラザラザラー!っと、ぶちまけます! あれは気持ちいいだろうなぁと、思わず羨望の眼差しで見ちゃいましたよ。でも、その後でダイスを拾っているスタッフは大変そうでした。私もほんのちょっと手伝いましたが、腰を曲げて、ダイスを踏まないようにと、大変でした。
ちなみにこちらが今年のドラゴンブレス↓
三田 |
2880HIT |
清松 |
2768HIT |
北沢 |
2809HIT |
ボス |
2883HIT |
この合計に、16000を足すと、ドラゴンブレスは27340HIT!
そこにモンスターの支援が15名で33514HIT! 合計で60854HITでした!
対する人間側のHIT数は、39名で59322HIT! わずか1532HITの差でドラゴンの勝利!!
こんなに僅差なのは初めてだそうで、会場は大盛り上がり! 最後には最大HIT賞の人に表彰もありました。
……ちなみに人間の皆さんには1人あたりおよそ39HITのダメージが……。い、生きてる? |
【閉会式】
24日 17:30〜18:00 |
JGCが始まる前は2泊3日と聞いて、「体力もつかなぁ?」と不安に思っていました。けれど、実際は「もう閉会式なの?」と驚いてしまうくらい、あっという間に時間は過ぎてしまいました。
ついさっきまではたくさんのゲームで賑わっていた菊の間も、この時は静かな空気に。とうとうお別れの時間がやってきました。そして、ホテル浦島での最後のJGCが終わる時間がやってきたのです。
たくさんのお客さんも、その前のゲストの皆さんも、誰もが熱い眼差しで会場内の風景を見ていたのは気のせいではないでしょう。今年の、そして今までのたくさんの思い出を作った場所を目に焼き付けていたに違いありません。
JGCの思い出を語ったのは、ゲストだけでなく出展者の方々も。語られる内容に、JGCに対する愛を感じました。
ボスもマイクを持ち、「これからも応援して下さい」と熱弁。「皆さんがくれたパワーを、我々は必ず素敵なゲームにして返します!」と。
そう言われると気になるのが来年のJGC。ホテル浦島が使えなくなっても、JGCは続くのでしょうか?
「詳細は発表できませんが、来年も必ず開催します」と、アークライトの宮野さんが宣言! 会場中に喜びと熱気が広がりました。
それでは、また再会の約束をしましょう。鈴木銀一郎先生が拳を振り上げ、声を張り上げます!
「またJGCウェストで会おうぜー!」「オー!」
「またJGC2004でも会おうぜー!」「オー!」
「必ず会おうぜー!」「オー!」
こうして、熱く楽しかったJGC2003の幕は下りたのでした。 |
【終わりに】 |
あっという間に過ぎてしまった3日間でしたが、とっても楽しかったです。大切な思い出として、胸に刻み込みました。
皆さんの3日間はいかがでしたか? このレポートで「あぁ、そんなこともあったなぁ」と思い出せていただくことがあったら、嬉しいです。残念ながら参加できなかった方も、このレポートで楽しんでいただけたらいいなぁ。
参加者の皆様も、スタッフの皆様お疲れ様でした!
次は春、3月13〜14日にJGCウェストで! またいっぱい遊びましょうね! |
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