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JGC2014目次


SNEコンベンション
ゲームマスターの感想
[ルナル]
小説復刊ということで、新しい第四版ではなく、懐かしの第三版ルールでシナリオを 用意しました。
ならば、いっそ舞台も懐かしい場所にと考えて「鬼面都市バドッカ」をチョイス。JGCという時間制限のある場ではキャラもデザインずみを用意せねばなりませんが、これまた「ルナル・ジェネレーションズ」のヤンたち(もともとシナリオ集のサンプルキャラです)を持っていきました。
はじめて遊ばれる方、世界やキャラをご存じない方に向けたマスタリングを、と心がまえしておりましたが、おいでになった皆さん、バドッカのこともキャラも、おおよそ把握しておられて、はじめてですという方もスムーズになじんでくださって、ノリノリのロールプレイでした。
シナリオは、友人がストーカーにつきまとわれたり、職場でちょっとしたイヤがらせが起きていたり、という日常から、世界の異変へつながる、日曜冒険者シナリオです。
バドッカという、異世界の日常を存分に楽しんでいただけたようで何よりでした。(友野詳)

[コクーン]
今年は、ご縁があって、ガープス・オンリー・コンベンションなど開催していただいていたので、その時に作成したシナリオをプレイしました。
ソード・ワールドのパロディとしてスタートした原点に戻ろう、ということで、タイトル先行で考えたそのシナリオ、名付けて「
美少女神官が6人!」。
街のトップを決める総選挙に、六大神の各神殿が代表として美少女神官を出馬させている……そんな街のそんな時に起きた失踪事件に出会ったPCたち……という話です。
ガープスコン(およびTRPG文華祭)でプレイした時は、事件そっちのけで、どの候補を勝たせるかの選挙運動に熱中していたのですが、JGCのプレイヤーさんたちは
真面目に事件を追いかけてくれました(笑)。
選挙のほうはPCの干渉なしに決着したものの、裏で進行していた人情噺には、ほろりとくる結末をつけてくれました。
ほぼサイコロを使わない、トークで進めたセッションでしたが、それもガープスの遊び方だと思っています。(友野詳)


[ソード・ワールド2.0]
ぼく(北沢慶)は初心者対応卓担当で、シナリオも作成しました。
シナリオは簡単な蛮族退治とレベルアップを挟んで野外探索(ウィルダネス)ものの二本立てを用意しました。
使用キャラクターは基本的にサンプルキャラから7種を厳選し、そのなかから選んでいただきます。せっかくのJGCですから、新種族のヴァルキリーソレイユも混ぜておきました。
初日(8/29)はTRPGそのものがはじめて、というお客さんが2名。GMとしては嬉しいかぎりですが、楽しんでいただけたでしょうか(笑)。
2日目(8/30)は、打って変わって全員が経験者。その分、進行はスムースで、楽しんでいただけたと思います。ちょっとだけ仕込んでおいた『ドラゴンレイド』のネタにも気づいてもらえて、うれしかったですね。
3日目(8/31)は、TRPG経験者ばかりなれど『ソード・ワールド2.0』経験者はほとんどいないという環境。普段遊んでいるゲームとずいぶんプレイ感覚が違うみたいで、新鮮な面白さを感じていただけたようです。具体的にはシナリオ2本立てとか、途中でレベルアップするとかですね。みなさん、「
ルールブック買います!」と言ってくださいました(笑)。

 プレイヤーの方々が積極的で、大変楽しい時間を過ごせました。元気をもらえて、すてきな三日間でしえた。(北沢慶)

[ゴーストハンター02]
安田ボスから「わはは、こういうシナリオ作ってくれ!」と面白いシナリオ原案を伝えられまして、僕(杉浦武夫)がシナリオ作成の担当となりました。
シナリオの位置づけは、『ゴーストハンター13 タイルゲーム』の第1シナリオ第2シナリオの間を繋ぐ、エジプトを舞台にしたもの。
さらに「タイルゲームのタイルを使うこと」と、『キルヒャーの世界図鑑―よみがえる普遍の夢』(工作舎)という心ときめく面白そうな本にある「イスメンディの墓所」という広大な遺跡を舞台にして欲しいといいわれてましたので、ダンジョン探索中心のシナリオとなりました。
ダンジョン探索と言いつつも謎解きメインの内容でしたので、参加してくださった皆さんにはあーでもない、こーでもない……と頭をひねっていただくことに。
タイルゲームをご存知の方からは「タテルベ建築だなぁ」と得心され、ご存知ない方からは「エジプトが舞台なのに、なんで現代建築?」と不思議がっていただき、楽しんでいただけたようです。
割と広いダンジョンでしたが、僕の担当した2卓では皆さんの機転もあって、ノーヒントでクリアしてもらえました。(杉浦武夫)

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