Group SNE
News
About SNE

Products

User Contents
  ●著者インタビュー
●イベントレポート
●リーダーズサーカス
●エッセイ
Link
indexに戻る
 
TOP > ユーザーコンテンツ > イベントレポート > シルバーレインRPGイベントレポート200807
イベント目次


シルバーレインRPGイベントレポート200807
 
 どうも、ご無沙汰しております。最近、制汗スプレーを使用するようになったら、スプレーしてないところから大量の汗をかくようになった、なんだか残念な気分の安道やすみちでございます。
 なんとあれこれしている間にシルバーレインRPGの発売から2ヶ月が過ぎました。シルバーレインは元々PBW(プレイ・バイ・ウェブ)のゲーム。ご縁があり、僕がTRPG化することになりまして、2008年6月11日に皆さんの元へお届けできました。
 6月29日にはソードワールド2.0との合同コンベンションもあり、大いに盛り上げて頂きましたが、まだまだ勢いは止まらせません!
 夏真っ盛りな7月20日26日27日にもイベントを開いていただきました!
 20、27日は、友野詳安道やすみちの両名。26日は篠谷志乃がGMとして参加。この様子をお伝えしたいと思います。
執筆:安道やすみち


●20日〜名古屋〜

 20日はユーザーさん主催のイベント名古屋で開催されました。
 名古屋は、新幹線で通ることはあっても、実際に来たことはありません。初名古屋です。初名古屋。
 友野さんもイベントでたまに来るくらいとのことで、そんなに詳しくない模様。なので迎えの人が来てくれるまで待機。合流すると早速、地下鉄にのって会場へ向かいます。
 今回の会場は瑞穂生涯学習センターの一室。ちょっと意外だったのは和室だったことです。
「なんだか和室って懐かしいなぁ」と僕がこぼすと友野さん「君んち(部屋)は、フローリングかいな?」と、一言。

「いえ、畳……ですよ?」
「じゃあ、いっつも見てるやないかい」
「そういえば……ああ、そうか。本やらなにやらで一切畳が見えないんだ
「…………(額を抑えてかぶり振る)」


 というか、広い和室は久々ということが言いたかったのですよ!(汗)

 イベントの参加者はおよそ20人。卓はシルバーレインRPGが2卓。ゲヘナ〜アナスタシス〜が1卓。央華封神が1卓の合計4卓。
 イベントが開催されると軽く挨拶から入ります。まずは友野さんの一言から。

「えー、今回は友野詳オンリーコンへようこそ(笑)」

 そう、シルバーレインRPGも、ゲヘナ〜アナスタシス〜も、央華封神も友野さんが関わっており、意図せず「友野詳オンリーコンベンション」になっていたのです。
 シルバーレインRPGを目的に集まってくださった方々が多かったので、抽選に外れた方々はゲヘナや央華を遊んでもらうことになったのですが、友野さんは複雑な気持ち。僕も複雑な気持ち(苦笑)。
 シルバーレインも遊んで欲しいけれど、他のゲームも面白い。ぜひ遊んで欲しいのですが……かといって、他のゲームをしたいと言われるとなんだか、振られたような気分でちょと寂しい(苦笑)。
 結局、他ゲームを遊んでくださる立候補をとった後、抽選を行い卓の振り分けが完了。
 その後は各卓でわいわいと各ゲームを楽しみました。
 もちろん、どの卓も盛り上がり、最後には「ゲヘナも央華おもしろいですね!」という声が上がっていました。
 それに負けず劣らずシルバーレインRPGも大盛り上がりでしたよ!

 
●26日〜イエローサブマリン三宮店〜

 26日のイエローサブマリン三宮店で行われたイベントにはソードワールド2.0卓に秋田みやびさん、エムブリオマシン卓に片山泰宏さん、そしてシルバーレインRPG卓に篠谷志乃さんが参加いたしました。
 20、26、27日のシルバーレイン卓は、全て同じシナリオを使っていたのですが(公式プロジェクトページで公開予中)、篠谷さんは驚いた模様。

「皆さん、すごくいい人で、誰もアレとかコレとかされなかったんですよー。私なんかテストプレイでけっこう酷いことしたのに(笑)」

 ぜひシナリオをプレイしてみて「酷いこと」を想像してみてください(笑)。

 
●27日〜ロール&ロールステーション秋葉原店〜

 27日は東京、秋葉原のロール&ロールステーションでイベントを行ないました。

「えっと、安道くん。君は無事にロール&ロールステーションまで行けるかね?」
「もちろん、いけません!」
「…………(額を抑えてかぶり振る)」

 
 と言うわけで、同じ時間帯の新幹線を予約し、一緒に行くことにしたのですが……当日。

「(携帯電話で)あ、友野さん、すみません。少し遅れましたが、今、新大阪駅につきました」
「……す、すまん。8時30分ごろの新幹線ってゆーてたやん」
「のぞみ4号でしたよね。だから、8時32分のやつとりましたよ。到着も11時12分くらいですし」
「うむ。……わしは一本前のヤツをとってもうた」
「え、ええ、のぞみ4号って言ってたじゃないですか! 一本前はのぞみ230なんたら号っすよ!」
「今気づいたねん! と言うわけで、東京駅で落ち合おう。うわはははは」


 と言うわけで、新幹線に遅れたわけでもないのに、友野さんを待たせる状況に。

「先輩を待たせるなんて、僕も偉くなったなぁ」とつぶやきながら合流しました。

「ええい、わしの落ち度じゃ。しかしだ。早速、東京駅で迷いかけたお前をフォローしたのでチャラじゃい」
「……ホンマスミマセン(汗)」


 イベント会場に到着すると、他卓のGMさんが既にいらっしゃり、わいわいと話をしておられました。
 今回のイベントはシルバーレインRPG卓のみで、6卓。SNEのシルバーレイン制作スタッフ全員で行っても人数が足りない卓数……! これだけ用意してもらえるとはありがたいことです。
 しかし、GMが足りないままではイベントはできません。そこでトミーウォーカー上村様の協力を得て、PBWの方でMS(リプレイを執筆される方)や、スタッフの方が一緒にGMをして下さることになっていました。

 イベントはまず、挨拶とGMの紹介から始まり、簡単にシルバーレインについて話をさせてもらいます。

「シルバーレインを全く知らない人?」

 と、聞くと、ほぼ手は挙がりません。大体の方はもう知ってくださっているようです。

「じゃあ、ルールブックを持っている方は?」

 今度は逆にほぼ全員の手が上がりました。
 それを見て、このシルバーレインRPG企画の立案者の一人であり、編集さんでもある宮野さんがぽつり一言。

「この熱い中、汗水たらして一杯ルールブック持ってきたのに、これじゃ売れないね(笑)」

 続いて友野さんが「シルバーレインを友達にお勧めする用ってことで購入してやってください(笑)」と冗談を飛ばします。
 どちらにせよ、著者としては非常にありがたい光景でした。
 話が終わると、さっそく卓分けをし、セッション開始です。

 
●シナリオ

 今回のシナリオは全卓同じ物を使用しました。大まかに説明すると、学園祭を舞台にした、犠牲者タイプ(誰かが襲われるので、それを救出してね、というタイプ)のシナリオです。制作は僕こと安道やすみちです。シルバーレインプロジェクト公式HPで公開されているので、興味がある方はぜひプレイしてみてください。

 いろんな攻略の方法があるシナリオにしたので、卓ごとに結果や決着に至るまでの道筋が大きく違うセッションが生まれやすかったように思います。それはこのシナリオに限ったことではないのですが(苦笑)。
 僕の卓ではカメラで写真を撮っては「ニヤリ」と笑う変態カメラマンが生まれたり、マンガを書くために野球をしている、体育会系マンガ家がいたり、水がないことに悩む水練忍者がいたりと、にぎやかな卓になりました。みなさん、そのせつはありがとうございました!
 他の卓でもドスを持って任侠を語る小学生や、メイド服を着た高校生(男)なども登場したようです。
 シナリオの中では、ただ単純に学園祭を楽しんでいた(ように見える)チームや、デートばっかりしていたチーム、本気で頭を抱えたチーム、純愛ものになったチーム、ホラーな感じになったチームなどなど、様々な展開があったようです。
 ああ、僕もたまにはプレイヤーがやってみたい……!
 でもGMはGMで面白いんですけど(笑)。

 
●トークショー

 そしてどのイベントでも、最後はトークショーで締めくくられました。
 話題の中心は2008年8月23日に発売されるシルバーレインRPGサプリメント「人狼VS吸血鬼」です!
 これは「キャンペーン」「戦争」をテーマにしたサプリメントになっており、ユーザーのみなさんにもっと「同じキャラを使って、連続で物語を遊びたい……!」と思ってもらえるように制作しました。ちゃんとなっているかどうかは、ユーザーの皆さんに託されるわけですが……今からドキドキしております(汗)。
 収録内容の中で、僕のお気に入りはなんと言っても『クロスアビリティ』
 これは、二人のキャラクターが、同時にアビリティを使って、別のアビリティにしてしまうという……つまりは「合体技」のシステムなのです。
 この辺りの詳しい説明はシルバーレインプロジェクト公式HPのインタビューでも行なっているので、そちらも読んでいただければ幸いです!

 他には今後発売予定のリプレイ続刊の話題や、友野詳が満を持して描きあげる小説の話題。さらには「人狼VS吸血鬼」後のサプリメントの話などもさせていただきました。
 どれもまだ詳しくは説明できませんが、ユーザーの皆さんに楽しんでもらえるよう鋭意製作中です。お楽しみに!
 その進行具合や、苦労話など、またこういったイベントの場で話せればいいなぁと思っております。
 ぜひ、イベントがある際にはいらしてください!



イベント目次

TOP