■ はじめに |
おおっ、あっという間にもう2月ですね。なんと早い。
全国的に寒さのピークは過ぎたらしいですが、朝夜はいまだに少し冷えこむ今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
……え、部屋に籠もってゲームしてる?
それは素晴らしいことですね! ぜひ続けましょう!
さらに言えば、遊ぶなら一人でなくお友達を誘うと最高ですね!
そんなときにオススメなのが、今年はじめに発売されたばかりの『エンドブレイカー!SCG BUILD&BREAK』(以下『EB!SCG』)! 2〜4人で長く遊べる楽しいアナログゲームです。
トミーウォーカーさまとグループSNEの共同開発『エンドブレイカー!』の世界観を元に開発されており、「デック構築型/セレクトカードゲーム」と呼ばれる最新のシステムを投入したグループSNE自信作となっております。
この噂の新作『EB!SCG』の体験会イベントが、1月末週から2月初週にかけてイエローサブマリンさま主催により執り行われましたので、今回はその様子をレポート形式でお伝えしたいと思います。
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■ そのエンディングをぶっこわす! |
体験会の参加スタッフは合計4人。監修・安田均、小説著者の藤澤さなえ、リプレイ著者の清水一樹、『EB!SCG』デザイナーの私河端ジュン一です。これ、つまりは新生『エンドブレイカー!』班全員! 総力を挙げてのPR活動に、自ずとテンションは高まります。
しかも開催地は、神戸、大阪、名古屋、京都の豪華4都市!(イエローサブマリンさまありがとうございます!)
ウキウキの出張イベントに、ふだん神戸から出ない身の不肖河端は、「やっほい! 商品のPRついでに旅行もできるなんてマジ最高チェケラッチョ!」と阿呆なエンディングを夢見ていたのですが――そんなものはあっさりとエンド・ブレイクッ☆
当日は、お客様からの嬉しい質問責めや楽しい雑談によって、時間があっという間に過ぎ、気づけば観光をする暇なんて残っていませんでした(とてもありがたい誤算だったので問題はぜんぜんありませんけれども、笑)。
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■ 神戸(三宮店)〜大阪(なんば店) |
今回の体験会で関心深かったのは、各所によってお客さまの傾向が大きく違ったことです。
たとえば初日の三宮店では、「PBWやTRPG版を事前に知っている方」のご参加が多かったため、ゲームの説明がとてもスムーズでした。はじめは原作で愛用しているジョブやアビリティのカードを話の種に盛り上がっておられましたが、ゲームに慣れてくるにつれ、カードの特殊効果でコンボを決めたり、《ポストマンからの恋文》→《ポストマン爆破事件》というシナリオカードの流れを見て「リア充爆発事件だ!」と妄想ロールプレイを展開したり、といったゲームの本質的な部分を楽しんでいただくことができました。
中にはアナログゲームをほとんど遊んだことのない女性や遠方・徳島から(!)参加の方々も見られ、「エンドブレイカー!は本当に客層が広いなあ」と、社長・安田とともに改めて驚嘆した一日となりました。
一方なんば店では、多方面のコアユーザーさまにご参加いただきました。原作PBWやTRPGのプレイヤーさんはもちろん、TCGコレクター、ボードゲーマーの方々などなど、それぞれが垣根を越えた異文化コミュニケーションをされる光景が美しかったです!
PBWユーザーさまの一人が「今度はじめてTRPGを遊ぼうと思うんです」と言えば、TRPG分野に明るい方が「今度、市内でサークルが集まるからおいでよ」と誘いの手をさしのべ、それを聞きつけたボードゲーマーの方も「……あの〜、できればその場でボードゲーム会とか開かせてもらえませんか?」と声をかける――そういったポジティヴな空気が、会場にはできあがっておりました。
解散後も、TCGゲーマーの方が、ほかの参加者の方に最新ゲームについてレクチャーをしていて、「こういったコミュニケーションをとるためのツールとしても、活用していただけたら最高だなあ」と、ほかほかとした気持ちになったのでした。
……ちなみに。
『EB!SCG』のデモプレイで、同行していた先輩の大井さんが本気を出しまくり、お客様相手に完勝していたのは秘密です(大井さん:い、いやあ、当日は僕が書いた『サンダーストーン完全ガイドブック』も発売されてたしね! ゲームに強いことをちゃんとアピールしとかないと!)。
「サンダーストーン」もデック構築型の面白いゲームなので興味のある方はぜひ(笑)。
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■ 名古屋(名古屋店)〜京都(京都店) |
名古屋へ向かう新幹線からは、途中、一面に降り積もった雪景色を見ることができました。2月5日に積雪なんて、神戸だとなかなかないです(滋賀県あたりかな?)。なんとなく北海道のトミーウォーカー本社を思い出しつつ、ペア・藤澤さんと名古屋駅で合流。元気に右手を振り、挨拶を交わします。
「おはようございマッシヴ!」
「おはよ〜。今日はよろしくね〜」
藤澤さんは数日前、「『EB!SCG』が好きすぎて夢の中で4回も遊んだわ〜」との発言で周囲を驚かせたほどのお方。さぞ今日のレクチャーはマンパワー的に余裕に違いないと、誰もが安心していました。
しかし! 当日はなんと総勢16名もの参加者さまが集まってくださり、まさかの一人二卓同時レクチャーが勃発!
当然、私に余裕の心なぞ微塵もなく、背中に汗をしたたらせながら、喉を嗄らしてのルール説明でした(当日聞きづらかった方は申し訳ありません!)。
せめてもの救いは、お客様がとても優しかったこと。途中、人数が半端になり、飛び入り参加のプレイヤーさまの卓が立てづらかった際には、「本当は抜けるつもりだったけど、あと一戦くらいなら」と言ってレクチャーを買ってでてくださった方がいて、感謝してもしきれませんでした。改めて、ありがとうございました! 『EB!SCG』はプレイヤーさまに恵まれております!
最後の京都店は、他所よりも比較的落ち着いた体験会となりました(笑)。
しかし、それぞれの参加者さまが濃いことにかわりはなく、PBW版のまとめサイト(某なんとかペディア的な)を運営されている方や、ふだんゲーム制作に携わっている方などが揃い踏みし、“『EB!SCG』のシステムを多角的に語る会”が急遽開かれる流れとあいなりました。
内心、痛烈なダメ出しを覚悟していたのですが、嬉しいことにわりと好意的なご意見が多く、ひとまず心理的ブレイクはまぬがれた、といったところでしょうか(汗)。
最終的には、各種オフ会・セッション後などでの『EB!SCG』布教活動(?)をお願いしたところで、時間も時間と言うことでお開きに。
リプレイをその場でお買い上げいただいてほくほく顔の清水さんと、会場を後にし、明日を目指して歩き出すのでした。
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■ 最後に |
こうして、今回の『EB!SCG』体験会は関西〜中部地方を股にかけて行われたわけですが、実はそれだけではありません。
並行して、関東では同じくブロッコリーさまによる体験会が催されていました。
ありがたい!
こういった機会や公式サイトから上がってきた質問は、Q&Aとしてアップするサポートが今後すぐにでもあります。
『EB!SCG』はこれからどんどん盛り上がっていくと思いますので、ぜひともよろしくお願いしますです〜!
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