あなたが見つめると、見えていたつもりの鏡は、どこかに消えてしまった。 だが、そこに金目のものの気配がするのは、はっきりわかる。 鳥人族は、価値のある品には独特の嗅覚(めいた何か)が働くのだ。 しかし、回収するには魔法が使える仲間の力を借りるしかない。彼らは目を閉じたまま近づかねばならないだろう。 掴めれば、屍骸対策班専用の、霊も閉じ込められる荷物袋が使えるはずだ。