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P74-79『マイクロファンタジー 鬼顔街屍骸対策班』

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あなたたちは、鏡と剣と勾玉をグルグドゥに渡した。
グルグドゥが、その水のような肉体に3つの品をとりこむ。体内の光る球体が、それらにはりついた。
球体はグルグドゥの魔法のパワーを司る内臓器官だ。
直接、これらの品に宿った魔力と呪いを操作できる。
勾玉が輝き、剣が激しく振動した。
次の瞬間、剣と勾玉、そして鏡にくわえて、グルグドゥ体内の光る球体がひとつ、排出された。
「抱えた恨みで苦しんでいた魂は、ワタシの部位に閉じこめた。魂をこれ以上どうにかすることはできない。あなたたちが、この恨みを収めてほしい」
グルグドゥの言葉に、あなたたちはうなずいた。
市場の人々の取り組みや、関わった人々の後悔や反省、そして真実。それらを伝えつつ、徐々に凝り固まった怒りを解きほぐし、月へと導いてやるしかない。
「これは獣人族の死者の谷に戻してほしい。彼女の呪いは断ち切ったから」
剣と勾玉をさして、グルグドゥは告げた。鏡は、力を無くしたようだが、妖精族の村にもどされるのだろう。 ⇒エンディングBへ!