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TOP > ユーザーコンテンツ > TRPGリプレイ > ソード・ワールド2.0『マージナル・ライダー』外伝 第三話「冒険者、ときどき賭博師(ギャンブラー)!」


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3.気分は賭博師(ギャンブラー)!

○一戦目、ラファル   
GM: はい、それぞれチップを配り終えましたね。それでは皆さん、ここで遊べるいくつかのゲームを説明しましょう。主にディーラーと一対一で対決するものと、ルーレットのように全員参加型のものがありますが、どっちをやりますか??
ラファル: よし、じゃあまずはオレがやるぜ!
……GM。馬のお姉さんはいますか?
GM: いや、僕が用意してたのは渋い年配のディーラーなんですが……。
ラファル: チェンジで。
ドレム: 何でそんなに本気なんじゃ(笑)。
セレス: はーい、じゃあ私はその間、勝手にその辺のスロットかなんかでがっしゃんがっしゃんやってまーす。
GM: スロットあるのかな?(苦笑)。まあ、魔動機文明時代のものをレストアして置いてることにしましょう。他に待ってる間退屈な方は、そんな感じでめいめいにカジノで楽しんでる様子なんかをロールプレイして頂けると助かりますね。
メル: 私はグーちゃんと、ラファルのそばで応援してます。がんばれー!
ドレム: 儂らドワーフはそもそもこういう賑やかな雰囲気が好きじゃからの。ばくばく飲み食いしながら眺めておるぞ。まあ、儂の場合飲んでいるのは水なんじゃが。
GM: ありがとうございます。では、美人のディーラーがラファルに声をかけますよ。

 「お兄さん、私と勝負しましょ?」

一対一なら……“ブラック・ジャック”と“ハイ&ロー”あたりかな。
どちらにしましょうか?
ラファル: ……(考えて)。ピーン! 閃いた。

“ハイ&ロー”で!
GM/ディーラー: 「わかったわ。ルールは簡単。ダイス2個を交互に振って、次の目が前より高いか低いかを当てるの。同値はプレイヤーの負けよ」

* * * * *


ラファルは自信満々にこのゲームを選びました。
何か勝算があるのでしょうか……?
一同が固唾を呑んで見守る中、一戦目が開始。

初めのダイスは――、「5」です。


* * * * *
  
ラファル: うーん、こういう時に期待値を信じると逆が来たりするんだよなー。
メル: よくありますねー。
ラファル: でもまあ最初だし、迷っても仕方ない。 『ハイ』 で!
GM/ディーラー: 「じゃあいくわよ……(コロコロ) 『8』 。正解よ、おめでとう」
ラファル: …………。(黙って何かを考えている素振り)
GM: 「さて、もちろんダブルアップするわよね」

……って、ん? どうしました?
ラファル: (あごを尖らせて)…………倍プッシュだ……!!
ドレム: お前それ言いたかっただけやろ!!
一同: (爆笑)。

* * * * *


この後もラファルは鋭い勘を見せ、次々とテンポよく
2連勝。
1,000G相当を稼いだところでドロップを宣言します。


* * * * *
  
ラファル: よし、これで「上等な手綱」に届いたぞ!
ドレム: ……もはや完全に目的を見失っとるのう。
セレス: 家に帰ったらナハトが待ってるわよ? って何かろくでなしの親父みたいね(笑)。
ラファル: 「うるせぇ、オレの金だ! お前は黙って飯作りゃいいんだよ!」
メル: 「ああ、昔はこんな人じゃなかったのに……」
ドレム: 「いいから酒だ、酒もってこーい!」
セレス: 「大丈夫、心配しなくても金はすぐ倍にして返してやるからよぉ!」
GM: ……皆さん、そろそろ帰ってきてください(笑)
○2戦目、ドレム・セレス&メルティー   
GM: えー、何だか変なテンションになってきておりますが…… 続いてはいかが致しましょうか?
ドレム: そうじゃな……儂はどうせなら皆でわいわい賭けれるものがよいの。
メル: あ、私このルーレットみたいなのやってみたい!
GM: ああ、この表(※適当な紙に6つの枠を書いたもの)ですね。
これは、“
王冠と錨(Crown&Anchor)”と呼ばれるゲームで……いわゆる“ちょぼいち”と同じものです。

ルールは簡単、
まず
1〜6の目に、最大3箇所までチップを賭けます。
ディーラーがダイスを
3つ振り、賭けたものと同じ出目が一つなら同額、二つで倍額、全て的中で三倍のチップが支払われます。
まさにダイス版ルーレットって感じですね。
セレス: わあ、面白そう。私もこれやる〜!
ラファル: うーん、オレはもう十分稼いだからいいや。馬のお姉さんを見てます。
ドレム: ここに来てから雑念ばっかりじゃのう(笑)。
GM: 何が彼をここまで狂わせてしまったんでしょうねぇ(笑)。それでは、皆さん一斉に賭けて頂きましょうか。それぞれの目の掛け額は自由ですが、どうしますか?
セレス: じゃあ 「4」 に全額。ど〜ん☆
メル: なら私も 「1」 と 「2」 に全額、どど〜ん☆
ラファル: うおおーーーーーい!!!(驚愕)
ドレム: ……やると思った。 なら儂も 「3」 に全額じゃ。
ラファル: ドレムさんまで!? この卓、何かおかしいよ?
GM: 通常では考えられないぐらいの額のチップが積みあがってますねぇ。周囲の客も何事かと思って見物に集まってくるでしょうね。
ラファル: 「ざわ……」
GM: 「ざわ……」
ドレム: 「ざわ……」はもういいから早く振らんかい! 勝負じゃ!

* * * * *


そして運命のダイスが、ディーラーの手を離れます。
出た目は、何と……


* * * * *
  
GM:  「1」 「1」 「2」 !? 何……だと……!!(崩れ落ちる)
セレス: あれ、外れちゃった。てへ♪
ドレム: 儂もじゃ。まぁ、十分楽しんだからよいかの。
メル: ……てへ?
GM: えー、ディーラーが例の棒みたいな奴でセレスの賭けた山を没収してですね、そのままごそっとメルの前に移動させます。
メル: わーい、なんか増えたー☆


そう、GMの祈りを込めたダイスは一番危険なセレスの山を必死にかわしました。

そして力尽きたダイス達は見事、
次に高額だったメルの予想へと全弾的中していったのでした。
何という強運!




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