Group SNE
News
About SNE

Products

User Contents
  ●著者インタビュー
●イベントレポート
●リーダーズサーカス
●エッセイ
●TRPGリプレイ
Link
indexに戻る
 
TOP > ユーザーコンテンツ > TRPGリプレイ > ソード・ワールド2.0『マージナル・ライダー』外伝 第六話「幻の蟲竜パミスドラコを探せ!」


←第六話_1 -目次- 第六話_3→

2.依頼 「パミスドラコ」


GM: では、依頼の説明をしますが、あんまりキャラ口調でやると自分の中でもわやになりそうなので――

キャンパス: いや、そこは敢えてキャラ口調で。

GM: ああ、はい。それじゃあ――

GM/ノワティアス: 「ワタシ実は、生物学をやってましてね、色々な希少な動物や魔物なんかの生態を調べたり、記録したり、研究したりするのがお仕事なのよん♪」

ナハト: なるほど。実は、そういうのはちょっと興味ある。

キャンパス: その上で、ラブとロマンを探求してるんだよね? 素晴らしいじゃないか。

GM: 「珍しい、希少な生物や、その生態系なんかにラブやロマンを感じるのよ」

一同: ん、んー?(笑)

キャンパス: 途中からわけわからなくなってきた(笑)。

リチャード: ああ、ノワティアスさん、もう一回……今何といった?

キャンパス: 希少な生物にラブを感じる?

メル: 愛でたりするんですね!

GM/ノワティアス: 「そうよ。そしてそこにこそ夢(ロマン)があるのよ!」

ナハト: ロマンはまあ、わかっていい。

リチャード: ラブ……ラブは……

メル: ラファルが……ね?(苦笑)

ナハト: それはダメな方のラブ(笑)。

GM: プラトニックな感じで考えていただければ……

ナハト: でもラファルもプラトニックといえばプラトニック(一同爆笑)。

GM: いやまあ、動物好きの多いリプレイシリーズだと思って貰えれば(苦笑)。

キャンパス: なるほどねえ。じゃあ、そういう意味じゃリチャードやボクは違うかなあ。プラトニックじゃない方のラブを求めてるから。

リチャード: んー。そうだな。私も今晩合コンがあるが……依頼、受けた方がいいよな? その、コーネリアスさん 「受けないとコロス」 みたいな目をしてるし。

ナハト: コーネリアスさんには確かにお世話になってる。頼まれたら断る理由がない。ラファルがいない事だけが気になる。

メル: ラファルどこいったんだって感じですよね。

ナハト: ラファルに書置きを残して依頼を受けることに決めた。

リチャード: あれ? そういえばラファルがいないな……と思ったが、それをいったら場がややこしくなりそうだから空気の読めるリチャードは黙ってる。

GM: 流石合コンキング(笑)。

リチャード: そういえば、ツインテールの女の子と出ていってるのを今朝見たような……ヤバイなあ。昨日夜勤だったからなあ。

キャンパス: リチャード、その実力で夜勤で何するのさ?

リチャード: いや、たまにやるんだ。美術館の警備員とか(一同爆笑)。

ナハト: で、何の話でしたっけ?

GM: 動物ラブという話ですね。

ナハト: それはわかった。ただ、依頼の内容まだいってない。

GM: それがですね、実はノワティアスさんが色々古文書を調べてますと、何と幻の生物の情報を見つけたらしいんですよ!

メル: ふんふん。

リチャード: どんな生物なんだい? キリン的なサムシング?

GM/ノワティアス: 「パミスドラコっていうのよぉ」

リチャード: パミスドラコ?

GM: はい! オリジナルモンスターでございます!

一同: ほー。

ナハト: 魔物知識判定振れる?

GM: 振れますよ。データ、作ってもらってるんで! 



 因みにデータは田中公侍さんに作っていただきました。ありがとうございます。



メル: (ころころ……と一同が魔物知識判定を行うその横で) ノワティアスさんは珍しい生物が好き?

GM: そうです。

メル: グーちゃんを見せます。

キャンパス: 見せるの!?

GM/ノワティアス: 「ホンモノのドラゴンだわっ!!」 (めろめろになっている)

リチャード: めっちゃ大喜びしているな。

メル: また機会があったらゆっくり見てください。

ナハト: とにかく、達成値は 12 。

GM: 12だと……(手元のデータを見る)……ワッカリマセーン!

ナハト: わからないか。じゃあ確かにそれは珍しいモンスターのような気がした。

リチャード: そのパミスなんちゃらはどういう生物なのかね?

GM/ノワティアス: 「いわゆる……そうね、亜竜の一種よ。つまり、竜の亜種」

メル: 竜!

GM/ノワティアス: 「でもね、大きな特徴が一つあるのよ」

キャンパス: ほう!

GM: 「それはね……変態するのよっ!!」

一同: ほおおおおおおおお。

ナハト: それはどのレベルですか? レッサーオーガレベルですか?

GM/ノワティアス: 「虫と、竜の特徴をあわせ持った生物なのよ」

メル: 虫!?

GM/ノワティアス: 「幼体の頃はいわゆるワーム型、巨大な蛇のような、イモムシのような竜で、地下に住んでいるのだけれど、大きくなると岩を噛み砕いて自分の殻を作っていって、最終的には巨大な岩のような蛹になるのよ。で、三百年程蛹の中で過ごした後、こう……バリン! と蛹を割って、中から蝶の如き美しい翅を持ち、硬い外殻に覆われた小型の竜が出てくるのよ!」

キャンパス: 三百年も経って小柄なんだ!?

GM: 小柄といっても5メートル位です。

メル: ああ、確かにドラゴンの中では小さい。

ナハト: その設定だと七日位で死にそう(一同爆笑)。

キャンパス: それただのセミじゃん。

リチャード: それは面白い。……で、幾らぐらいするんだ、ソイツは?

GM/ノワティアス: ギンッ!!(睨みつける)

リチャード: すんません。そんな目でみないでください。

GM/ノワティアス: 「それがねえ、翅から取れる燐粉は希少な薬の材料になるし、肉にも生薬としての効果があるとされているのよぉ。それでねえ、元から数は少なかったのに、乱獲されちゃった時期があるのよ。だから、パミスドラコはもうほとんどいないの。絶滅に瀕しているのよ」

ナハト: だから幻になったわけですね。昔から幻だったわけではなく。

GM/ノワティアス: 「昔から珍しくはあったのよ」

リチャード: でもそんなに珍しい動物だったらここらへんにはいないんじゃないですかい?

GM/ノワティアス: 「それがね、古文書にね、ルディア山脈の少し奥に蛹があるという記述を見つけたのよ!!」

キャンパス: なんと!

GM: 丁度蛮族の侵攻でゴタゴタしていた頃の古文書らしくて、後、どうも、あまり積極的というほどでもないけれど、山脈のドラゴン達が蛹を守っている節も見受けられるらしいですね。

リチャード: ノワティアスさんは結局どっちなんだ? その蛹を取ってくればいいのか? それともノワティアスさんを連れていくのか?

GM/ノワティアス: 「連れていって欲しいの(はあと)」

リチャード: オウ。なるほど……了解。

GM/ノワティアス: 「上手くいけば、羽化の瞬間が見れると思うのよ♪」

ナハト: そういえば、古文書によればちょうど今頃。

リチャード: その、もう羽化しちゃっていなくなっちゃってる可能性も……

GM/ノワティアス: 「その場合でも、羽化した痕跡がみつかれば報酬は払うわ」

メル: みつけてどうするつもりなんですか?

GM/ノワティアス: 「まあ、蛹だけだったらぁ、それを研究するとか、成分の解析とか、色々できるわね」

リチャード: なるほど。ようするに研究するからOKってことですね。

メル: 研究って酷いことしませんよね?

GM/ノワティアス: 「そんなことしないわよ! ワタシはそんなことができるようなルーンフォークじゃないわっ!!」

リチャード: おうわ、凄い気合の入り様だな。

キャンパス: ラブだもんね。

GM/ノワティアス: 「究極的には愛でるのが目的よ!」

メル: ラファルが馬を傷つけるはずがないのと一緒ですよね!

リチャード: ん……幾ら貰えるのかな?

GM/ノワティアス: 「そうねえ……一人4,000ガメル位でいい?」

一同: 高っ!?

ナハト: 全部成功したら4,000? それとも、蛹はみつかった時点で4,000?

GM/ノワティアス: 「蛹だけなら……そうね、2,500でどうかしら?」

ナハト: なるほど。もしも、完全な空振りだったら?

GM/ノワティアス: 「んー。まあ、それでも2,500は保証しましょう」

ナハト: 2,500は保証、と。借金が返せそう。嬉しい。

メル: そうそう。頑張って返さなきゃ。

リチャード: しゃ、借金!? き、君達どうしたの?

ナハト: ちょっと、それはいってはいけないことになっている。

リチャード: そ、そうか……幾らかカンパしようか?

ナハト: してもらえるなら、してください。募金箱はいつも首から提げてる。

リチャード: よし。じゃあとりあえず3,000ガメルほど募金しよう。

ナハト: いやそんなに!?

メル: 心が苦しい(笑)。

リチャード: だが、この3,000ガメルには意味があるんだ。

ナハト: / ハイ。

リチャード: 二人とも、ほら、結構レベル高くなったじゃないか?
だからね、今度さ、合コンに来ない? 数合わせでいいから(一同大爆笑……というかGMが一番大声で笑っていました)。

ナハト:
メル
:
え、えええええええ!?

リチャード: 二人が楽しく来て、二時間位お酒飲んだら、「あたしもう門限なんでお疲れ様でしたー」 って帰るのを五回ほどやってもらえばOKだから。

キャンパス: でも、それ友達連れてきてくれること前提でしょ?

リチャード: いや、この二人だけでも充分さ。

ナハト: 利益はどこにあるのさ?

リチャード: 利益はな、だから、例えば一回の食事が20ガメルって所を、私は50ガメル取るわけだ。それで、アランとローテーションを回していくと、これが結構な儲けになるんだな(笑)。

メル: はー、なるほどー……

ナハト: まったくわからないけど、受けたらラファルに怒られる気がする(一同爆笑)。

メル: そうなの?

GM: ラファルはついていきたがるんじゃないですかね?(笑)

リチャード: うーん……ナハトが来ないなら1,500って所かなあ?

ナハト: えー……うーん……

キャンパス: いや、ここは「受けちゃいけない!」って二人にこっそりいうよ。

ナハト: おお。

キャンパス: なぜなら、今後ボクがリチャードさんの合コンに参加した時に、女性参加者の半分がこの二人になっちゃうじゃないか!(一同大爆笑)

GM: 思いっきり個人的な理由やん!?(笑)

リチャード: でも……でもキャンパス君いつもウーロン茶じゃないか。

キャンパス: だって、ボク本気だもん♪

メル: なんでこんな具体的な話になってるんですか!?(苦笑)

リチャード: ふむ……まあ、そういうことならこの3,000なかったことにしようか? また機会があったらということで。

ナハト: わかった。機会があったら。

GM/ノワティアス: 「依頼の話に戻ってもいいかしらん?」

ナハト: わかった。日数はどうなります? 具体的にいうと、どこで空振りって諦めます?

キャンパス: 場所は大体検討はついてるんでしょ?

GM: ええ、古文書と一緒に古い地図があったので。まあ、でも流石に古い地図なので、地形なんかも少々変わってるかもしれません。けれど、それ用に現在の地図なんかも用意してありますので、照らし合わせれば大丈夫でしょう。

メル: その地図を見てあたしはわかります? 大体どこらへんとか。

GM: ああ、大体この辺りだな」位のことはわかりますよ。

キャンパス: おー。じゃあぴったりだね。いけそう。

リチャード: じゃあ、ノワティアスさんなんか急ぎみたいだし、行こうか。

キャンパス: んー、まあ、しょうがないなあ。だって、ちょっと蛹に興味あるもんねえ。

リチャード: 私はパミスドラコが羽化する瞬間とか知ってると、合コンの話のネタになりそうで嬉しいんだが……さっきからノワティアスさんの視線が妙に気になるんだが(笑)。

GM/ノワティアス: 「うふふふふふふふ」

キャンパス: あのう、あくまでも生物学的、学問的な話なんだけどお、ノワティアスさんは雄と雌はどっちが好きなの?(一同大爆笑)

リチャード: そこはぼかしておきたかったのに! なんでそんなこと聞くんだあ!?

キャンパス: いやいや、ほら、学究的な話でね?(笑)

GM: ノワティアスさんはコーネリアスさんと二人で 「うふふふふふふ」 って笑ってます。

リチャード: (目を逸らしながら) じゃあ、じゃあ、とりあえずコーネリアスさんに 「すまないが、今日の合コンはコレで」 っていって指でバッテン作って見せるよ。

GM/コーネリアス: 「了解よん」

リチャード: じゃあ、皆さん行きますか。

一同: おー!



←第六話_1 -目次- 第六話_3→


TOP