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TOP > ユーザーコンテンツ > TRPGリプレイ > ソード・ワールド2.0『マージナル・ライダー』外伝 第六話「幻の蟲竜パミスドラコを探せ!」


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4.天空より飛来 「叔母さん」




 中間点に近づいた頃、ナハトの1ゾロなどもあり、一行はペースを落としてしまいます。



リチャード: 遠いなあ。

メル: 遠いですねー。こんなに遠かったっけ?

ナハト: (ころころ)出目が悪くなってきた。12。

GM: (お! イベントだ) そうやって君達がてくてくと歩いていますと、上空からバッサバッサと大型の生物が翼を羽ばたかせるような音が聞こえてきます。

メル: ドラゴンかな?

リチャード: シャキーン!(上を向いて剣を抜く)。

ナハト: アレは、パミスドラコですか?

GM: / パミスではないのですが……えーと、そうだなあ……メルがいるから普通にわかるなあ。レッサードラゴンがいます!

キャンパス: ッ!? アレはだめだよ……

GM: メルには見覚えがありますよ。

メル: 誰ですか?

GM: ファーアリエル叔母さんですよ。

メル: (手をポン、と叩いて) 叔母さん!

GM: 叔母さんはそっちに気付いて近づいてきます。

キャンパス: おばさん?

ナハト: おばさんってどういう意味ですか?

メル: 叔母さんは叔母さんっていう……

GM: ファーアリエルさんは君達の前に舞い降りてきます。どう反応します?

メル: じゃあ、「あー!」 ていいながら手を振ります。

GM: 叔母さん、って挨拶するわけですね?すると話かけるとジーっとメルの方を見て…… 「あっらあ、メルちゃんじゃないのお!」 と、こうなるわけですが……いいんですかね、これ?

メル: 叔母さん相変わらず綺麗ですね〜(一同大爆笑)。

ナハト: どういう関係ですか!?

メル: 昔、凄くお世話になったあ……

ナハト: 昔凄くお世話になった!?

GM/ファーアリエル: 「んもう、最後会った時はこんなに小さかったのにぃ」
といって、爪の先を1mmほど開く。

メル: やだなあ叔母さん、そんなに小さくなかったよお!

GM/ファーアリエル: 「所でグーツィウニャポリプティペイオスは元気?」

メル: 元気ですよー、っていってグーちゃんを見せます。

リチャード: とりあえず……皆ドラゴン語で喋ってるんで……はー……と思いながらも、とりあえずそれが終わるまで見てることにする(←一人だけドラゴン語がわからない)。

GM: 因みに、ノワティアスさんもドラゴン語を理解できるということにしましょう。

メル: おー。

GM/ファーアリエル: 「所で、ここで何をしてるのかしら?」

メル: えーと、パミスドラコっていう珍しい竜を探しに来たの。

GM/ファーアリエル: 「あれを見つけてどうする気なのかしら?」

メル: あれってことは、知ってるの、叔母さん?

GM/ファーアリエル: 「そうね。蛹の場所は知っているわね」

メル: おおー。

キャンパス: 羽化を見るんだよ。羽化を!

GM/ファーアリエル: 「見るだけなのね?」

キャンパス: 見るだけだよね?

ナハト: そのはず(頷く)。

GM/ノワティアス: 「そうよ! ワタシはあくまでも観察がしたいだけよ!」

メル: 危害は加えないんですよね?

キャンパス: ラブだよラブ♪

GM/ノワティアス: 「加えないわよお。そんなことするワケないじゃない、このワ・タ・シがっ!!」

メル: 信じていいと思いますよー、多分(笑)。

GM/ファーアリエル: 「まあ、メルちゃんがそういうなら」

メル: で、蛹はどこ?

GM: ファーアリエルの話を聞けば、地図が正しいことを裏付けてくれますね。

キャンパス: ふんふん。

GM: 「ここの所、何だかこそこそしているのがいるみたいだから、私達もちょっと神経質になっているのよね。メルちゃんも気をつけなさいよ」

メル: 蛮族とかが潜り込んでる? 人間?

GM: 「かもしれないわ」

ナハト: 何かはわからない?

GM: そうですね。蛮族か人間かはちょっと区別がつかないようです。

リチャード: ドラゴン基準では大差ないんだろうなあ。

ナハト: 何で、こそこそしてるってわかったの?

GM/ファーアリエル: 「見覚えの無い影を散見したり、空から野営の痕が見えたりしてるのよ。隠そう、隠れようという意図も見受けられるようにも思えるし、詳しいことは不明だけれど、ちょっと気になってるのよ」

ナハト: 少なくとも、野営するようなのがいるわけですね。

GM: それと、説明してくれるんですが、パミスドラコというのは、知能は低いけれど、美しいし、何より亜竜は亜竜なので、微妙に種族が近しいこともあって、さすがに絶滅してしまうのは気分が悪いという意見がドラゴンの中では主流らしいです。なので、積極的に保護しているわけではなく、消極的に守っているとのことです。

キャンパス: ほー。

GM/ファーアリエル: 「だから、危害を加えないのなら別に見にいってもかまわないのだけれど、余計にこそこそしているのが気になるのよねえ」

ナハト: うーん。気になる。

メル: なんかいるっぽいね。

GM: まあ、そういうことを伝えてくれます。その上で何か、色々と井戸端会議的な話を始めようとしますが、すぐにはっとして、「ごめんなさいねえ。私これからちょっと行かないといけない所があるから、ついていくのは無理そうだわ」 と、申し訳なさそうにいいますよ。そして、「ごめんなさいねえ。また会いましょう」 といい、手を振りながら飛び去っていきますよ。

メル: またねー!(手をブンブン振ってる)



 ファーアリエルはメルの叔母であると同時に、ルールブック�Vに掲載されているシナリオ 「竜を喰らう者」 に登場するNPCでもあります。彼女はこれからそのシナリオの事件に巻き込まれるわけですが、とても面白いシナリオなので是非一度遊んでみてください。



ナハト: メルを問い詰めながら先を進む。
「おばさんってどういうこと? 昔お世話になったって?」

メル: (ぽやー、としながら) どういうことって?

キャンパス: (突然) お世話になること位あるじゃない。色んな人に。

メル: ですよね〜。

ナハト: そういえばそうかも (ラファルの両親を思い出しているらしい) 。

GM: それに、グーちゃんのことも知ってたし、その関係だと思うんじゃないでしょうか?

キャンパス: そうだよ。横にグーちゃんがいるんだから今更ドラゴンの一人や二人と知り合いでもおかしくないよ。それにさあ、その存在の珍しさでいったら、ノワティアスさんとコーネリアスさんが兄弟で並んで立ってる姿なんかよっぽど奇跡だよ(一同爆笑)。

ナハト: そういわれたらそうかなあ、と思えてきた。

キャンパス: だからさ、ドラゴンのおばさんにお世話になる位あるある。

メル: ですよね〜。

ナハト: まあ、私は世間知らずだから、そういうこともあるのかもしれないと思えてきた。

キャンパス: うん。あんまり気にしないといいよ!

リチャード: (後ろを歩きながら話を聞いている)……色々複雑な事情があるんだろうなあ。

GM/ノワティアス: 「そのようね」

リチャード: しかし、あんまりつっこんでもややこしいことになりそうだしな。

GM/ノワティアス: 「そうかもしれないわね」

リチャード: こういったことはまだ若いラファル達に任せた方がいいんだろうな。

GM/ノワティアス: 「そうね。そして私達は……うふ♪」

リチャード: 今……今なんつった!?(一同爆笑)

GM: (スルーして) とりあえず先に進みましょう。



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