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アザングラの大樹界
第1章 魔獣の章



《大樹界》とは

 世界の大半は深く険しい森に覆われています。それが《大樹界》です。
 この森のなかには、さまざまな魔物たちが棲みついており、人々の侵入を拒んでいます。
 人々はわずかに残された土地に、小さな国をつくって暮らしています。国は魔物たちの侵入を防ぐために高い壁によって囲まれており、人々は長い間、この国と周囲の《大樹界》だけが世界のすべてだと思っていました。

探索の時代のはじまり

 しかし、あるとき、薬草師の一団が《大樹界》のなかで古代の遺跡を発見しました。この遺跡は、かつて《大樹界》が現れる以前に大陸のあらゆる場所に都市を築き、繁栄した巨大な国が遺したものでした。
 遺跡には、さまざまな書物や未知の道具が遺されていました。人々は長い間、研究を重ね、世界の神話や歴史、宝石を使った魔法の技術を得ることに成功しました。
 それらを学び取った人々は、「もしかしたら、世界にはほかにも自分たちのように細々と暮らしている人たちがいるかもしれない」と信じるようになりました。そして、古代の技術を復興させながら、それらの人々と協力することで《大樹界》を切り開き、人間の領域を広げることができるのではないかと考えたのです。
 こうして、《大樹界》への探索がはじまりました。

探索者について

 《大樹界》を探検する者たちのことを、探索者と呼びます。
 国が《大樹界》への探検を奨励し、高額な報酬を約束したことで探索者は急増しました。
 国は探索者たちのために彼らを支援する組織をつくりました。この組織は探索者ギルドと呼ばれます。探索者ギルドの主な役割は以下のようなものです。


  • 探索者への仕事の斡旋
  • 探索者の仕事に対する評価と報酬の支払い
  • 戦闘技術や魔法の訓練
  • 探索者として必要な装備品の売買
  • 《大樹界》や魔物、遺跡についての情報提供
  • 探索者向けの宿泊施設などの管理運営

 探索者の多くは、ギルドに所属しているわけではありません。ギルドは、あくまでも探索者たちを支援して、《大樹界》への探索や遺跡の調査、古代の遺物の発見などを推進することを目的とした組織なのです。そのため、探索者たちは探索者ギルドとは無関係に《大樹界》に乗り込み、未踏の領域を踏破してその場所の地図を作成しています。この地図を探索者ギルドに持っていくと、その正確さや詳細さによって決まる値段で買い取ってくれます。また、古代の遺跡を探し、内部を探索して古代の遺物を持ち返ってくる者たちもいます。こうした古代の遺物もギルドが買い取ります。
 しかし、なかなか探索が進まない地域については、ギルドが探索を依頼することもあります。さらに、新たに発見された遺跡の調査、危険な魔物の退治、行方不明になった探索者たちの調査などの仕事も斡旋しています。ギルドは常に仕事を斡旋していますが、よほどお金に困っている探索者たちでもない限り、こうした仕事を引き受けることはありません。なぜから、ギルドの斡旋する仕事は極めて危険度の高いものが多いからです。
 このため、ギルドにはこれら危険度の高い仕事を専門に引き受ける専属の探索者たちがいます。彼らは、一般の探索者たちのなかからスカウトされたり、幼い頃から訓練を施されてきた者たちです。彼らの多くは、高い戦闘能力、危機回避能力を持ち、一般の探索者たちから畏怖されています。彼ら専属の探索者たちは、格安でギルドの施設を使用したり、必要な装備品などを売買したりできます。

世界の神話

  • 創世期
     世界はなく、暗闇のなかに海だけがありました。海には〈古き者〉たちが漂っていました。
     そこにどこからともなく光が現れ、大陸をつくりました。光は最初の人間の一族をつくりました。彼らは神人と呼ばれました。
     神人たちは、自らを創造した光を≠ニ呼びました。

  • 神人たちの時代
     神人たちは神≠フ祝福を受け、大陸全体を支配する巨大な帝国をつくり上げました。
    また、彼らは神≠ニの契約によって魔法の力を手に入れます。

  • 神人の失墜と《大樹界》の誕生
     永遠に続くかに見えた繁栄のときも、やがて終わりを告げます。神人たちの繁栄に嫉妬した〈古き者〉たちが、一部の神人をそそのかして戦いを起こしたのです。魔法の力を使った戦いは激しく、大陸は破壊されました。
     これを見た神≠ヘ、〈古き者〉たちを海の底深くへと退けました。そして、神人からその祝福を取り上げ、神人をへと落としたのです。さらに神≠ヘ、人々を大陸の数カ所に離れ離れにさせると、大陸を深い森で覆い、人が互いに行き来できないようにしてしまいました。これが《大樹界》です。

  • 魔物と星々の誕生
     神≠ノよって退けられた〈古き者〉たちのなかには、森や山の陰、川や淵の底に身を隠して大陸に残ったものたちもいました。彼らはやがて魔物たちを生み出し、魔物たちのとなります。
     こうした魔物たちの誕生を知った≠ヘ、ふたたび彼らが人をそそのかさないように監視することにしました。神≠ヘ自らの身体を大きな欠片と小さな欠片、さらに細かな欠片へと砕き、絶えず空から魔物たちを監視し、世界を見守ることにしたのです。
     神≠ェその身を砕いてつくった大きな欠片は太陽となり、小さな欠片はとなり、さらに細かな欠片は星々となったのです。

宝石魔法について

 魔法は神人が神≠ニの契約によって使えるようになった特別な力です。これは、神の奇跡を、契約に基づいた供物と祈りの言葉によって引き出すものです。供物の多くは宝石です。宝石は光である神≠フ力を象徴するもので、どのような奇跡を欲しているかによってどの宝石を使うかが決まっています。これは宝石の性格によって決まっているもので、たとえば紅石は火を表し、攻撃的な性格をしています。また、緑石は土を表し、防御的な性格をしています。宝石はほかにも、青石紫石水石白銀石黄金石などがあります。
 このように、宝石を供物として使うため、この魔法は宝石魔法と呼ばれています。
 宝石魔法の技術や知識については、探索者ギルドで教えてくれます。また宝石は探索者ギルドで買うことができます。冒険の途中で手に入れることもあるかもしれません。

〈古き者〉たちと魔物について

 〈古き者〉たちとは、≠ェこの世界にやってくる以前の暗闇のなかのに棲んでいた者たちのことです。その姿は名状しがたいもので、ひとつとして同じ姿を持つ者はいないと言います。
 〈古き者〉たちのほとんどは海の底深くに潜んでいます。が、一部は大陸に残っています。

 大陸に残った〈古き者〉たちは《大樹界》に棲みつきました。彼らはやがて、眷属とも呼ぶべき子供たちを生み出しました。それらの者たちが魔物となり、それらを産んだ〈古き者〉たちは魔物たちの神となりました。このため、魔物たちは彼らを産んだ〈古き者〉の姿に似ていると言われています。

いざ、謎と危険に満ちた冒険の旅へ

 我々が《大樹界》の探索をはじめて、またそれほど長い歳月は経っていません。そのため、あの≠フ嘆きによって生み出された果てしない森の深い闇のなかには、まだまだ我々の知らない危険が潜んでいるはずです。しかし、その危険を乗り越えた先には、きっと我々をこの古い呪縛から解放してくれる希望があるに違いありません。その希望を見つけ出すのは、もしかしたらあなたかもしれませんね。

 さあ、出発してください。栄光か、か。すべては、あなたの勇気知恵によって決まります。

ゲームの遊び方

 『アザングラの大樹界』は、ジー・モードiモード用ゲームサイトGet!!プチアプリ≠ノて配信されています。アクセス方法は以下の通りです。

情報料 月額100円または200円(税別)
アクセス方法 iMenu

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ジー・モードHP http://www.g-mode.co.jp/
※ この記事で紹介したゲーム画面やゲーム内容は、すべて開発中のものです。
  変更されている場合がありますので、ご了承ください。

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