ストン: |
ふむ……なるほど、早くもこれが来たか。昔から人気の、《髑髏の騎士》を主体にしたデックじゃな。 |
ナチュ: |
『千年皇国の栄光』で登場した《髑髏の騎士》ですね。騎士の姿をしただけのスケルトンなのに、やたらとカッコイイですね。 |
ストン: |
『千年皇国の栄光』をBOXで予約した人には1つにつき1枚プレゼントされとったから、多めに持っとる人は割とおるかもしれんの。 |
ナチュ: |
ぶっちゃけ、強いんですか? |
ストン: |
強い。「スペル:*」とアイテム枠の双方を持っている上、基礎能力も普通にある。更に「□闇の波動」で「属性:聖」のユニットを、死亡でも破棄でもなくゲームから除外、じゃからな。対抗の数や多彩さでは、他の追随を許さん勢いじゃ。 |
ナチュ: |
デック全体を見ると、ユニット少なめの印象ですね。 |
ストン: |
うむ。《髑髏の騎士》や《採魂の女神ブリュンヒルド》など、特殊能力とスペル枠やアイテム枠のあるユニットで、できるだけ犠牲を出さずに前に押し進むデックじゃの。 |
ナチュ: |
《採魂の女神ブリュンヒルド》って、どんなカードなんですか? アンデットとか魔属性とは、なんか仲悪そうなんですけど。 |
ストン: |
レベルがこのユニットの攻撃力以下……つまり、基本の攻撃力は2じゃから、2レベル以下のユニットを破棄させる能力、「□採魂の炎」を持ったカードじゃな。対抗で使えるという点もポイントじゃ。
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ナチュ: |
むむ? 4レベルが行動完了になって、2レベルを倒す……? それだけ聞くと、ちょっと微妙な感触。悪くはないと思いますけど。 |
ストン: |
じゃが、《ワイト》で狙う相手のレベルを下げたり、ブリュンヒルドの攻撃力を上げたりすると、倒せるユニットは格段に広がる。カード同士のコンボの中核をなす、という意味では《髑髏の騎士》と、似た傾向のユニットといえるじゃろう。 |
ナチュ: |
魔属性のいる偶数デックですから、《スワンプ・ヒドラ》もいますね。 |
ストン: |
魔のスペルが入るデックじゃったら、多少無理しても入れる価値のあるカードじゃからな。それ以外は、基礎の攻撃力や防御力は低いが、対抗が優秀なカード揃い。同時が来なければよいのじゃが、はてさて。 |
ナチュ: |
聖とか魔のカードって、そういうの多いですよね。 |
ストン: |
そうじゃの。さて、では次に行ってみるかのう。 |