ストン: |
……来てしもうたか、この時が…… |
ナチュ: |
な、なんですか博士。《レミングの大群》に、何を震えてるんですか。 |
ストン: |
いや、診断者としての如何が問われると思ってのう。しかし……よく見ると様々な属性のスペルも入ってる、マルチなデックになっておるのう。むしろアニマルデックというべきか。 |
ナチュ: |
《レミングの大群》はアニマルもコストに出来ますからね。 |
ストン: |
うむ。特殊能力の「◎陸を覆う影」はイニシアチブも上昇するから、先攻を取って攻撃、という手段は取れそうじゃ。 |
ナチュ: |
《レミングの大群》て、何枚でもデックに入れられるからたくさん入れたくなりますよねぇ。 |
ストン: |
そこをあえて2枚だけ、としてフィニッシュに用いるという構成が、投稿者のクオ殿の工夫とこだわりを感じるのう。 |
ナチュ: |
ただ、《ピュートーン》どころか、《ピクシー》になすすべがないんですよね……。 |
ストン: |
そういう相手は、避けて通れ! ……それしかない! |
ナチュ: |
うっ……そ、そうですね。 |
ストン: |
あるいは、コメントにあるとおりリミット10の地形でしのぐという考え方もあるが……相方は2レベルユニットじゃ、過信はできん。 |
ナチュ: |
じゃあどうしたら? |
ストン: |
別のユニットを主力として正面に構えさせ、《レミングの大群》たちは脇から進軍させて本陣を狙う。その辺を基本方針としてやっていくのがいいじゃろうのう。とにかく、明らかに勝てん敵は相手にしてはならん。 |
ナチュ: |
別のユニットって、なんです?《大砂蟲》ですか? |
ストン: |
まあ、そやつも悪くないが。ふさわしいのはズバリ、《神獣ナラシンハ》じゃな。スペルを持ち、またアニマルをコストに、自らを強化できる。コストとして捨てられたアニマルのカードが《レミングの大群》のコストとして再利用できる。一粒で二度おいしいぞい。 |
ナチュ: |
おぉ。 |
ストン: |
ナラシンハの特殊能力はコストになるユニットの攻撃力や防御力が重要じゃからして、《灼熱の魔狼フェンリル》などを採用するのもいいじゃろうな。アイテムは、《日輪の紋章》やら《虹の詰まった指輪》やらの装備品を少しだけ入れておくと良いかもしれん。 |
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ナチュ: |
なんか、だんだんレミングから離れていってませんか? |
ストン: |
いや、レミングを活かすためには周りを整えねばならんのじゃよ。他にも、スペルを使うアニマルなら《スモーカー・ウータン》辺りは頼りになるユニットじゃろうな。 |
ナチュ: |
なるほど。でも、レミングって、見れば見るほど50枚でレミングオンリーデックを組みたくなりますよねぇ。 |
ストン: |
限りなく妄想に近い夢じゃからな、それ(笑)。 |
ナチュ: |
いや、いけます! いつかレミングの群れで、本陣を陥落させてみせます! |
ストン: |
ファンデックに魂を賭けるのもまた、モンコレかのぅ。それでは、今回はこんな所で。 |
ナチュ: |
絶対に勝ちますよ! |
ストン: |
ダメじゃの、こりゃ。また次回! |