Q
I -01 |
部位を複数持つ魔物やキャラクターに「対象:1体」の魔法を行使すると、すべての部位に効果がありますか? |
A I -01 |
いいえ、部位を複数持つ魔物は部位ひとつを「1体」として扱うため、対象とした部位のみに効果があります。 |
Q
I -02 |
魔物などは、知能が低くても【ファイア・ウェポン(⇒『
I 』189頁)】など、有利になる効果の魔法を敵対する陣営のキャラクターから受けるとき、抵抗しますか? |
A I -02 |
はい、抵抗します。
魔物は知能や生態に関わらず、敵対する陣営から受けた魔法の効果は抵抗を試みます。【ファイア・ウェポン】などの「抵抗:なし」の魔法は、敵対するキャラクターが望まない限り、効果を発揮しません。 |
Q
I -03 |
キプロクス(⇒『
I 』352頁)の特殊能力「なぎ払い」は、キプロクス自身のほかの部位に効果がありますか? |
A I -03 |
「戦闘時のルールに関するQ&A
--広範囲の効果」を参照してください。 |
Q
I -04 |
複数の部位を持つキャラクターが〈ヒーリングポーション(⇒『
I 』248頁)〉を飲んだ場合、回復するのはどこですか? |
A I -04 |
自らの持つ任意の部位のHPを回復させられます。
どこのHPを回復させるかは、魔物(GM)が自由に選択できます。回復するのは部位ひとつだけです。 |
Q
I -05 |
部位のHPが0になった状態は、
「1:破壊された=少なくともその戦闘での回復は絶望的」
「2:単体キャラクターであれば気絶の状態=能力を取り戻すには、【アウェイクン】などが必要」
「3:単純な使用不能状態=HPさえ回復すれば、即座に使用可能状態となる」
のどれですか? |
A I -05 |
生死判定を行い、成功すれば「2:気絶と同等」、失敗すれば「1:破壊」です。
GMは望むならば、この生死判定を省略して、即座に破壊されたものとしてかまいません。
ただし、これらの結果が起こっても、ルールに定められた以上の悪影響は発生しません。胴体を破壊されたキプロクスであっても、歩行に支障はありません。 |
Q
I -06 |
キプロクスに【スリープ】を使いたいのですが、頭部にだけかければ十分ですか? |
A I -06 |
いいえ。複数の部位を持つキャラクターには《魔法拡大/数》を利用し、部位すべてに魔法を行使する宣言が必要です。
複数部位を持つキャラクターに対して魔法が行使される場合、まず、GMは、それが「部位個別に効果適用されるべきもの」か「特定部位に効果を与えたら、全体が影響を受けるものか」を判断します。各種のダメージ魔法や、【パラライズ】【ブラント・ウェポン】は前者であり、【スリープ】や【ブラインドネス】は後者です。
前者の魔法は、魔法を使うキャラクターが、自由に部位を選択して対象として選ぶことができます。《魔法拡大/数》がないものが、部位1つだけを目標として魔法を使うことも可能です。そして、効果は個々の部位ごとに適用されます。
しかし、後者の場合には、《魔法拡大/数》を利用し、すべての部位を対象としなければなりません。その後、1回だけの行使判定を行い、その魔法が効果を上げたかどうかを決定します。
頭部が寝たキプロクスは、部位すべてが寝た状態になります。そして、どの部位にでもダメージを受けたなら、全体が覚醒します。 |
Q
I -07 |
では、【ブラインドネス】がかかったキプロクスに【キュア・ブラインドネス】や、【スリープ】がかかったときに【アウェイクン】をかける場合はどうなりますか? |
A I -07 |
【ブラインドネス】や【スリープ】と同様に《魔法拡大/数》を利用し、部位すべてに魔法を行使する宣言が必要です。
その後、1回だけの行使判定で達成値比較によって、効果が発揮できたかどうかを決定します。
これもまた、「特定部位に効果を与えたら、全体が影響を受けるもの」です。 |
Q
I -08 |
尻尾が行動不能になったキプロクスに【スリープ】をかける場合は、拡大は2倍ですか? 3倍ですか? |
A I -08 |
2倍です。
使用できなくなった部位は、数の勘定に入らなくなります。これは魔法行使に限らず、乱戦エリアの通り抜けを裁定するときも同様です。ただし、グラップラーの《投げ攻撃》においては、最初に存在する部位数が、それを可能かどうかを決定します。動いているのが頭ひとつだけになったからといって、キクロプスを投げることはできません。 |
Q
I -09 |
尻尾が行動不能になってから、【スリープ】で寝てしまったキプロクスに【アウェイクン】をかける場合は、拡大は2倍ですか? 3倍ですか? |
A I -09 |
どちらでも可です。
2倍拡大で、頭と胴体だけ【スリープ】からの覚醒を試みることもできますが、3倍拡大すれば、それと同時に、尻尾をHP1の状態で気絶から回復させることができます。
気絶からの回復は自動ですが、達成値の比べあいの結果、【スリープ】が解除されなかった場合、尻尾は他部位同様寝ている状態になります。 |
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