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TOP > ユーザーコンテンツ > 著者インタビュー > マグナ・スペクトラ(2004年11月)
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マグナ・スペクトラ発売迫る!
++ 第3ラウンド ++
ストーリーについて

北沢: 12月末売りの「ドラゴンマガジン2月号」から、なんと6回連続の連載で、『マグナ』の小説が始まるとのことですが。
秋田: は、はい。
北沢: 実にモンコレ連載の時の倍の尺ですね(笑)。
秋田: すみませんすみません、ホントすみません(汗)。
北沢: いや、謝らなくても(笑)。それで執筆状況は……快調ということにしておいたほうがいいですか?(笑)。
すみません、そうしておいてくださいすみません(汗汗)。
一同: (笑)。
北沢: 真面目な話(笑)かなり執筆は進んでいるそうですが、どのようなキャラクターやどのようなストーリーが展開しているのでしょう?
秋田: 未熟な少年が、ちょっとずつ成長するという……いじょ。
北沢: 年冒険活劇の王道ということですね(笑)。その少年が、どのようにマグナに関わってゆくのでしょうか?
秋田: (黙って遠くを見つめる)。
北沢: 帰ってきてください(苦笑)。
安田: (笑)。まあ簡単に説明すると、少年と姉の物語です。その二人の関係が、魅力的に描かれていますよ。
加藤: 実生活の経験が活かされているわけですね(笑)。
秋田: 違いますっ(←弟さんがいるのです)。
安田: お姉さんを秋田だと思って読んだら、見方が変わるなぁ(笑)。
秋田: 違いますってばー(汗)。
安田: まあまあ、それはともかく(笑)。秋田もソード・ワールドの「へっぽこ」シリーズの長編や短編で好評を得て、力もつけてきているから、このあたりでオリジナル長編に近い形で小説をやってもらいたかった。だから僕も原案、監修として注文をつけたり面白いところをもっと伸ばすように指示はしたけれど、基本は秋田みやびの作品です。ですから読者のみなさんにはすごく期待してもらいたいですね。
北沢: いち小説読みとして、僕も期待しています。
安田: 「へっぽこ」シリーズのファンの人の期待も裏切らない面白さがあります。姉と弟との関係など、すごくよく描けていますよ。事件の数々も非常に魅力的です。
秋田: 弱っちい少年がそうした事件に出会って世の無情を知って、学び取っていくお話です。
北沢: 無情な話なんですね(笑)。
秋田: あれ?(笑)。
北沢: では、テーマは無情?。
加藤: 少年の成長とちごたんかい(笑)。
秋田: そうそう。少年の成長と挫折……あれ?(笑)。じゃあ未知に対する好奇心ということにしておきましょうか?(棒読み)。
北沢: しておいてください(笑)。それで、せっかくゲームと関係する小説なわけですから、ゲームとの繋がりなどは工夫されているのでしょうか?
秋田: はい。もちろん小説ですからゲームそのままというわけにはいきませんが、雰囲気やキャラクターなどにいろんな形で反映はさせています。
安田: 主人公がいきなり英雄じゃ面白くないから、そこは違うけどね。つまりへっぽこ(笑)。
秋田: でも主人公の出会う人たちの中には、すでにカードになっている人物も登場します。呪文とかも、カードに登場するものを使っています。その辺りは、カードと合わせて見ていただけると「そんなんウソや!」って突っ込めると思います(笑)。
北沢: 突っ込み前提ですか(笑)。
安田: 世界の秘密がだんだんわかっていくところも、楽しみにしていてください。(ぼそっと)特にモンコレファンのみなさん。
一同: (笑)
北沢: あと、『マグナ』では小説担当の秋田さんが、カードのフレーバーテキスト(ゲーム世界の雰囲気を盛り上げるため、余白に書かれるショートストーリー)も担当してらっしゃいますよね?
秋田: はい。
北沢: それは小説とも関わってくるのですか?
秋田: (しばし考え込む)……あるところはあると思います(笑)。
北沢: そのあたりも、注目したいところですね(笑)。

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