ゆうみん: |
アンソロジー2は、すごいラインナップです! びっくりするくらい執筆陣が豪華です。その中で別の意味でびっくりな作品が混ざっています。
今回の特集ではそんなびっくり作品の著者に、代表でお話を伺ってみようと思います! さっ、ささっ、友野さん、ずずいと前へ! |
友野: |
……16年ぶりの、しかもデビュー作の再録って普通ありえへん……、ほんま勘弁してくださいよ!(照) |
一同: |
(笑)。 |
ゆうみん: |
友野さんの『不思議な地底探検』。こちらは、ホビージャパンさんから出ていたゲーム雑誌『RPGマガジン』に掲載された作品なんですよね。しかも冒険の舞台がまた特殊で。 |
友野: |
あの時は、富士見書房さん以外のところに掲載されるからアレクラスト大陸は使わなかったんだよ。だからといってまったく新しい世界を創造してもSWで遊ぶ意味がないから、ちょっと変わったことをやりましょう、という……まあ、あの〜、ね……、デビューですから、気負ってたわけですよ! 新人でしたし!! |
一同: |
(笑)。 |
篠谷: |
今、友野さんから照れくさいって気持ちがぶわって出たのがわかります(笑)。 |
ゆうみん: |
友野さんのそんな時代が読めちゃう本。
文庫未収録だったとはいえ、かなり昔の作品ですよね。今回のアンソロジーに加えることになったきっかけは? |
清松: |
『R&R』に掲載された2つのリプレイを文庫化するにあたって、単純なページ枚数的にも物語的にも、あともう一本ほしい。じゃあ、何がいいかな? という打ち合せをしていて、誰かが書きおろすという案もあったんだけど、そこで……。 |
友野: |
そういえば収録されてないのが1本あったなぁ、とボスが、ふと思い出されて。
昔の作品なので恥ずかしく照れくさくはありますが、日の目を見せていただけたのは、大変ありがたいことです。 (こぼれ話5 加筆修正はあるの?)
あとは、読者さんに楽しく読んでいただければ、これに勝る幸せはございません。 |
ゆうみん: |
スニーカー文庫の『ファイブリア』シリーズをお読みいただいている方には懐かしく、未読の方には、こんな作品もあるんだ、とお手にとっていただいて……。 |
友野: |
ええ、そうしていただきたいのは山々ですが、たぶん今は手に入りにくいと思いますね(苦笑)。 |
ゆうみん: |
そうですねぇ。何せシリーズ最終巻の『ザ・ラスト・オブ・ファイブリア』が10年前ですもんね……。
もし興味をもたれましたら、こちらのリスト(ガープス関連作品のルールブック・サプリメント(第3版)/小説長編/リプレイ))を参考に探してみてくださいね。 |
清松: |
……(ぼそり)本当は、収録されてないリプレイってまだ他にもあるんだけどね。 |
ゆうみん: |
じゃあ、それらも今後アンソロジーの3、4……と続いていけば、再録されるかもしれないわけですね! |
清松: |
いやぁ……(なぜか目線が明後日の方向)。 |
ゆうみん: |
きっと読者のみなさんは、『不思議な地底探検』が再録されたのをきっかけに、他の作品もいつか……と思っていらっしゃるはずですよ! |
友野: |
なので、もし『不思議な地底探検』の続きが読みたい、あるいはまだ単行本化されていないリプレイを読みたい人は、アンケートはがきにご記入のうえ富士見書房さんに出してください。 |