リーフ |
ではまず、入り口に仕掛けた落し穴ですが……。 |
GM |
(ころころ)あ、たまたま避けた。4匹目が落ちたな、でも中に仕込んだ薬は効かない。 |
ハービィ |
あんまり効き目なかったね。しかたないから、気をとりなおして巣穴の中に逃げこむ振りをしながら、トゲトゲをしかけた通路におびき寄せよう。 |
GM |
「うぬぬぬ、こうなったら!」とカース様も歯ぎしりしながら君たちを追いかける。 |
リーフ |
はははは、そんなにたくさん寄り集まっても、うさぎ一匹誘惑できないエセ催眠術師に私たちがつかまると思ってるんですかー(笑)。うちには人間まで操ってみせる本物の妖術使いがいるんですからねーだ。 |
ハービィ |
走って逃げながら挑発してるし。 |
リーフ |
(ころころ)大丈夫、私は罠の位置は完璧に記憶しています。 |
GM |
「むむむ、どこまでもしゃくに障るうさぎめ!」 |
タイガー |
けっこう熱い男だったんだな、カースって。イタチでなきゃいい友になれそうだ。 |
GM |
うーん、理性飛ばして走ってたら、トゲトゲには自動的にひっかかるだろうなあ。ここの罠を仕掛けたのはブルーローズだよね、《罠》技能の成功値マイナス3匹くらいならひっかかってあげよう。最低1匹は罠にかかるけどね。 |
ローズ |
はーい(ころころ)。あ、6成功だから3匹ひっかかってくれたよ。 |
GM |
げ、そんなに? 「ぎゃー、いててて!」と叫びながら、前列の3匹のイタチたちが転げまわった。転ぶとさらに背中まで傷つくので、とても辛い(笑)。それを踏み越えながら、さらに後続のイタチたちが……。 |
ルー |
で、その通路を抜けたところには、さらに落し穴が……。 |
GM |
あったんだよなあ。(ころころ)うん、落ちてる。ここの眠り薬は効いちゃったな。 |
リーフ |
イタチは全部で10匹でしたね。……というか、私には数えられないんですが。 |
GM |
うん、でもすでに落し穴に2匹、トゲトゲで3匹戦線離脱してるから、残りは雑魚5匹とカース様だ。 |
リーフ |
は、もう私にも数が数えられる! みんな、あと少しです、あとたった6匹! 勝利は近いですよ! |
ローズ |
うそお、まだたくさんいるよ(普通のうさぎに数えられるのは4まで)。あたし、この部屋にイタチが入ってきたら、片っ端からテレパシーで《叫ぶ》。もちろん、隠し扉の内側からだけど。 |
GM |
ぎゃあ! 《精神障壁》があるはずなのに突き破られて2匹撃沈。「頭が痛いぃぃぃ!」 |
リーフ |
はははは、どーしたんですか、イタチさんたち。具合でも悪いんですかー? ばたばたと倒れてるじゃないですか。出直してきたほうがいいんじゃありませんかー?(挑発) |
GM |
「あああ、何かいちいちムカつく!」 |
ハービィ |
じゃあ、残りを次の通路に誘導する。ここには人間の最終兵器・とらばさみが仕掛けてあるんだから。 |
タイガー |
全部のイタチが次の通路に入ったことを確認してから、隠し通路を出て、頭を抱えて転がるイタチをしばきにいく。……オレ様なんだかつまらんぞ。 |
ローズ |
だいじょうぶ、きっと最終局面では兄貴が頼りだよ。 |
リーフ |
そろそろ秘密出口から出た追撃部隊も正面入口に到着しているでしょう。落し穴にはまったイタチをボコボコにしてくれると助かるんですが。 |
GM |
うん、聴覚判定に成功すれば、後ろのほうからイタチの悲鳴が聞こえてくるよ(笑) |
タイガー |
うまくやってるようだな、魂の兄弟! |
GM |
ダンデライオンくんは、トゲトゲに痛めつけられて巣穴から出てきたイタチを風車のように回りながら蹴り飛ばしている。 |
ルー |
すごいすごい! |
ハービィ |
わたしたちも頑張ろうね、さてとらばさみの罠の仕掛けは……。 |
ルー |
これは専門家のルーが仕掛けたよ(ころころ)、うん会心のできばえ。ちょっと見破れない自信アリ。 |
GM |
げ、8も成功されたら見破れるわけがない。派手な悲鳴を上げて先頭のイタチがのたうちまわる。「いでででで!」 |
リーフ |
にやりと笑って振り返りましょう。ふふふ、うさぎの恐ろしさがわかりましたか? |
GM |
うさぎ一般はともかく、君たちが十分恐ろしい存在だということはわかった。 |
リーフ |
残る雑魚イタチはたったの2匹! さあ、みなさんやっちゃいましょう! と《指揮》で隠れていたうさぎたちみんなをけしかけます。これだけ善戦しているのを目の当たりにすれば、きっとモラルも上がっているはず。 |
ハービィ |
みんなで、巣穴をまもるのよー! |
タイガー |
オレたちも《叫び》で朦朧としているイタチどもを完全に気絶させたら、隠し通路をつかって、その広間にむかうぞ。 |
ローズ |
はーい。たふたふ。 |
ルー |
合流、合流。 |
GM |
ではシンキングリーフの号令一発。待機していたうさぎたちが飛び出してきたぞ。雑魚イタチ1匹につき、10匹くらいが群らがってカプカプと噛みはじめる。 |
ルー |
うわ、なんだか痛そう。 |
GM |
すげえ痛いよ。しかし、うさぎたちはカース様には向かっていかない(笑)。 |
リーフ |
それでいいんですよ、彼をしとめるのは私の下僕たちの役目ですからね。 |
ハービィ |
……(投げやりにつっこみのしぐさ)。 |
GM |
「ふ、部下など初めから当てにしてはいない。この黒い魔王と呼ばれたブラックカース様一匹で、この巣穴のうさぎどもを皆殺しにしてくれるわ!」 |
ルー |
ふん、こっちにだって黒い悪魔がいるんだい!(笑) |
タイガー |
ちょっとまて、悪魔かオレは! |
GM |
よし、真打ちも到着したか。ではイニシアティブを決めよう。……とほほ、こんなに部下が減るとは計算外だなあ。 |
ハービィ |
トゲトゲの罠がすごく効いたしね。 |
ローズ |
ほめてほめて(笑)。 |
ルー |
今回はルーからだよ、まずは蹴る!(ころころ)……すか。 |
GM |
ふ、ぬるいわ。 |
ハービィ |
かゆかゆ薬を準備。 |
タイガー |
オレ様、カースに蹴りかかる……前の準備に、ハービィからもらったドーピング薬を飲む(笑)。 |
リーフ |
まだ飲んでなかったんですか! |
タイガー |
いや、薬を飲む宣言してなかったから……ついタイミングを計りそこねて(笑) |
ルー |
ちょっと待ってよー! それじゃ前に出ちゃったルーが危ないじゃないかー(あせあせ)。 |
GM |
ふふふ、ツキはこちらにあるようだ。では、目の前の一番凶悪そうな黒うさぎの精神に接触して(ころころ)……うん、心が通じ合った。次のターンには《精神操作》してやる。 |
ローズ |
うーん、あたし今回ちょっと傍観。超能力効く気がしないし。 |
ルー |
ルーはもっかい蹴る(ころころ)。当たり! ダメージは3点。 |
GM |
う、けっこう痛い。 |
ハービィ |
そろそろと近づいて……カースくんにぺたってかゆかゆ薬を引っ付けようとする。(ころころ)失敗。すごすご帰ろう(笑) |
タイガー |
何しにきたんだ、一体(笑)。 |
GM |
うう、せっかく精神をつないで操作するための準備を整えたのに、今のを避けたら超能力の集中切れちゃったよ。 |
タイガー |
オレ様の出番だな。今度こそ本気で《後ろ回し蹴り》だ。(ころころ)フェイント成功値は4。 |
GM |
ぐ、ちょっと効いた。 |
タイガー |
よし、当たった。8点切り! |
GM |
痛い! でもカース様は面の皮の厚いイタチなのだ(けっこう防護点があるらしい)
もう精神の接触が切れた時点で《精神操作》はあきらめた。体力25の《格闘》の威力見せてくれるわ! |
ルー |
25……(呆然)。 |
タイガー |
貴様何者だ! ……ああ、イタチか(笑)。 |
GM |
わかってるなら聞くなよ(笑)。では、攻撃(ころころ)当たってる、ちなみに2Dプラス1の刺しダメージだ。死にごろだぞ。 |
タイガー |
死にごろって……(ころころ)ひらり。 |
ローズ |
うーん、ヒーリングの《治癒》の準備。兄貴、死にそうになったらこっち見てね。 |
ルー |
蹴る! (ころころ)当たった、2点。 |
ハービィ |
あ、ルーがちまちまとダメージを与えてる。わたしはふたたびかゆかゆ薬を……(ころころ、失敗)ああん、あんまり動くな、カース!(笑)。 |
タイガー |
わがままなおねーさんだな。では《後ろ回し蹴り》! でや! |
GM |
今度は避けられん。当たったよ。 |
タイガー |
7点切り! |
GM |
「ぐううう!」しかしそう簡単に気絶はしないぞ。朦朧とはするけど(笑) あ、くらくらしてしまった。 |
ルー |
蹴る! (ころころ)当たった、4点。 |
GM |
なんでこんなひ弱そうなうさぎに、ちまちま削られなきゃならんのだ。 |