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オープニング&キャラクター紹介


 海は広いな大きいな。
 母の愛よりは浅くて狭いとゆーが、それでもなかなかに厄介な世界だ。
 人類に残された最後の神秘……といえば聞こえがいいんだけどね。

 この時代、じつは人類のほとんどは地球にいないのだ。環境を破壊しすぎちゃって、いられなくなったのだな。
 そこで、地球が自分の力で回復するまで宇宙の彼方で眠って待つことにしたのだ。本当に自然とともに生きるわずかな人間と、ドーム都市に閉じ込められた管理者たちを残してね。

 かくて、人間がいなくなった地球を守ってきたのは、遺伝子操作で高い知能を得た、スーパーチンパンジーや、スーパーゴリラ、あるいはスーパードックにスーパーエレファントたち。

 そして海を守るのが、我らが主人公、イルカさんたちってわけなのだ。

 もちろん、ただのイルカじゃない。遺伝子操作のおかげで、知能は人間並み。他にも、いろんな特殊能力をそなえている。

 ではでは、登場するキャラクターたちを紹介しよう。時々、意味不明な単語もまじっていると思うけど、それは「ガープス・ドルフィン用語事典」を参照してね。二重かぎかっこや、二重のやまかぎかっこで囲まれている単語は、使われているTRPGシステム、ガープスの用語やドルフィン世界独自の単語なんだ。用語事典になければ、好評発売中の『ガープス・ベーシック完訳版』を参照しよー。




 
ホクト
 (イルカ/オス)
 『直情』なくせに優柔不断な、熱血リーダー。リーダー歴は浅いらしく、時折指揮もたどたどしい。『食いしんぼう』ヒトデをひっくりかえすのが大好きという、本能に忠実に生きる、《導き手》《闘士》

 
マリン・スノー
 (イルカ/オス)
 《学者》《交渉者》『テレビ中毒』のうえに『怠惰』なので、趣味はもっぱら通販というとんでもない『浪費家』。現在文句なしの問題児ナンバーワン。
『色素欠乏』なので、色が白いらしい。

 
プレアデス
 (イルカ/メス)
 通称ビッグ・ママ。ほとんどミニクジラな『巨人症』『熱狂/トリトン』で、ルシーネの保護者。サメにも遠慮なく喧嘩を売る、とんでもない《慈母》《闘士》。どうやらバツイチらしい。

 
ルシーネ
 (人間/女)
 プレアデスを「ママ」と呼んで慕う、《トリトン》の少女。自然派人間の子孫で、15歳。父親と二人暮らしだが、お父さんはいつも留守。それなりに美少女らしいが、周りはイルカだけしかいないので、ほとんど気付いてもらえない。海洋生物とばかり付きあっている、『大人には狭量』なこの娘さんの将来には、かなり心配なものがある。テレパシーでイルカたちと会話できる。

 
ジョー
 (メカ/性別なし)
 ルシーネの面倒を見てくれる、自動追尾メカ。トリトンが、先祖代々受け継いでいる海中万能ツールである《ルカー》の一種。イルカに似た形で、コンピューターを内臓し、さまざまなサポートを可能にしてくれる。

―第2話から登場―
フーバー
 (イルカ/オス)

 旅に出たビオラのかわりに派遣された新たな《唄い手》で、『朴訥』で海に『義務感』を持つ。いい奴なのかもしれないが、「ニョモニョモに常に見張られている」という『妄想』を抱いているせいで、どうも周りから理解されにくい。やはりころころと太っている。
 


―第1話のみ登場―
ビオラ
 (イルカ/メス)


 ころころ太った、一見おおらかそうな《唄い手》『人間には狭量』だが、トリトンだけは別らしい。その分『科学恐怖症』なので、テレビを持ち歩くマリン・スノーへの当たりはきついようだ。海の平和を守るという『誓い』を立てた、パーティの良心だった。

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