ゲームマーケット2014秋 後編 |
ゲームマーケット2014秋 レポート |
執筆:伊勢淳三 /2014年11月 |
みなさま、こんにちは。
先日の安田 均インタビューでもお知らせしていましたように、グループSNEのボードゲームメーカーとしての活動も、おかげさまで1周年を迎えることができました。
思えば、昨年の秋に始まったグループSNEのボードゲーム/カードゲームの製造販売は、
- SNE定番シリーズの最新作となります、協力型ホラー・ボードゲーム『ゴーストハンター13タイルゲーム』
- ドイツKOSMOS社の2人用の対戦ボードゲーム『タルギ完全日本語版』
そしてやや遅れて、
- 手軽なのに独特のプレイ感が楽しいドイツのカードゲーム『王宮のささやき』
という3作品で幕を開け、ゲームマーケット2013秋にてメーカーとして初出展しました。
それからほぼ1年となりますゲームマーケット2014秋、会場での先行販売に向けて制作を進め、会場にて初お目見えとなった新作は
- ゴーストハンター13タイルゲームの拡張セット第2弾『ディアブロ・ドゥ・ラプラス』
- ドイツKOSMOS社の2人用対戦カードゲーム『アサンテ完全日本語版』
- ドイツゲームの巨匠による、手軽で楽しいカードゲーム『ライナー・クニツィーア ポイズン』
という3点でした。
1年の間に、いろいろな新商品を発売させていただきましたが、奇しくも1年後に、最初のラインナップとそっくりな組み合わせの新商品3点が発売となりましたこと、何となく記念碑的な印象があって、感慨深いものがあります。
というわけで、ちょっと感傷的な出だしとなりましたが、グループSNEのボードゲームメーカーとしての活動開始と同時に入社した私、伊勢淳三がゲームマーケット2014秋の熱気に満ちた1日をレポートしていきます。
どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
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◆開場前 |
さて、ゲームマーケット2014秋の会場は、もうすっかりお馴染みとなりました東京ビッグサイト。
我らがボス・安田均、ゲームメーカーcosaicの代表でもあります秋口ぎぐる(=川上亮)とともにホテルを出発して会場へと向かいます。
と、その途中で荷物を満載した台車を押す一人の男性が。
「あ、カナイさん!」
カナイ製作所のカナイセイジさんが、手慣れた様子で商品を満載した台車を操っていたのでした。
欧米のゲームメーカーから引っ張りだこの大人気ゲームデザイナーとなっているカナイさんが、ご自身で本当に楽しそうに商品を会場へと運んでおられる様子に「デザイナーさんが活き活きしていて、やっぱりゲームマーケットはいいなぁ」と改めて実感を深めるの一行でありました。
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間もなくグループSNE/cosaicブースに到着。
すでに商品が到着しています。そして、ドイツ語に堪能で熱心なボードゲームファンの新人、石野力と、個人的にヘルプをお願いしたW氏もすでに到着していて合流。
さっそくテーブルの配置を開始します。
が、
「なんでこのテーブルクロス、こんなに小さいの!?」
持参したテーブルクロスの一部が想定外の小ささであることが判明。
ふ、不覚……!(←準備したのは伊勢です)
というわけで、こういう感じでごまかしつつなんとか設営。
うん、問題ないね!
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テーブルクロスからはみ出るテーブルの天板…… |
とにもかくにも、商品も試遊テーブルも準備は完了し、あとは開場を待つばかりです。
今回は先行販売を3点しっかり用意してきましたので、ご来場のみなさんにもきっと満足いただけるはず! とスタッフ一同の気持ちも昂ります。
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◆物販も大盛況 |
そして体験スペースも満員御礼です。
ボスも、石野くんも『ゴーストハンター13 ディアブロ・ドゥ・ラプラス』の体験プレイに大忙し!
そして、
午後1時30分
『ライナー・クニツィーア ポイズン』
先行販売分 完売
すかさず『アサンテ』と『ディアブロ・ドゥ・ラプラス』の売り場を広げます。
(やはりテーブルクロスが小さいなぁ……)
さらに、ここでご来場の方に、日頃のご恩顧を感謝いたしまして……
ご好評につき品切れとなっております2人用ボードゲーム『タルギ完全日本語版』、万が一の不良品交換用として保管しておいたわずかな在庫の一部をサプライズ出品!
こちらは本当に少ししかご用意できない商品でしたので、即座に完売となりました。
※再販にこぎつけたいところなのですが、海外ライセンス商品のため我々だけの判断では増刷できないのです。ただいま交渉を進めていますので、続報をお待ちくださいませ〜。
そして、引き続き好調に販売も体験プレイもお客さまが絶えないままに……
閉会
ご好評につき、持ち込んだ商品も大半が売れました。
あとは片づけをして……ん、何か忘れている気がするぞ。
今回、会場内まったくまわれてない!!!!
なんたる不覚……。
というわけで、
会場内の様子は石野力、君に任せた!
→無責任なことに、後半へつづくのです!
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